ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 長期インターンシップ > インターンブログ4th#006 もっと頼って!安心の子育てパートナー「ネウボラなわて」~職員インタビュー~
長期インターンシップ

本文

インターンブログ4th#006 もっと頼って!安心の子育てパートナー「ネウボラなわて」~職員インタビュー~

 

こんにちは!インターン4期生の柘植健生です。

柘植

 

妊婦の方や子育て中の皆さん!

7月から始まった四條畷市の子育て支援新制度「ネウボラなわて」をご存知ですか?

今回はインターンの僕から見た「ネウボラなわて」の魅力をご紹介します!

 

「ネウボラなわて」って何?

『ネウボラなわて』は、7月から新たに始まった子育て支援体制です。保健センターと、子育て総合支援センターが拠点となって、妊娠期から小学校入学前までの親子の支援を一体的に行います。従来の日本では、妊娠・出産期のケアは主に医療機関で、子育てや虐待対策は主に福祉機関と分かれていることが多く、特に産前産後の時期は担当する機関が分散してしまっています。「ネウボラなわて」は、この問題を解決するための制度です。(ネウボラなわて市HPより)

 

つまり、

保健センターや子育て総合支援センターの保健師さん、保育士さんや助産師さんと、地区の民生委員さん・児童委員さんが協力しながら、「顔の見える関係で」「地域ぐるみで」「あらゆる方面から」支援する、という制度です。

 

「...まずネウボラって?」

「ネウボラ」とはフィンランド語でもともとは「隣人」を意味し、転じて「相談・アドバイスの場所」を指します。

妊娠期から出産、子供の就学前までの間、親子を支援する目的で、地方自治体が設置、運営する拠点です。出産・子育ての支援制度を指す場合もあります。フィンランド発祥とされますが、日本でも子育て支援において有効な施策として広がっています。

 

「ネウボラなわて」はココが違う!

では、どんな特徴的なサービスがあるのでしょうか?

どんどんご紹介していきます!

 

・赤ちゃんが生まれたすべてのご家庭を訪問

赤ちゃんが生まれてから4か月の間に、保健センターの保健師・助産師さんをはじめ、地区ごとの民生委員・児童委員さんが訪問して、「顔の見える」サポートをします。地域ぐるみで子育て支援をすることで、お母さんもお子さんも、孤立したりせず心身ともに健康に暮らせるように、という想いが込められています。

    

・ベビー服を無料でプレゼント!

職員の訪問の際に、なんと1万円分のベビー服が入ったギフトボックスを無料でプレゼントします!(このギフトボックスは株式会社F.Oインターナショナル<外部リンク>から寄付をいただいているものです。) ベビー服はすぐに汚れてたくさんいるものではないでしょうか。洗い替えがあると助かりますよね。(配布対象は平成31年4月2日以降に生まれた赤ちゃんです。)

 

・ずっと見守る!2分の1バースデイ訪問

初めての子育てで、生後6か月の赤ちゃんがいるご家庭には、子育て総合支援センターの職員が訪問し、市内の様々な子育て情報をお届けします。子育てがより楽しく、そして、悩んだときも一人で抱え込まず、相談しやすくなりますね。

 

・産後だけでなく産前も!ヘルパー派遣

出産後(1年未満) だけでなく妊娠中でも、日中支援者がおらず、体調不良等で家事や育児に支障がある妊産婦さんのご家庭にヘルパーさんが出向き、家事や育児の一部をサポートします(自己負担1時間400円、1家庭につき30回まで)。

 

・スマホでも子育て情報を受け取れる!子育て支援アプリ「マチカゴ」

まちかご

「マチカゴ」は、市の子育て情報を無料で受け取れるスマートフォンアプリです。お子さんの年齢に応じて、イベント・予防接種・健診・相談窓口など必要な情報が配信されます。カレンダー機能付きなので予定が簡単に管理できますよ! 

「マチカゴ」の詳しい情報はこちら!

 

ねうぼら

(ネウボラなわてのサービス一覧)

ここでご紹介したサービス以外にも、「ネウボラなわて」では様々な支援メニューを提供しています!

詳細は市のホームページをご覧ください。

 

ここからは、実際に「ネウボラなわて」に関わっている保健センターと子育て総合支援センターの職員の方にお話を聞いてきましたのでご紹介します!

地域に繋がる「ネウボラ」を。

ネウボラ

(左から保健センター主査保健師の兼松恭子さん、保健センター主任保健師の北村さやかさん、子育て総合支援センター施設長代理の宮田恵子さん、子ども未来部上席主幹子育て総合支援センター担当の開久美さん、子育て総合支援センター施設長の辰巳佳世さん)

 

ー7月から新たに始まった「ネウボラなわて」ですが、反響はどうですか?

辰巳:

妊婦さんからの相談が増えたような気がしますね。また、産前・産後ヘルパー派遣のお問い合わせもたくさんいただいています。

兼松:

保健センターでの母乳相談などにも気軽に来てくれる人が増えました。保健センターと子育て総合支援センターの支援活動が市民さんに周知されてきている感じがします。

 

―もう影響がみられているんですか!これを知らなかった人にもどんどん活用してほしいですね。 僕はベビー服を無料でプレゼントしていることにすごく驚きました。

北村:

プレゼントがあるとやっぱり喜んでくれます。「こんにちは赤ちゃん」訪問では地域独自でおみやげを用意しているところもあります。

宮田:

2分の1バースデー訪問では赤ちゃんの足型をとって記念にお渡ししています。ただ訪問するだけではなくて、何かおみやげのようなものであったり、記念になるものがあると色々な話もしやすいですし、何よりお母さんが喜んでくれますね。

 

ー僕も赤ちゃんの頃に足型とりましたね~。今でも大事にとってあります。成長の記録が残るのは子どもとしても嬉しいです。では、「ネウボラなわて」の今後の目標を教えてください!

開:

「ネウボラなわて」の活動をもっと地域の保育所等につなげていくことだと思います。「ネウボラなわて」の活動には、子育て中の親子が孤独にならないように、という思いが込められています。この活動をきっかけにして、周知度の高い「つどいの広場」などのサービスだけでなく、こども園の園庭開放や身体測定などにも気軽に参加してもらえたら良いですね。

辰巳:

「こんなこと聞いてもいいの?」と思うようなことでも、子育て総合支援センターや保健センターに相談していただけたらと思います。でもやっぱり遠慮しちゃう、という方もいらっしゃるので、「ネウボラなわて」の活動を地域の保育所等につなげ、対面して小さな悩みも気軽に相談できる状況を作り、赤ちゃんと親御さんが孤立せず地域につながる環境を目指していきます。

 

「ネウボラなわて」の活動を地域につなげ、親子が孤立しない環境を作る、という職員さんと地域の方の強い想いを感じたインタビューでした。皆さんどうもありがとうございました!

 

いかがでしょうか?

「ネウボラなわて」のことが少し気になってきましたか?

「ネウボラなわて」は、その名の通り「隣人」のように子育て世代の方に寄り添う制度だと感じます。ですが一方で、市の公共施設である子育て総合支援センターや保健センターに相談するのは市民さんにとって少しハードルが高い、ということもよく聞きます。

 

「こんな小さなことわざわざ聞いてもいいのかな...」

 

と遠慮する前にぜひ一度お電話を!

充実しているのに使わないのはもったいない!どんな小さな子育ての悩みでも相談してみて下さい。

 

保健センターTel:072-877-1231

子育て総合支援センターTel:072-877-5455

 

それでは次回もお楽しみに!

 

関連リンク

ネウボラなわて市HP

https://www.city.shijonawate.lg.jp/soshiki/32/12708.html

子育て応援ナビ市HP

https://www.city.shijonawate.lg.jp/site/kosodate/

 

関連ブログ

インターンブログでは他にも様々な子育て支援政策を紹介しています。

こちらもぜひご覧ください。

インターンブログ4th#004 子育て中の皆さん必見『子育てマップ』

インターンブログ#023「行政サービスの手続きを実際にやってみました~子育てぽけっと~」