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市長への意見箱

本文

飯盛山(飯盛城跡)登山道の整備・充実について

受付日:令和5年9月15日

意見・提言内容

飯盛山登山道は依然として整備が不十分で城跡の見学者にも不親切な印象を与えているように思われる。

1.新登山道は急で階段が多く高齢者や小さい子どもにはあまりにも負担が大きい。
特に最初の方の非常に急な階段(両横に鎖の手摺のある階段)は段差も高く場所によっては足裏全体がつかず不安定になりやすく危険な体制になる可能性がある。
特に下りは危険で転倒の可能性が大きい。
山頂付近や途中の草刈も現状はボランティアの方が対応されている。市としての対応は出来ないのか。

2.新登山道の南側(山頂に向かって右側)に階段の無い登山道があります。
この登山道は市として公認していないと聞いていますが歩きやすい状況から多くの方が利用されています。
この登山道を整備し市公認の登山道とし個人の体力により新登山道とどちらかを選択できるのがいいと思いますがどうでしょうか。

3.旧登山道は「危険なため通行しないように」との看板が設置されていますが現状は利用されている登山者もいらっしゃいます。
新道に比較して階段もなく利用しやすいのは現実、私も時々利用します。
今の現状を市としてどう理解されていますか。
万一事故が発生した場合の対応はどうされますか。通行を禁止するのであればもっと徹底した対応が必要ではありませんか。
整備して登山道として利用できるのも一つの対応かと思いますが。

4.登山道の道標(案内板)についてですが、四条畷駅から山頂まで案内板が少ないように思います。
初めて市外から来られた方が駅から山頂まで迷うことなく行ける案内板が必要ではないでしょうか。
駅の近くか四條畷神社の近くに全体の案内を道中も要所・要所に案内版を設置し迷うことなく山頂に行けることが望ましいとおもいますが。
城跡に関係した場所や石垣にも案内板が必要では。
特に石垣は登山道を歩いていても見えません。
「この下(右とか左)に石垣があります」などの案内版を設置することが見学者への配慮ではないでしょうか。
また現在駅等においている「登山コースガイド」では全体像は理解できますがこの地図で初めての方が山頂まで行けるでしょうか。
もう少し詳しく丁寧さが必要かと思いますが。例えば曲がる所の目印等の表示があれば見やすい。
旧登山道について前述しましたがこのコースガイドにも旧登山道が表示されているように思いますが、基本的に禁止しているコースがなぜ表示されているのでしょうか。

5.先日千葉県から来られた城マニアの方に四條畷神社の近くで道を聞かれ、山頂まで案内し石垣も何か所か案内しました。
その方の感想として、(1)駅からもう少し案内が欲しい (2)道ももう少し歩きやすくしてほしい (3)石垣については、石垣を見に来ているので登山道上に表示してほしい。
今日は案内してもらったが一人で歩いて居ると気がつかない 等のお話でした。
最もな意見だと思います。

以上要望事項を列記しました。
国の特別史跡の指定を受け整備・利用についてご検討中とは思いますが多くの城マニアの方々が訪れているのも現実です。
広報が先行しているのが現状ではないのかと思います。
日々ご多忙とは思いますが市長自ら現地を確認してご検討をお願いしたいと思います。

回答内容

この度は、市長への意見箱に意見等をくださり、ありがとうございます。
また、回答が大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
ご意見のうち、教育委員会の専決事項もありますので、教育長と連名でお答えさせていただきます。

1.新登山道は急で階段が多く高齢者や小さい子供にはあまりにも負担が大きい。
特に最初の方の非常に急な階段(両横に鎖の手摺のある階段)は段差も高く場所によっては足裏全体がつかず不安定になりやすく危険な体制になる可能性がある。
特に下りは危険で転倒の可能性が大きい。山頂付近や途中の草刈も現状はボランティアの方が対応されている。市としての対応は出来ないのか。

【回答】
当該登山道の急階段等に対する改善につきましては、現状の地形に応じて存在する道を登山道としておりますことから改善に対応することは難しいものと判断しております。
また登山道の除草につきましては、例年、四條畷市と関係団体や学識経験者などで構成されております四條畷市山地対策協議会において、除草等を適宜行ってきたところですが、ここ数年は集中豪雨など自然災害の影響により、他の登山道の補修が著しく増大したことにより滞っておりましたが、今年度は同協議会を通じて、例年のとおり除草等を行ってまいります。

2.新登山道の南側(山頂に向かって右側)に階段の無い登山道があります。
この登山道は市として公認していないと聞いていますが歩きやすい状況から多くの方が利用されています。
この登山道を整備し市公認の登山道とし 個人の体力により新登山道とどちらかを選択できるのがいいと思いますがどうでしょうか。

【回答】
市道(登山道)のルートにつきましては、土地所有者の了解を得なければならない等の諸課題があるため、新たに市道(登山道)を整備・認定をする予定はございません。
つきましては、現市道を生かしたルートを楽しんでいただければと考えております。

3.旧登山道は「危険なため通行しないように」との看板が設置されていますが現状は利用されている登山者もいらっしゃいます。
新道に比較して階段もなく利用しやすいのは現実、私も時々利用します。
今の現状を市としてどう理解されていますか。
万一事故が発生した場合の対応はどうされますか。通行を禁止するのであればもっと徹底した対応が必要ではありませんか。整備して登山道として利用できるのも一つの対応かと思いますが。

【回答】
旧登山道につきましては、本市として道路や登山道に位置付けておらず、現時点で整備を行う予定はございません。
また、これまでも法面崩壊の恐れがあり、危険であることから新登山道を利用するよう周知しているところであり、今後も同様に新登山道をはじめとした「河内飯盛山登山コースガイドマップ」に掲載のある各登山コースの利用を推奨してまいります。

4.登山道の道標(案内板)についてですが 四条畷駅から山頂まで案内板が少ないように思います。
初めて市外から来られた方が駅から山頂まで迷うことなく行ける案内板が必要ではないでしょうか。
駅の近くか四條畷神社の近くに全体の案内を道中も要所・要所に案内板を設置し迷うことなく山頂に行けることが望ましいとおもいますが。城跡に関係した場所や石垣にも案内板が必要では。
特に石垣は登山道を歩いていても見えません。「この下(右とか左)に石垣があります」などの案内板を設置することが見学者への配慮ではないでしょうか。
 また現在駅等においている「登山コースガイド」では全体像は理解できますがこの地図で初めての方が山頂まで行けるでしょうか。
もう少し詳しく丁寧さが必要かと思いますが。
例えば曲がる所の目印等の表示があれば見やすい。
旧登山道について前述しましたがこのコースガイドにも旧登山道が表示されているように思いますが、基本的に禁止しているコースがなぜ表示されているのでしょうか。

【回答】
飯盛城跡に関する道標を含めた案内板につきましては、文化庁の指導のもと大東市とともに令和4年度から、貴重な歴史遺産を後世に継承し、活用を図るために問題点や課題を整理し、基本的な考え方や方針・方法、取り組むべき施策・事業の実施計画を定め、中・長期的な観点から取組みが進められるよう「史跡飯盛城跡保存活用計画」の策定を進めており、令和5年度末に文化庁の認定を受ける予定です。
その後、案内板等の仕様など具体的な内容につきましても文化庁の指導のもと、大東市とともに「史跡整備基本計画」を策定し、国の補助金を活用して城跡を安心、安全に見学いただけるよう計画的に設置していく予定にしております。
その際には、ご提案いただいた場所も候補地の一つとして考慮してまいります。城跡を見学される方々にはご不便をおかけしますが、ご理解くださいますようお願いいたします。
また「河内飯盛山登山コースガイドマップ」においては、飯盛山展望コース(新登山道)をはじめとした8つのコースを掲載しており、お示しの「コースガイドに旧登山道が表示されている」点につきましては、登山者が道中で迷うことのないよう山中の道を示すとともに、別途ガイドマップ内に記載のあるとおり、危険な箇所がある道であることを表しているものです。
つきましては、当該表示は旧登山道をコースとして示したものではなく、また、旧登山道の利用を推奨しているものではございません。

5.先日千葉県から来られた城マニアの方に四條畷神社の近くで道を聞かれ、山頂まで案内し石垣も何か所か案内しました。
その方の感想として、(1)駅からもう少し案内板が欲しい (2)道ももう少し歩きやすくしてほしい (3)石垣については、石垣を見に来ているので登山道上に表示してほしい。
今日は案内してもらったが一人で歩いて居ると気が付かない等のお話しでした。
もっともな意見だと思います。

【回答】
上記4の回答に記載のとおり、「史跡飯盛城跡保存活用計画」の文化庁認定後に、「史跡整備基本計画」を策定して、計画的に大東市とともに案内板等を設置していく予定にしております。
以上、ご意見に対しての回答といたします。
今後とも市政へのご理解、ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。