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みなさんこんにちは!インターン生の藤岡です!
今回のブログは、四條畷で頑張る方々に仕事への熱い想いをインタビューするコーナー、大好評「プロフェッショナルなわての流儀」の第5弾をお送りしたいと思います!
ゲストにお迎えするのは、四條畷市立野外活動センター所長、桑森信行さんです!
以前にインターンブログで、「今すぐ四條畷でアウトドアすべき5つの理由」として、野外活動センターの数ある魅力を紹介しました!
でも実は!
インターン生がお伝えしたい「野活」のおすすめポイントは、これだけではなかったんです!
今すぐ野活に行ってみるべき6つ目の理由といっても過言ではない、アウトドアに並々ならぬ熱い想いをもった、野外活動センター桑森所長のインタビューをお届けしたいと思います!
桑森信行所長は、学校教育・青少年教育等に専門的に取り組んできた有志が集まり、「キャンプ等の自然体験活動」の振興に関わる事業を展開する、特定非営利活動法人NAC(ナック)に所属、平成23年度より四條畷市立野外活動センターの所長として、管理運営に携わっておられます。
それではどうぞ!
-子どものころの体験がいまの仕事につながっていた
藤岡:桑森さんが、現在の野外活動に関するお仕事をされるに至ったきっかけは何ですか?
桑森さん:さかのぼってみると、私が野外活動を好きになったのは、小学5年生の林間学校の時でした。当時の担任がレクリエーションが好きな方で、林間学校で関所ハイク(チェックポイントで課題が出され、その課題をグループで協力して解いて進み、目的地へ向かうハイキング)を行い、それがすごく楽しく、いまでも思い出として残っています!
それがきっかけで野外活動が好きになり、大学時代4年間は、キャンプリーダーのボランティア活動を行い、長期休暇を利用しては、自転車で大阪から九州まで行ってみたり、アルバイトをしながら旅をしたりと、外で体を動かすことに学生時代の多くを費やしました。
大学卒業後は、いったんは全く別の職に就きましたが、いつかまた野外活動に関われたらいいなと思っていたところ、縁があって現在の野外活動センターの仕事に携わることになりました。
藤岡:まさか小学生の時の体験が今の仕事にもつながっているとは、ご自身でも思ってみなかったですよね!野外活動センターでは多彩なイベントが行われていますが、中でも桑森所長のおすすめは何ですか。
桑森さん:施設の保有する大きな望遠鏡(310mmニュートン式の反射望遠鏡)による、天体観望会「SORA☆星の学校」です。おすすめポイントは、単に指導員が捉えた星を大きな望遠鏡で観るだけでなく、グループごとに小さな望遠鏡(80mm)を1台貸し出し、自由に操作して星を捉える体験ができることです。家族や友人と協力して星を捉えることができた瞬間の感動はひときわ大きいですよ。
それから、季節ごとのファミリー・子ども向けキャンプもおすすめです。夏なら流しそうめんや竹の水鉄砲、秋なら落ち葉で焼き芋づくりなど、四季折々のキャンプを楽しんでもらうことはもちろんですが、共同生活で経験したことを日常へ活かして欲しいという私たちの思いがこもったキャンプでもあります。
たとえば、家に帰ってきた子どもが、食後に自分のお皿を洗い場まで持っていくようになった、挨拶ができるようになった、弟・妹の面倒を見るようになった等の話を聞くと、我々が目指していることが達成できたという喜びがありますね。
-四條畷の自然環境を活かして市民を巻き込んだイベントをしてみたい!
藤岡:それでは、桑森所長からみた四條畷市の良さって何でしょうか。
桑森さん:キャンプ活動に携わる者から見ても、四條畷市は自然環境に関してとても恵まれていると思います。キャンプ場自体が市内にはないところも多いなか、四條畷市には野外活動センターがあり、飯盛山や緑の文化園など、地域の皆さんが自然の中に入っていく機会が多いのではないでしょうか。
藤岡:なるほど、豊かな自然は市民の方々が思う四條畷の魅力のひとつだと思いますが、やっぱりプロの目からみてもそうなんですね。今後はどのようにして四條畷市での野外活動をもりあげていきたいですか。
桑森さん:四條畷の自然一帯を巻き込んだイベントを企画できたらいいですね。野外活動センターだけではなく、むろいけ園地内の森の工作館など市内でも自然環境に関わる団体はたくさんあるので、そういう団体と連携し、四條畷というフィールドを広く使って展開するのも一つの道だと考えています。
また、野活のイベントに、市民の皆さんが運営側で参画できる機会を増やす、地域のイベントにでかけていくなど、もっと地域の方々と顔の見える関係を作っていきたいと思っています。
藤岡:それでは最後に、桑森所長にとって「理想のキャンプ場」とはどのようなものでしょうか。
桑森所長:キャンプ場づくりにゴールはないと思っています。常にアンテナを張りながら、利用者のニーズを考え、改善していかないといけません。目標が達成できたとしても、すぐに「次はこうしよう」という新しい目標がでてきます。
ひとつ言えるのは、「来てくれた人が笑顔になれるキャンプ場」でしょうか。キャンプのあとに、子供たちが嬉しそうに帰っていく姿を見ると、もっと頑張ろうという気持ちになりますね。
野活を利用する皆さんが、安心・安全な環境で、野外レクリエーションや自然体験活動を楽しむことのできる体験学習の場として活用いただけるよう、これからも精進していきます。
藤岡:桑森所長、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
四條畷でキャンプやBBQをしたくなったら、ぜひ野外活動センターを利用してみてください!
また、野活に遊びに来られた際には、桑森所長に話しかけみてくださいね!
きっと、キャンプをもっと楽しむためのコツを教えてくれるはずです!
それでは次回もお楽しみに!