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受付日:令和6年1月30日
四條畷市岡山東にある大規模マンションの理事長をしている●●●と申します。
四條畷市開発指導要綱について要望があります。
開発指導要綱には、付置義務というものがあり、駐車場は住戸の数、駐輪場は2倍が定められています。
当マンションの場合は220戸あるので駐車場は220台分、駐輪場は440台が確保されています。
しかしながら、建築から20年以上が経過し近年のカーシェアリングの増加、住民の高齢化に伴う免許返納などにより駐車場に空きが増えてきました。
駐輪場にあっては200台で十分であり、機械式駐輪場は上段がほとんど空いている状況で使用されていません。
上記のような状況から、四條畷市の危機管理課に付置台数の見直しを相談しましたが以下のような回答がありました。
四條畷市都市整備部危機管理課からの回答内容(原文のまま)
「開発指導要綱の趣旨から、駐車場・駐輪場の確保数は、住戸戸数に対し、駐車場・駐輪場の一定の確保をお願いしているものであり、経年変化に伴い、変更するものではないことをご理解ください。そのうえで、経年変化に伴う、駐車場・駐輪場の維持・管理については、スコーレ四条畷管理組合様が上記の趣旨を理解した上で、今後の経年変化に対応できるよう、自らの責任において判断・処置すべき事項と考えております。」
当マンションの希望する内容は以下の通りです。
開発指導要綱は時代の流れに合わせて見直すものであり、実際に運用を行った結果、需要が無いものに対してその維持を求めることは経済的合理性が無いものと考えます。
本件に関しては管理組合の理事会で審議済みであり、直接説明をする用意がありますので必要ならお知らせください。
この度は、市長への意見箱に意見をくださりありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。
前回と同じ回答となりますが、開発指導要綱の趣旨から駐車場・駐輪場の確保数は住戸戸数に対し、駐車場・駐輪場の一定の確保をお願いしているものであり、経年変化や需要の有無の関係にて変更するものではないことをご理解ください。
そのうえで、以前から人口減少など一定の条件に合わせて緩和する方向で検討をしておりますが、現状、経年変化などに伴う駐車場・駐輪場の維持・管理については、上記の趣旨を理解したうえで自らの責任において判断・処置していただければと考えております。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。