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市長への意見箱

本文

学生がSDGsの議論をできる場所がほしい

受付日:令和3年11月16日

意見・提言内容

小・中・高校生が、SDGsについてディスカッションできる場所がほしいです。
今からの社会には、SDGsは欠かせないものとなっています。
様々な社会の課題とSDGsとのつながりを知り、「持続可能な世界を築くためには何をしたらいいのか。また、将来自分はどのような目標達成に貢献できるだろうか。」
そのようなことをたくさんの人とディスカッションをする中で、自分の答えを見つけられる場として設けてもらいたいです。
また一案ですが、ディスカッションを通して知ったことなどを、総合センター等を使って、若い人から高齢者の方々に伝えられたら、SDGsを通して人々の輪がつながるのではないかと思います。
SDGsのキーワードは「誰ひとり取り残さない」です。
検討のほどお願いします。
達成まで残り9年切っています。

・私が四條畷市でSDGsを広めたい理由
私は中学卒業までSDGsとは無縁でした。
私がSDGsを知ったきっかけは、高校で枚方市が開催するSDGsのワークショップの案内をもらったことからでした。
いざ、そのワークショップに参加してみると、私は他校の方々から、SDGsの重要性・地球温暖化の深刻さについて教えてもらい、より詳しく知りたいと思うようになりました。
高校の先生方の手も借りて、牧野高校でSDGsを広めるためのボランティア団体(Making Makino)を仲間と共に昨年、立ち上げました。
そして、今日まで枚方市や大阪府が主催する様々なボランティア・ディベートに参加してきました。
多くの人と話すことによって、様々な人の体験談を聞けたり、私には思いもよらなかった発想が生まれることもあり、多様性という言葉が持つ力を感じます。
私はSDGsと出会い、日本・世界でリアルタイムに起こっている地球市民の危機について知ることができました。
私は、まずは一人でも多くの人にSDGsという遠いような言葉で遠くないことを知ってもらいたいです。
SDGsで四條畷市を明るく、未来輝く市にしていきたいです。

 

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

ご意見にありますとおり、SDGsは、地球上の誰一人として取り残さないという理念による持続可能な開発目標を定めた国際目標であり、貧困、飢餓、保健、教育、ジェンダー、エネルギー、気候変動等、17のゴールと169のターゲットから構成されており、行政や企業、学校、ボランティア団体、地域住民等、多様な主体が連携し、社会全体で取り組んでいくことが重要と考えております。
このような中、●●様におかれましては、SDGsを広めるためのボランティア団体を自ら立ち上げられ、その活動を通じてたくさんの方々との出会いの中で、SDGsの学びを深め、啓発活動にご尽力いただいておりますことに、敬意と感謝の意を表します。
さて、本市におきましては、まちづくりの主役は市民一人ひとりであるとの考えのもと、「市民中心のまちづくり」を掲げ、地域課題の解決や地域活性化に向け、協働で取り組む事業を支援する公募型協働のまちづくり提案事業補助金制度を創設するなど、市民の皆さまとの協働によるまちづくりを進めております。
SDGsの推進につきましても、多様な機関が連携しつつ、各分野で主体的に取組むことが重要と考えておりますので、ご提案の小・中・高校生がSDGsについて討論する取組みにつきましても、前述の補助金制度を活用いただくなど、市民主体で進めていただき、より良いまちづくりにつなげていきたいと考えておりますので、ぜひご検討ください。
本市といたしましても引き続き、様々な機関と連携しながら環境、人権、平和、教育等、幅広い分野においてSDGsの掲げる目標に資する取組を展開してまいります。
この度は貴重なご意見をありがとうございました。

(参考)
公募型協働のまちづくり提案事業補助金(令和4年度事業)
https://www.city.shijonawate.lg.jp/soshiki/11/2561.html