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学級編成における児童・生徒の適切な人数配置を実現してほしい

ページID:0084504 更新日:2025年3月31日更新 印刷ページ表示

受付日:令和7年3月10日

意見・提言内容

平素より、地域の教育行政にご尽力いただき、誠にありがとうございます。
私は●●●小学校に通う3年生の保護者として、本校における一クラス当たりの人数削減を強く要望いたします。
令和5年4月の投書に対する回答によると、一クラス当たりの人数は35人以下との規定に対し、支援学級在籍の児童は含まないため、規定に違反していないと回答されています。
しかし、支援学級在籍の児童であっても、授業科目によっては通常学級で授業を受けており、実質的に一クラス40人以上の編成になっています。
そのような状況下で以下のような問題が顕在化し、あるいはリスクが発生していると認識しています。
・人数が多すぎて、グループディスカッションの際、他のグループとの干渉が起こり、騒音が大きくなって効果的な議論が進められない状況が発生しています。
・給食の時間についても人数が多いために配膳に非常に時間を要しており、食べる時間がなく、我が子もかき込むように急いで食べています。
「食育の時間」である給食が楽しくない時間になっており、伝えるべき「食事の大切さ」を十分に伝えられていないことになっています。
・多人数のクラス運営により、教員の業務負担が増して、結果として指導や生徒へのケアが行き届かなくなるリスクもあると考えております。
一方で交野市では一クラス人数30人以下学級運営するために、市費による人員確保をしており、若年世代へしっかりと投資するスタンスの違いが浮き彫りになっていると思います。
次代を担う若年層に質の高い教育環境を提供するために、一クラス当たり人数の低減をお願い申し上げます。​

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
お問合せいただきました内容について、一クラス当たりの在籍児童生徒数について回答いたします。
公立小学校における1学級あたりの児童数につきましては、「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律」により国で定められており、令和7年度は小学校第1学年から第5学年に加えて、第6学年が35人学級編成となり、学級編成の改善が図られております。
本市としましては、国の基準で学級を編成する中で児童への細やかなケアを行うために、介助員や学校支援等の支援人材の充実を図り、また地域人材の力をお借りしながら教育活動を行っております。
今後も子どもたちにとってより良い教育改善のさらなる実現に向け、引き続き、機会通じて少人数での学級編制の実現に向け、大阪府や国へ要望を続けてまいります。
ご意見いただきましたことを受け止め、今後も子どもたちにとってのより良い教育を考え続けていく所存です。
ご理解いただきますようお願いいたします。