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市長への意見箱

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保育士が安全安心に働けるようにしてほしい

受付日:令和4年9月26日

意見・提言内容

先日静岡のこども園で起きた事件で、とても心を痛めています。
園の対応を非難する声も多く、その原因や責任の所在などを考えさせられます。
そこには保育所、こども園の責任者の資質、子どもに対する愛情や運営に対する考え方の甘さが大きく関わっているのではないでしょうか。
近年保育士不足が問題になっていますが、保育士の管理も園の大切な仕事の一つです。
四條畷市でも保育士不足の解消に力を入れられていると思いますが、保育士の人数だけを揃えるばかりでなく、保育士の労働環境を安全安心に働けるようにすることも必要と思います。
保育施設で一人の保育士が同僚からパワハラを受けストレスから難病になり園長に相談していたにもかかわらず解決してくれず辞職したと言う話も聞いています。
パワハラでの辞職はとても残念です。
園長の対応は労働者である保育士の安全管理義務を怠っています。
保育士と子どもの安全はどちらが欠けても事故につながるのではないでしょうか。
保育士が生き生きと働き続けられる保育所が子どもにとっても不可欠です。
パワハラにあうことは辛く悲しいです。
人権課、議員にも相談されていたと。結果は。
市長様に提案として保育士の研修はあるけど園の責任者(園長等)の研修も必要ではないでしょうか。
再度保育士として働く方、今も働いている保育士の為に。
そして子どもの為に。
大事な監査も簡単ではなく、しっかりして頂きたいです。
長文になってしまいまして申し訳ありません。読んで頂いた事感謝しております。

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をいただき、ありがとうございます。
いただいたご意見について、回答いたします。
まず、職場において、同僚から、パワーハラスメント行為を受けられたとのことで、ご本人様や、ご家族の方におかれましては、大変お辛い思いをされたこととお察しします。
職場は、人生の中で多くの時間を過ごす場所であるとともに、多様な人間関係を取り結ぶ場でもあります。
このため一人ひとりの尊厳や人格が尊重される職場づくりが重要です。
また、保育施設は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う乳幼児期に過ごす場であり、お示しのとおり、保育士も子どもも安心安全に過ごせることが必要です。
このようななか、本市では、令和元年度から保育施設等における働き方改革研修を実施し、保育職員の負担軽減や教育・保育内容の充実を図っているところです。
とりわけ、今年度は、心理的安全性(組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態)の向上について研修を複数回にわたって実施しております。
特に施設長を中心とした管理職に対しては、管理職向けの研修も実施し、事件、事故を起こさない組織をどのようにつくっていくか、課題認識・改善を図っています。
また、監査につきましては、定期的に保育施設を訪問し、監査基準に基づき、運営状況や職員の労働状況、施設・設備の安全管理、保育内容等について確認し、保育施設の適正な運営につなげております。
なお、パワーハラスメントについて相談があった場合は、施設に聞き取りを行い、指導等を実施してまいります。
今後も、保育職員が働きやすい環境づくりに努め、教育、保育の充実につなげてまいりますので、よろしくお願いいたします。