ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 長期インターンシップ > インターンブログ#029「全国大会への切符は誰の手に?~第17回ビブリオバトルinなわて~」(岩井凌太)
長期インターンシップ

本文

インターンブログ#029「全国大会への切符は誰の手に?~第17回ビブリオバトルinなわて~」(岩井凌太)

こんにちは、市役所インターンの岩井です。

本日は、1月14日(日曜日)に四條畷図書館で開催された「第17回ビブリオバトルinなわて」のイベントレポートをしていこうと思います。

*ビブリオバトルって何だろう?という方、こちらの記事に詳しく書いてあるので、インターンブログ#009「なわての新たなビッグイベント!?~ビブリオバトルとは~」(岩井凌太)を参照してください!簡単に紹介させていただくと、ビブリオバトルは知的書評合戦とも呼ばれ、「参加者がオススメの本を持ち寄り、それぞれプレゼン(5分)と質疑応答(2分)を行い、最後に1番読みたくなった本に投票。得票数が最も高かった本を『チャンプ本』とするゲーム」です。

真面目から緩めまで、誰でも楽しめるビブリオバトル

今回は、優勝するとビブリオバトルの全国大会である「ビブリオバトルinいこま」への参加権が得られるということで、四條畷市内外から6人の「ビブリオバトラー」が集まりました。参加者の中には、なんと奈良から来られた方もいらっしゃいました!

真面目から緩めまで、誰でも楽しめるビブリオバトルの画像

大会前に数人の参加者にお話しを聞いたところ、「先日開催された第1回ビブリオバトル中学生大会inなわてを見て、自分も何かを頑張ろうと思い、参加しました。一生懸命頑張ります」という気合がこもった一言を下さる方がいる一方で、「ビブリオバトルは脱力系のゆるゆるで楽しみます」という、リラックスした方もいるなど、それぞれの参加者がそれぞれの意気込みを持って来られているようでした。そして、その雄姿を観に来ている人や、情報収集で本好きのオススメ本を聴きに来た人など、10名以上の観戦者が会場に駆けつけました

*「第1回ビブリオバトル中学生大会inなわて」についての記事はこちら!

それでは、ビブリオバトルを見ていきましょう!

個性が爆発!俺のオススメ本を見よ!

じゃんけんで発表の順番を決めたら、ついにビブリオバトルの始まりです!

さすらいのビブリオバトラーさん「キャパの十字架」(沢木耕太郎)

戦場カメラマンとして活躍したロバートキャパの代表作「崩れ落ちる兵士」撮影の舞台裏に隠されたドラマを力強く語っていました。観戦者の中にキャパのファンがおり、質問時間に話が盛り上がったり、「人が死んでいる真横で写真を撮っている戦場カメラマンの倫理観についての記述はあるか?」というシリアスな質問も飛んでくるなど、非常に白熱したQ&Aセッションになりました。

さすらいのビブリオバトラーさん 「キャパの十字架」(沢木耕太郎)の画像

飼手正洋(かいてまさひろ)さん「LORITA ロリータ」(ウラジーミル・ナボコク)

あるきっかけから少女しか愛せなくなってしまった中年男の物語で、何かいかがわしいものをイメージさせる「ロリータ」というタイトルと、コミカルかつ時に涙を誘う内容のギャップがたまらないそうです!

飼手正洋(かいてまさひろ)さん 「LORITA ロリータ」(ウラジーミル・ナボコク)の画像

ムカイさん「1990年、何もないと思っていた私はハガキがあった」(せきしろ)

学校に馴染めず、信頼していた友人に裏切られて喪失感に駆られていた主人公がたどりついたのは、ラジオのネタはがき(ラジオ番組の中で紹介されるネタを応募するはがき)でした。これに自身の才能を感じ、熱意を持った主人公を待っているのは幸福か、はたまた不幸か。ドラマのナレーターのように物語を紹介するムカイさんの話術で、主人公の心境が聞いているこちら側にも伝わってきました。

ムカイさん 「1990年、何もないと思っていた私はハガキがあった」(せきしろ)の画像

二シキさん「ヴァーチャル日本語 役割語の謎」(金木敏)

突然ですがみなさん、「博士」と言われたらどのようなしゃべり方を思い浮かべますか?「~をするのじゃ」のような「~じゃ」をイメージした人が多いかなと思うのですが、実際にそのような話し方をする人なんていないですよね?他にも、奥様達の「~ざます」など、「~といえばこのような話し方」をすると多くの日本人が思っている話し方について、その理由や誰が使い始めたか等について書かれている本なんだそうです!気になりますね!

二シキさん 「ヴァーチャル日本語 役割語の謎」(金木敏)の画像

今坂明彦さん「バッタを倒しにアフリカへ」(前野ウルド浩太郎)

四條畷高校出身の現役大学生である今坂(いまさか)さん。高校時代から先生に言われ続けている「学生は研究をしろ」の「研究」の意味についての示唆をくれたという「バッタを倒しにアフリカへ」を紹介してくださいました。題名と表紙に加えて、バッタを触りすぎてバッタアレルギーになってしまったバッタ学者についてのストーリーというコミカル感溢れる本ですが、内容は示唆に富んでおり、今坂さんはこの本を通して「研究所で研究のための研究をするのではなく、実地で研究することで初めて実世界で活かせる研究となる」という「研究観」に辿りついたそうです。日常生活にも活かせそうな気づきですね!勉強になります。

今坂明彦さん 「バッタを倒しにアフリカへ」(前野ウルド浩太郎)の画像

平田幸一さん「スウェーデン式 アイデアブック」(フレドリック・ヘレーン)

先日南国でのバカンス中にウニを踏み、数えきれない程のウニの針がまるで男性のあごひげのようにかかとに刺さってしまったという平田さん、現地の人の治療法が日本のものとは全く異なっていることを目の当たりにした時にこの本の事を思い出したそうです。本の内容は、常識で考えられる、誰でも考えられるものはアイデアではない、というもので、真のアイデアを考える為の思考法を紹介してくれているそうです。また、イラストが豊富で本自体が非常に薄いため、読みやすく、持ち歩いて何度も読みたくなってしまうんだとか!

平田幸一さん 「スウェーデン式 アイデアブック」(フレドリック・ヘレーン)の画像1

6人の発表が終わり、運命の結果発表です。全国大会への挑戦権を獲得したのは誰になるのでしょうか、、、!

平田幸一さん 「スウェーデン式 アイデアブック」(フレドリック・ヘレーン)の画像2

接戦を制し、全5票を獲得した「スウェーデン式アイデアブック」の平田さんでした!日常生活にも仕事にも役立つアイデアブックで、さらに読みやすい。それは、読みたくなってしまいますよね。接戦を制して全国大会への切符を手に入れた平田さん、おめでとうございました!全国大会でも優勝目指して頑張ってください!

観戦者の一人として参加した今回の「ビブリオバトルinなわて」でしたが、本当に興味深い本ばかりで、いつの間にか皆さんの話に引き込まれてしまっていました。次回大会は五月に開催されるそうなので、ご都合が合う方はぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか!?

なお、今回この場を取材させていただくにあたり、観戦された方が不快な思いになる場面があった旨のご意見をいただき、そのことにつきましてお詫び申し上げます。今後繰り返さないように気をつけ、取材をさせていただきます。

1月23日

関連ブログ


インターンブログ