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受付日:令和6年5月7日
子どもが市内市立保育園でお世話になっています。
先日、17時ごろ、保育所にお迎えに行くとお腹をすかせて帰ってきたんですが、よく話を聞くと、「給食で苦手なおかず(仮におかずAとします)があったので、少し減らした」とのことで、「(白い)ごはんか、他のおかず(仮におかずBとします)をおかわりすればいいのでは??」と聞くと、「おかずAを減らした場合、手元に残ったおかずAを全部食べ、おかずBも、白いごはんも全部食べ、さらに、おかずAの減らした同量を自分の皿にもどし、その戻したAも完食しないとおかわりできないルール」と言いました。
子どもの話ですから、事実確認がまずは必要であることを前置きした上でのお話になりますが、仮にこれが事実であれば、以下の点で疑問が残ります。
以上です。
まず、事実確認をお願いします。
子どもの言うことですが、最近成長したこともあり、先生方のご指導もあって園での出来事やお友達と遊んだ話、自分の思いや考えなど、しっかりとした言葉で教えてくれるようになりましたので、極端に的はずれなことは言ってない、これに近いことは起こっているんだろうなと思います。
あわせて、仮にこれが事実であれば、うちだけでなく、他のお子さんもかわいそうな思いをしている可能性があります。本件へのご対応を早急にお願いします。
また、(1)、(2)、(3)について、具体的な回答をまでは求めませんが、市として、現場、担当者、課の共通理解を持ってください。またそれを内々の勝手な解釈で終わらせず、外(保護者、市民に対して)に向けて、明らかにしてください。
また仮にこれが事実でないということであれば
最後に、氏名住所等は記載しますが、個人情報は意見箱受付部署まででとどめてください。
保育所担当課、園への照会、その他取り扱い上の場面においては、子どもたちが影響を受けるのを避けたいので、匿名で取り扱い願います。
この度は、市長への意見箱に意見をくださりありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。
市立保育所の食事についてご心配をおかけし、申し訳ありません。
公立保育所では、お昼に提供する給食におきまして、子ども達一人ひとりの食べる量や好みに違いがあることから、配膳された食事を子どもと対話しながら減らすことがあります。
それは、完食できる喜びを感じられるよう、また苦手な食材に対して無理しすぎないようにという配慮からです。
おかわりに関しましては、できるだけ様々な食材をバランスよく摂取してほしいという願いから、すべての食事を食べた後からとしています。
その際、状況に応じて減らした料理を「もう一口、がんばってみる?」と促し、おかわりする食事と共にお皿に戻す場合もありますが、ご心配されているような減らした量をそのまま戻すということは行っていません。
子どもとの対話をする中で心に寄り添った援助を心がけています。また、初めに食材を減らす、減らさないは別として「おかわり、いる?」という言葉かけは適宜行うようにしています。
今回のご意見を受けて、保育所全職員で食育についてのねらいとおかわりの方法について再確認し、公立こども園、関係課にも共有いたしました
引き続き、全ての子ども達にとって、給食やおやつの時間が美味しく、楽しい時間になるよう、また豊かで健やかな成長の一助となるように努めてまいります。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。