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田原地域で保育園を利用する際の課題について

ページID:0080819 更新日:2025年1月24日更新 印刷ページ表示

受付日:令和6年12月11日

意見・提言内容

平素より市民生活の向上にご尽力いただき、誠にありがとうございます。
私は田原台に居住しており、現在5歳児3歳児1歳児の子どもを育てながら働いております。
しかしながら、保育園利用に関していくつかの課題を感じており、以下の通りご意見を申し上げます。
1.送迎の問題による保育園選択肢の狭さ
田原台の立地や交通事情により、認可保育園への送迎が非常に難しい状況です。
そのため、近隣の認可保育園に空きがない場合、選択肢が著しく限られてしまいます。
この状況は、特に共働き家庭にとって大きな負担です。
2.認可外保育園の利用と今後の不安
現在、1歳の子どもを生駒市の認可外保育園に預けていますが、その保育園は2歳児までしか受け入れていません。今後、認可保育園への移行ができなければ、子どもの預け先がなくなる状況に陥ります。
3.家庭での支援が難しい状況
祖父母も働いているため、家庭での保育支援が受けられない状況です。
このままでは仕事を辞めざるを得なくなり、家庭の収入や生活基盤にも影響が出る恐れがあります。
しかし、仕事を辞めると保育園の申込における点数が下がり、さらに認可保育園に入れなくなる悪循環が生じてしまいます。
4.待機児童問題の深刻さ
市に確認したところ、現時点での待機人数は7人とのことでしたが、すぐに入園できる見込みはありません。
この待機児童問題は、特に田原台エリアで顕著ではないかと感じています。
5.認可外保育園利用者への支援不足
せっかく第2子以降の保育料が無料となる制度があるにもかかわらず、認可外保育園を利用している場合には、何ら支援が受けられない現状があります。
認可外保育園を利用せざるを得ない家庭に対する支援も、ぜひご検討いただきたく存じます。
6.次のお子さんを希望する家庭への配慮
現在、第4子を望んでおりますが、年齢の問題もあり時間的な猶予が限られています。
認可保育園への入園が確保されない限り、子どもを増やすことに対して不安を感じざるを得ません。
このような状況が、少子化に拍車をかけている一因ではないでしょうか。
以上の問題を踏まえ、田原台エリアにおける保育環境の改善、認可外保育園利用者への支援拡充、待機児童問題への取り組みをぜひ進めていただけますようお願い申し上げます。
何卒ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

敬具​

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。
現在、田原地域には認定こども園が1園のみとなっており、どの年齢も入所保留となっている児童がいらっしゃることは本市としても認識しており、喫緊の課題であると重く受け止めています。
このため、本市においては、田原地域へのバス送迎を行う西部地域の保育施設に対する支援に加え、年齢別定員を超えた弾力的な受入れなど、保育施設との連携を図るとともに、奨学金返済支援や宿舎借り上げ支援、長期勤続保育士等の処遇改善など、さまざまな保育士等確保策を実施することで、定員まで受け入れのできない園を減らすなどの取組みを行っております。
また、幼児教育・保育の無償化により、2歳児未満の認可外保育施設を利用されるご家庭が市民税非課税世帯である場合は、保育の必要性などの条件を満たす場合、保育料が一定金額まで無償となる制度もございます。
今後も安心して子育てができるまちをめざし、子育て支援策の周知に加え、保育ニーズの把握と提供体制の確保に努め、市内全域の待機児童及び保留児童の解消に向けて対応を進めてまいりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。​