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市長への意見箱

本文

観光行政の方向性と「ゆずりは」への対応について

受付日:令和6年1月24日

意見・提言内容

私たちは、四條畷市で『なわて観光ボランティアガイド「ゆずりは」』で活動をしています。
「ゆずりは」が結成されて、本年で20年を迎えました。
これまで、5,892人の方に四條畷の歴史や文化に触れていただき、また、豊かな自然も体験していただいています。
市役所から「事務局事務」を移管したい旨の連絡を受け、これまで協議を重ねてまいりましたが、「上が決めたものだから、覆すことはできない」と繰り返すだけで、昨年3月末に市役所から追い出されてしまいました。
一昨年の12月の市議会で、市長が「ゆずりは」に対し、「謝意」を述べられましたので、私たちは、これまでのいきさつを水に流して、市が新しく作ろうとしている「サポータ制」に入って活動をすることを昨年3月の総会で決議しました。
でも、サポータ制が軌道に乗るには時間を要すると考え、この間、ボランティア活動を止めることは好ましくないので、様子を見て加入することにしていました。
ところが、市の発信する市報やホームページなどでは、いつの間にか「サポータ制」が消え、新たな「観光ボランティアガイド」に代っています。
これまでのいきさつから、その変更の理由を「ゆずりは」に説明されて当然と考えますが、一切説明がなされないままです。
19年間、四條畷の観光ボランティアガイドで活動してきた「ゆずりは」を市役所から追い出すと、「上が決めたものだから、覆すことはできない」と言われてきたのに、同じ名称で新たに設立する市のやり方に、不信を持つのは当然です。
「ゆずりは」は、これまで市から補助金は一切もらっていません。
「事務局業務に職員の手が取られるから、事務局業務から手を引くという理由で、「ゆずりは」を市から追い出した経過があるのに、新たに市がボランティアガイドを設立することは、これまでの経緯から矛盾します。
四條畷には、旧石器時代から人が住みつき、生き抜いた歴史があり、文化が栄えたところです。
また、「四條畷の戦」や「戦国の天下人・三好長慶」の飯盛城跡(国史跡)など歴史の表舞台になった豊かな歴史を残す町です。
私たちは、行政と市民の知恵と行動が一体化して、観光行政が発展するものと考えています。
あらためて市長にお聞きします。
四條畷市の今後の観光行政の方向性と、「ゆずりは」に対して行われた理不尽なやり方をどのように思われておられるのか。
以上の2点について、2月末までに文書で説明していただくように申し入れます。​

回答内容

この度は、市長への意見箱に意見をくださりありがとうございます。
はじめに、市民の皆さんがそれぞれの思いをもって様々な活動に従事してくださり、市の魅力向上や発信に献身的にご尽力いただいていることに関しまして心から感謝と敬意を表するところです。
また、「四條畷市ボランティアガイド」は、貴団体との複数回に及ぶ意見交換を経て、当該制度に至れたと認識しております。
そのようななか、名称につきまして、令和5年1月19日時点では「【仮称】観光ガイドサポーター制度」としてご説明させていただいておりましたが、令和5年2月24日の要綱制定時には「四條畷市ボランティアガイド」という名称で決定をしたことについて、ご説明が十分にできていなかったことにつきましてお詫び申し上げます。
制度の内容につきましては、ご説明させていただいていた時から大きな変更点はございませんが、不明な点があれば地域振興課へお問い合わせいただければと思います。
それでは、二点のご意見について回答をいたします。
一点目の観光行政の方向性については、全庁を挙げて取組みを行うことを主旨に、より広い概念であるシティプロモーションの考え方に基づき、地域資源の活用を通した市の魅力発信という考え方で取り組んでまいります。
二点目の貴団体への対応については、団体の自主性・自立性を重んじ他団体同様に市民団体の皆様と行政が良きパートナーとなり、協働の原則を踏まえながら、みんなでつくる協働のまちづくりの更なる推進に向けてご理解・ご協力をいただきたく考えているところです。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。​