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受付日:令和6年7月29日
保育園児をもつ母親です。
忍ヶ丘小学校では、コロナ禍以降、プールの老朽化もあり、学校でのプールの時間はなくなり、10月に数回外部のプールに行く程度で、夏休みのプールもなくなったと聞きました。
子ども達の体力免疫の低下や、夏休みに学校のプールに入れないと、猛暑の中で身体を動かせる機会が少なく、可愛そうです。
外部のプールも混雑しており、なかなか行けない状況です。
施設の更新や、運営維持にお金がかかることもわかりますが、今後の方向性について教えて頂きたいです。
よろしくお願いします。
この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
ご意見いただきましたとおり、小学校の水泳学習については老朽化してきているプール設備の課題のほか、児童の泳力向上、より安全性の高い水泳授業、昨今の天候、また、水質管理等教員の働き方改革を趣旨に、令和4年度から一部の市立小学校で民間委託を試行実施し、今年度からは市立小学校全校にて実施しています。
現在、夏季休業中の水泳補習やプール開放等は実施していないものの、水泳学習を民間委託することで、教員のプールサイドからの見守りや声掛けによる児童の安全面の確保はもとより、インストラクターによる専門性の高い指導に加え、水温や気温に影響されない環境面から、児童、保護者及び教員を対象としたアンケート調査では、高評価を得ている状況にあります。
また、先行して試行実施している学校では、実際に児童の泳力向上につながっているとの結果も出ています。
なお、水泳授業の時期については、毎年度学校行事を踏まえ、学校と調整しながら決定しています。
このような状況を踏まえ、水泳学習の民間委託事業については、効果が高いと考えており、加えて、児童の体力は、水泳学習の他、日常の体育授業、体育的行事に向けた取組み、休み時間等の外遊びをとおして、育まれるものという認識のもと、空調設備の整った体育館を活用し、熱中症等安全面に留意しながら今後も取り組んでまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
四條畷市長 東 修平
四條畷市教育委員会教育長職務代理者 山本 博資