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内閣府「未来技術社会実装事業」の採択を受け、地域再生計画「けいはんな学研区域(田原地域)における自動運転車を起点とした地域主体の持続可能なまちづくり」に基づく取り組みを進めています
四條畷市は、地域の課題をAI、IoTや自動運転、ドローン等の未来技術を活用し解決を図ることを目的とした、内閣府「未来技術社会実装事業」に応募し、全国12事業の中の1つとして採択されています。
令和3年3月30日に、新型コロナウイルス感染症対策を考慮しつつ、地域経済の活性化を行い社会実験の成果を市域全体のまちづくりに組み込み、四條畷市全体の活性化をめざすべく、地域再生法第5条に基づく地域再生計画を策定し、内閣府による認定を受けました。
地域再生計画「けいはんな学研区域(田原地域)における、自動運転車を起点とした地域主体のまちづくり」 [PDFファイル/568KB]
令和6年度
本計画に基づき展開している事業
住民参画の土壌があり、けいはんな学研区域にある田原地域を市の重点地域として、平成29年度から開始した「地域主体のまちづくり」を継続し、地域の魅力を高め、人を惹きつけ、地域の人が未来に希望を持ち、誇りに思うまちをめざし、人口減少克服と住民の定住化を図る地域づくりを行うため、次のとおり事業を実施しています。
自動運転車導入事業
高齢化が進むにつれて交通不便となる地域の人の移動が減少しないように、地域内移動に関し新たな技術を積極的に取り入れ自宅付近から近隣バス停(小規模商業施設や文化施設も含む)まで、また小規模商業施設と文化施設の間に限定したラストワンマイルとなる低速型自動運転車の導入検討・実証実験・実装を行う。
自動運転車両の運行が始まりました
田原地域内の移動に関するボランティアスタッフ
各年度 実証内容
- (令和5年度)自動運転車両試乗体験【実証実験終了】(令和5年8月4日~14日)
- (令和4年度)田原地域内移動支援サービス実証実験(令和4年10月1日~30日)
- (令和3年度)「ゆっくりカート」乗車体験(令和3年10月17日~31日)
各年度 計画・成果等
- 四條畷市自動運転等実証実験成果報告 (令和5年3月)
- 四條畷市自動運転基本構想・実施計画(田原地域) 策定(令和4年3月)
未利用地の有効活用協議事業
田原地域の中心地に未利用地で放置されてきた商業施設用地の有効活用策を土地所有者等の関係者と協議を重ね、地元住民の意見を取り入れた活用策を検討する場を設定する。
- グリーンホール田原の未来をみんなで考えようまちづくりワークショップ(令和6年9月~11月)
- 基本構想の策定(令和6年3月)
- 企業へのヒヤリング調査(令和5年12月~令和6年1月)
- 田原地域の未来を考えるまちづくりワークショップ(令和5年10月~12月)
- まちづくりに関する市民意識調査(令和5年10月)
- 公共空地等未利用地・可能性調査業務の公募型プロポーザルの実施・結果(令和5年7月)
- 田原地域の未利用地を活用した実証実験イベント(令和4年~)
令和4年度 10月8日、9日、22日、23日
自動運転に関しての地域の理解度向上事業
地域の方に対し、低速型自動運転に関する技術、安全、運行管理などの講習を行い、併せて地域課題を再認識してもらい、地域づくり、人材づくりにつなげる。高低差のあるこの地域を終の棲家として暮らし続けてもらえるよう、地域の魅力再発見に資する、地域が主体となったイベントを支援する。
- 河内長野市南花台地域内モビリティ「クルクル」視察(令和4年7月21日)
- 田原地域内移動支援サービス実証実験(令和4年10月1日~30日)
- 「ゆっくりカート」乗車体験(令和3年10月17日~31日)
- 自動運転車デモンストレーション(第3回スマートシティ推進フォーラム内)(令和3年10月16日)
- カフェ・ミーティングの開催
第11回(令和6年7月20日)
第10回(令和6年4月20日)
第9回(令和6年1月13日)
第8回(令和5年8月29日)
第7回(令和5年7月1 日)
第6回(令和5年4月15日)
第5回(令和5年1月24日)
第4回(令和4年9月10日)
第3回(令和4年6月25日)
第2回(令和4年3月19日)
第1回(令和4年1月15日)
地域の人づくり研修
令和2 年2 月に本市の地域課題の解消に向け、大学や地域企業、地元ボランティアが参画する「日本一前向き!」コンソーシアムを設立している。この協力を得て地域の子どもたちや地域住民に新技術に関する体験学習会の開催やフォーラムを開催し、次世代の人材育成を行う。また、地域経済の好循環の創出に向けた技術講習事業を実施する。また、新型コロナウイルス感染症対策として「新たな生活様式」が定着化できるよう、高齢者のデジタルデバイドの解消に向けた、電子決済の促進やオンラインシステムの利活用策などの講習を行う。
- 奈良先端科学技術大学院大学とコラボ「見守りアプリ社会実験&スマートフォン使い方教室」
令和5年度(令和5年7月6日~12月31日)
令和4年度(令和4年8月1日~令和5年1月31日)
令和3年度(令和4年2月1日~3月25日)
- スマホ教室
令和4年度第2回(令和4年7月7日、14日)
令和4年度第1回(令和4年5月23日)
令和3年度第2回(令和3年10月25日、11月4日)
令和3年度第1回(令和3年7月20日、27日)
- 小学生向けインターネット安心講座(令和3年11月19日、22日)
- 小学生向けプログラミング教室(令和3年11月10日から24日)
- スマートフォンを使った高齢者向け見守り・ヘルスケア社会実験およびスマートフォン使い方教室
令和4年度(令和4年8月1日から令和5年1月31日)
令和3年度(令和4年2月1日から3月25日)
未来技術社会実装事業のなかで本計画と関連して実施している事業
買い物に関する不便解消
- ICT機器を利用した買い物支援実証実験
令和4年度(令和4年9月1日から令和5年1月31日)
令和3年度(令和3年3月26日から12月28日) - スマートグラスを使った買い物支援デモンストレーション(令和3年10月16日)
地域における住みよさの持続化
- IoT・AI技術を活用した桜の開花予測(飯盛霊園)
- IoT技術を活用した罠センサー設置
- 認知症初期集中支援をICT機器でサポートする実証実験
- IoTトングを利用した実証実験
- キャッシュレス決済の導入
- IoTを活用した小学生の見守りサービス
- 住民票および転出届のスマート申請
- LINEを活用した道路情報提供システムの活用
関連リンク
企業版ふるさと納税(本計画に基づく事業が対象になります)
内閣官房・内閣府総合サイト「地方創生」>地域再生<外部リンク>
現在活用されている計画(PDF)<外部リンク>(62ページ)