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市長への意見箱

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フリースクールに通う子どもに対して助成金を検討してほしい

受付日:令和5年10月24日

意見・提言内容

現在、子どもが小学生ですが不登校です。
親子で葛藤を抱えながらもこの状況を少しづつ受け入れ新しい幸せのカタチを探しています。
その中でインターネットでフリースクールを探し見学し体験にも行き子どももここなら通えそうと言ってくれ希望もみえてきました。
一方で実際にフリースクールに通うとなると月4万円程かかります。
さらに送り迎え等もあり親が働く時間も減らさなくてはいけなくて出費増に加え収入減となり経済的にかなり苦しくなります。
政府は学校に行く行かないに関わらず学びにアクセスできない子どもたちをゼロにという制度を作ったはずです。
四條畷市の教育もそれに向けてチャレンジし動いてくれていると信じています。
しかし現状は不登校になれば自分たちで居場所や学びの場を探さないといけない状況に加え通いたいフリースクールが見つかったとしても大きな費用負担もかかってきます。
私の家庭も含めてお金が使えない家庭の子は不登校になれば居場所や学びにアクセスしにくい状況でさらに孤立していきます。
このことから近年、フリースクールに通う子どもに対して助成金を支給する自治体もでてきています。
四條畷市としてもすべての子どもが学びにアクセスできるためにこのような助成金を検討していただけないでしょうか。
不登校の昨年の統計では小中学校における不登校者数が過去最多の29万9049人となりました。
これだけ学校に行かない選択をした子どもたちが増えた中で大人たちが本当に真剣にこのことを考えなくてはいけないフェーズに入ったと思います。
どうかよろしくお願いします。

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく教育委員会が担う業務ですので、教育委員会からお答えさせていただきます。
日頃より、本市教育行政にご理解賜り、厚くお礼申し上げます。
また、メール文を拝読させていただくにあたり、ご家庭でお子様にとってより良い方向を模索されてきたことと推察いたします。
お問い合わせいただいた件につきまして、四條畷市では現在助成金等の制度はございませんが、不登校の子どもたちの学びの場として教育相談室「フリールームなわて」があり、様々な活動やスクールカウンセラーへの相談等を通して、生活リズムを整えること、その子に応じた学習に取り組むことなど社会的な自立をめざしています。
各小中学校におきましては、遠隔授業や学習者用タブレットPCを活用した課題配布を行うなど、多様化してきた学びのニーズに対応できるよう、取組みを進めているところです。
いただいたご意見を踏まえ、今後さらに学びの機会を充実していけるよう検討、研究を重ねてまいりますので、ご理解の程、よろしくお願いいたします。