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こんにちは、岩井です。
今回は、10月21日に市役所で開催された「第1回ビブリオバトル中学生大会inなわて」についてです!
まず、ビブリオバトルとはなんぞや?と思われた方も少なくないと思います。ビブリオバトルは知的書評合戦とも呼ばれ、「参加者がオススメの本を持ち寄り、それぞれプレゼン(5分)と質疑応答(2分)を行い、最後に1番読みたくなった本に投票。得票数が最も高かった本を『チャンプ本』とするゲーム」です。もっと知りたい方は、「ビブリオバトル」で検索してみてください!
さて、四條畷の未来を背負って立つ子どもたちが夢を語る場として用意されていた「主張コンクール」の開催が11回を数え、次なるステージとして用意されたのが、市の推進する読書活動と主張コンクールが組み合わさった「第1回ビブリオバトル中学生大会inなわて」です。そして、今回の会場はなんと、経験豊富な市役所の職員でも緊張してしまうという四條畷市役所議場でした。
演説台の近くには風格ある来賓の方々が座っており、議場の中心には大会の入賞者に贈られる黄金色の盾が飾られています。こんな所でプレゼンをするなんて、、、と、そこにいた中学生達の勇気に思わず感心してしましました。その後、開会式やエキシビジョンマッチとして「東修平市長vs森田政己教育長」のビブリオバトルが行われ、ついに待ちに待った本日のメインイベント、四條畷市各校代表の中学生達による知的書評合戦が始まりました!
歴史関係の本や国内外の小説、さらには動物トレーナーの奮闘記まで飛び出す意外性、それぞれの個性が見られ、そして何より、みなさんの胸を張って活き活きとプレゼンテーションをする姿に、会場にいた観客全員が聞き入っていました。本当にお疲れ様でした、とてもカッコよかったです!そして、表彰された皆様、おめでとうございます!
この大会に先立って、ビブリオバトル考案者の谷口忠大さんによる市民向けワークショップが開催されました。そこで紹介されたビブリオバトルの「機能」について、少しお話しさせていただきます。
ビブリオバトルに参加し、本についてプレゼンテーションをしあう中で他の人が良いと思うオススメ本を知り、スピーチ能力を向上させられます。さらに、本の紹介を通してその人の人となりやこれまでの経験も伝わってくるため、ビブリオバトルにはコミュニティ形成機能もあるといわれています。実際に、今回のワークショップでもみなさん楽しそうに、そして熱心に本を紹介し合い、ビブリオバトルの時間が終わってからも楽しそうにおしゃべりされていました。多忙でゆっくり人と話す時間を取りにくい現代人だからこそ、このような無邪気に人とお話をする時間が本当に大切ですよね。ビブリオバトルで知り会って、街で会ったら挨拶して。もしかしたら、困ったことを相談できる関係性に発展する可能性も。このような人の温かみに溢れた街に、四條畷も今よりさらに近づけば良いなと思います。ただ楽しく本を知るだけでは終わらない知的書評合戦、ビブリオバトルをより多くの方々に知り、体験していただきたいです。
ここまで読んで興味を持って下さった方に朗報です。四條畷では12月17日に「第16回ビブリオバトルinなわて」を開催します!百聞は一見に如かず。ぜひ参加してみてください!いきなりみんなの前で発表するのはちょっと、、、という方は、見学からでももちろんOKです。何より、ゲームは楽しむものなので、気楽に参加してみて下さい。
イベントの詳細はこちらです!(終了しています)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!寒くなってまいりましたので、お身体に気を付けてお過ごしください。
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また、「市内公園マップ」に大変好評いただいております!多くの方にご活用頂きたいので、こちらもぜひご覧ください。