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みなさんこんにちは、山口です!
今回は「新年の炎、『大とんど』」の後編として、1月14日に田原小学校で行われた「田原大とんど祭」について、ご紹介したいと思います!(前編から読みたい方はこちらです)
田原小学校は生駒市と隣接した高台の閑静な住宅街の中にあります。
今から約25年前に現在の場所へ新築移転されたことがきっかけで、田原地区の各地で行われていた「とんど祭」がまとまり、現在の「田原大とんど祭」が開催されるようになったそうです。
「田原小学校前」のバス停を下りると、すでに和太鼓の音がかすかに聞こえてくるではありませんか!これは大きなお祭りに違いない、とワクワクして急ぎ足で会場に向かいました。
田原小学校のグラウンドに着くと、すでに開会に向けて「大とんど」2つと、出店がたくさん準備されていました。そして、ずっと聞こえていた和太鼓の音は、「大とんど」の前で練習している子どもたちのものでした。
「田原大とんど祭」は、そんな子どもたちの奏でる和太鼓の音で幕を開けました。
最初は、「上田原子ども太鼓」の子どもたち。
続いて、「下田原天神太鼓」の子どもたちが演奏を披露しました。
さらに、空手教室の子どもたちも演武を披露してくれました!
和太鼓の演奏、空手の演武が終わると、消防団の方々が見守る中、いよいよ大とんどに火が点けられます。「田原大とんど祭」のとんどには書き初めがくくりつけられているのですが、これは、燃やした書き初めの紙が高く舞い上がると習字が上手になり、勉強もできるようになる、という古くからの言い伝えによるものだそうです。
轟々(ごうごう)と燃え盛る大とんど、バチバチと音を立てる大とんどの様子に、子どもたちは少し怖がりながらも歓声を上げていました。
燃え盛る大とんどを見た後は、みんないろんな出店で思い思いに遊んでいました!
中には、こんなに行列ができるところも!
東市長もラーメンで温まっていました。
僕も揚げたこ焼きなど、いろいろと楽しませていただきました!
(病み上がりフェイス、、、)
この「田原大とんど祭」に携わっている田原地区推進協議会の岡村会長によると、「田原のとんど祭は田原地区すべての自治会や、教育委員会、小学校を巻き込む非常に大規模なお祭りだけに準備も大変だが、地域の方々による出店やイベントも充実した一大イベント。もっと他の地域の方にも来て楽しんでいって欲しい。」とのこと。
観光地でのお祭りを楽しむことはあっても、このように小学校などでするタイプのお祭りは小学校卒業以来だったので、非常に懐かしい気持ちになりました。同時に、子どもたちが友だちと一緒にグラウンドを縦横無尽に動き回っている姿を見て、これぞ地域の老若男女が楽しめるお祭りだな、と思いました。
伝統を大事にしつつ、地域の子どもたちも楽しめる素敵なイベントが、今後もますます盛り上がることをお祈りしております!
以上、「新年の炎、『大とんど』(後編)~これが地域のお祭りや!~」でした!