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インターンブログ#032「プロフェッショナルなわての流儀・第四回~木又工務店代表取締役 木又誠次さん~」(山口真吾)

みなさん、こんにちは。インターンシップ生の山口真吾です。

「プロフェッショナルなわての流儀」第4弾は、四條畷市の中野新町に「木又工務店」を構え、地元の大工衆を率いる2代目棟梁、木又誠次さんです!

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木又さんは、1979年四條畷に生まれ、建築の専門学校、奈良での大工修行を経て、「木又工務店」2代目棟梁に就任されました。関西テレビ「よ~いどん!となりの人間国宝」にも取り上げられた、四條畷が誇る大工さんです。

下の写真は、すべて木又工務店さんが施工した建物です。

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住宅から鮨屋さんまで、幅広く施工されていますが、どの建築物も「木」本来のぬくもりが活かされているのが分かります。

「木」にこだわるわけは何か?「大工」とは何なのか?

今回も非常に面白いお話を聞くことができました!それではどうぞ!

大工になるのは自然な流れだったけど、今最高に楽しい。

山口:さっそくですが、大工になったきっかけはなんでしょう?

木又さん:もともと実家が大工で、生まれたときから親父のお弟子さんたちとも一緒に生活していて、大工に囲まれてた。だから、小学校のときから大工になる、と宣言してたね。でもそれは特に親から強制されたものじゃなくて、親父の仕事ぶりを見聞きしたり、お弟子さんたちと接してて、自分の手で設計から建築まで携われる大工の世界は面白いなと感じていたし、子どもの頃一緒に遊んでくれた大好きな「お兄ちゃんたち」がみんな大工やったから、そりゃ自分も大工になりたいと思ったね。

山口:実際大工になってみて、どうですか?

木又さん:最高に楽しいね。去年、建築士事務所登録をして、住宅を自分の名前で設計して建築もできるようになったので、今はお客さんの要望も聞きつつ、自分の考えも図面に反映させることができる。若いころは大工として未熟で無力感があったけど、最近はずっと夢みてきた大工像に近づいてきてるのを感じるね。もちろん大変なこともあるけど、それ以上に、こだわった家が完成してお客さんに引き渡すときとか、最高に気持ちいい!(笑)

山口:自分のアイデアが具現化していくのは楽しいですよね!それが家ほど複雑で大きなものだと、達成感も相当だと思います!

大工になるのは自然な流れだったけど、今最高に楽しい。の画像

ミシュランの料理のように、つくる家にも物語を。

山口:家を建てるときにこだわっていることはありますか?

木又さん:「木又」だけに「木」にはこだわってる(笑)。ミシュランに載るような店のシェフって、実際に生産者と会って、食材を目で見て選んで調理するけど、大工の世界では材木屋さんに材木加工をお願いするのが主流。でも僕は、やっぱりいいものをお客さんに提供したいと思ってるから、無垢の天然素材にこだわって、実際に原木を売っている市場に出向いて「これは!」と思った木を取り寄せ、自分たちで加工している。そっちの方が安くもなるしね。あと、ミシュランの店の料理の出し方って素材1つ1つに具体的な説明があって、物語があるけど、僕のつくる家もそうしたい。家って人生で一番大きな買い物だと言っても過言じゃない。だからこそ、家の素材1つ1つに物語があったほうが、お客さんも愛着を持てると思うし、満足してくれると思うんよね。

ミシュランの料理のように、つくる家にも物語を。の画像

山口:お客さんに提供する家に対する責任感が強くてすごいです!木又さんの今後のビジョンはなんですか?

木又さん:ずっと自分の思い描いていた、一軒一軒こだわってつくるというスタイルが形になりつつあるので、それを継続できるようにしていきたい。それに加えて、目の前のお客さんや手元のスキルだけじゃなくて、山林のことや新しい工法開発など、建築業界全体、日本全体のことまで考えて行動できるような、スケールの大きな大工になりたいな。

山口:現状に満足しない飽くなき向上心が素敵です!

顔の見えるまち。それが四條畷の良さ。

山口:では、木又さんが考える四條畷の良さはなんですか?

木又さん:お酒が好きなんだけど、飲みに行くにも京橋や北新地まで電車で一本でいけるし、一方で近くに山もあるし、ちょうどいい田舎具合なのがいいね。あと、こじんまりとしているから人の顔が見えて居心地がいい。同級生が結構市内に住んでるんだけど、みんなそれで残っている印象があるな。

山口:まちのアットホームさは僕もすごく感じます!ではそんな四條畷にどうなって欲しいと思いますか?

木又さん:僕の同級生がいっぱいいて若い人が多いのに、街がさびれているのが残念。それでも以前よりは前向きな雰囲気を感じるし、友だちとかと一緒に四條畷青年団を結成して畷祭(なわてまつり)を企画したら、年々応援してくれる人が増えた。だから、もうちょっと活気づいてくるような仕掛けをしつつ、イベントをするにしても実際に動く人の絶対数が限られてる状態だから、その輪を増やしていけたらいいなと思う。そして、他市から四條畷の盛り上がりを見つけて、来てくれる人が増えたらいいよね。

家をつくり、人をつくり、まちをつくる。

山口:木又さんにとって「大工」とはなんですか?

木又さん:家をつくるおっさん!というのは冗談で(笑)。やっぱり人生が懸かったお願いをされるわけなので、家をつくるのはもちろんだけど、家をつくる人を育てることもせなあかんから人もつくる。それに加えて、まちおこしとかにも絡むから、まちもつくる。だから、いい大工というのは「家をつくり、人をつくり、まちをつくる人」かな。それぐらいの気概をもってやっていきたいね。

顔の見えるまち。それが四條畷の良さ。の画像

僕たちの質問に対してたくさん答えてくださった木又さん。強面に見えますがとても気さくな方で、さすがご自身で「兄貴肌」とおっしゃるだけありました!木又さんと「木又工務店」のますますのご発展をお祈りしております!ありがとうございました!

木又工務店のホームページはコチラ→四条畷大工衆<外部リンク>

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