本文
受付日:令和6年4月15日
いつも四條畷市のためにご尽力頂きありがとうございます。
数年前より香害(化学物質過敏症、以下CSと表記)についてのメディアで取り上げられたり、少しずつ全国の自治体ごとに周知活動が進んでいると感じています。
この件で一つ要望があり、投稿させて頂きます。
公立の教育機関に勤める職員へCSについての周知を徹底頂けないでしょうか。
四條畷市でも市役所の職員は香り付き柔軟剤を使わない取り組みをしていると伺ったことがあり、とても有り難いことだと感謝しています。
しかしながら、この4月に年度が変わり子供の新しいの担任の先生とお話する機会がありました。
子供は学校の様々な匂いに頭痛を起こすことが度々あり、気持ちよく授業を受けられているとは言い難いです。
その中で、新しい担任の先生から強い柔軟剤の香りがしたことは、非常にショックだったと同時に少しの怒りも感じました。
我が家の子供は頭痛がすることはありますが学校に通うことはできています。
しかし、この問題で学校に通うことが出来ないCSの子供たちもいます。
全ての子供が通う権利があるはずで、それは子供の体質によって奪われてはいけないのではないでしょうか。
食物アレルギーの子供はその物質を避けることができますが、CSの子供は、自ら避けることは困難で、周囲の理解が不可欠です。
ですから、ぜひ、「あなたには柔軟剤や香水を使う自由はあるけれど、それによって日常に困難を感じている子供(人)がいる」ということを、せめて学校の職員の方たちには真摯に受け止めて頂きたいです。
日々の食事に気をつけ、健康に気をつけ、体質を良くするための努力をしていても、たった一人の人の無理解で体調を崩してしまいます。
学校に直接連絡することも考えましたが、我が家の子供以外にも静かに耐えている子供たちはいますので、こちらに投稿させて頂きました。
子どもたちが少しでも安心して学校に通えるように。
担任の先生と安心して話せるように。
どうぞご理解とご協力を宜しくお願い致します。
この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度いただきましたご意見をもとに、柔軟剤などの香りにより不快感や、体調不良が生じる子どもたちがいること及び、化学物質過敏症につきまして、市内各小中学校の教職員へ改めて周知いたします。
また、関係省庁で作成しているポスターを改めて学校へ送付し、保護者と学校が連携し、児童生徒への理解を深める機会としてまいりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。
なお、個別の対応については、お子様が通われている学校へ直接ご相談ください。