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平成27年10月にオープンしたイオンモール四條畷の正面玄関横にあるクスノキガーデンには、「はにわ親子馬」と題して、市指定有形文化財である馬形埴輪と子馬形埴輪を拡大した人工芝張りの模型が設置されています。
これらの模型のモデルとなった埴輪は、馬形埴輪は南山下遺跡(現在はファミリーレストラン)で、子馬形埴輪は忍ケ丘駅前遺跡(現在はJR忍ケ丘駅西口ロータリー)で見つかったものです。
馬形埴輪は、大人の馬が馬具をつけた様子をあらわしていて、実物は高さ54センチメートルあります。一方、子馬形埴輪はまだ馬具をつけない子馬をあらわした珍しいもので、高さ27.5センチメートルのものです。クスノキガーデンには、これらを拡大した大きさのものが設置されています。
イオンモール四條畷に行かれた際には、これらの模型をご覧いただきながら、1500年前に馬飼いが行なわれた四條畷の風景に思いを馳せてみてください。
実物の馬形埴輪と子馬形埴輪は、四條畷市立歴史民俗資料館で常設展示していますので、ぜひお立ち寄りいただきご覧ください。
馬形埴輪
子馬形埴輪
広報四條畷 平成28年1月号掲載