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こんにちは、四條畷市役所長期インターンシップ8期生の王です。
この度、5月末でインターンシップの任期を終えて卒業することになりましたので、インターンシップの活動についてお話ししたいと思います。
私が任期中に取り組んだことは以下になります。
この中でも、生成型AIを体験するワークショップと、職員採用特設ページと職員インタビュー記事の制作に力を入れました。企画自体が大がかりなこともあって、多くの時間を費やしました。
「生成型AIを体験するワークショップ」は市のイベント「健康寿命延伸すすめ」の1ブースとして出展しました。参加者に、思い入れのある写真を選んでもらい、その思い出を生成型AIに対して話してもらうと、生成型AIがそれをポエムにまとめて、絵葉書にするという内容でした。ワークショップを通して、多くの参加者から驚きと笑顔をいただくことができました。
「職員採用特設ページと職員インタビュー記事の制作」は、四條畷市で働きたいと思う人に対して、実際に働く職員のインタビューを掲載し、イメージを持ってもらうことを目的としました。インタビューでは2人の職員に仕事に対する思いを伺いました。
正直、長期インターンシップ生として四條畷市役所に入る前は、市役所に対して窓口業務のイメージしかありませんでした。しかし、市役所の中で働いてみて分かったのですが、市役所内では窓口業務以外の業務もとても多いことがわかりました。それらの業務は主に市民生活を支えるためのもので、普段生活する中で受けている多くのサービスには、市役所や、各団体・企業がいろいろな面で関わっているという視点を持つことができました。
また、何か新しいことを行うには、対象となる人々が納得するかどうかを第一に考えなければならないと、改めて学びました。市役所の業務は、対象が市民という公共なものになるので、ハードルが高く求められました。その中でこそ、自分のやりたいことを市民にどのようにして届けるかを突き詰めることは大変でありながらも楽しくやりがいがありました。
今後、学校を卒業し、社会人になるであろう私ですが、今回のインターンシップを通して、多くの学んだことが活かせると思います。それは主に、社会の中でやりたいことを頭で思い描くだけでなく、それを形にするスキルです。自分の中でいいなと思うアイデアは実際に立案してみると、不十分なところが多くがあります。しかし、それはアイデア自体がダメなのではなく、社会に出せるように「仕上がっていない」だけで、「仕上げる」には多くの労力を費やします。しかし、「仕上げる」作業もそれ自体楽しく、学ぶこともたくさんあります。
今後、市役所に入る長期インターンシップ生には、試行錯誤をがんばってほしいです。アイデアを出した後に、壁にぶつかるかと思いますが、どう乗り越えるかを試行錯誤することで楽しみながら、自分のアイデアに自信をもって取り組んでほしいです。