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市長への意見箱

本文

四條畷を舞台にした公演を市から広めてほしい

受付日:令和3年6月7日

意見・提言内容

6月20日まで上演されている、宝塚歌劇団月組公演「桜嵐記」を観ました。
「四條畷の戦い」と言われる南朝最後の決戦にまつわる悲哀が描かれた、なかなかの傑作だと思いました。
四條畷市の子供達は、この南北朝の争いをどの程度知っているのでしょう。
恥ずかしながら、私も楠木正成、正行親子の名前くらいしか知らなかったので、劇の中で、決戦の地となった「四條畷」が高らかに叫ばれたときには驚きました。
東市長の政策の一つに四條畷を舞台にした大河ドラマの招致というのがあったと思います。
今はコロナ対策でお忙しくていらっしゃると思いますが、是非ご覧になっていただきたい舞台でした。
四條畷を知らしめる意味で、ホームページや広報などで、この公演のことをもっと広めてもよいのではないかと思ったりしますが、やはり特定の私的団体を応援するようなことはできないのでしょうね。

 

回答内容

この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。

四條畷市は古くから「人々の営み」が行われた地であり、ご意見にもありましたとおり、「四條畷の合戦」で南朝の命運をかけて戦った楠正行公をお祀りしている四條畷神社・小楠公墓所をはじめ、日本最古のキリシタン墓碑の出土や稲作跡など、歴史遺産にめぐまれたまちです。
こうした楠正行をはじめとした歴史遺産については、本市教育委員会で郷土教育副読本を作成し、毎年小学校3年生に配布して郷土教育の授業を行うほか、団体の事業として、本市の子どもたちが、南北朝時代の衣装をまとい、四條畷神社の参道を武者稚児行列で練り歩く「四條畷楠公まつり」等により、子どもたちに伝承しているところでございます。
また、歴史遺産等について、市ホームページなどさまざまな媒体で情報発信を行っており、令和2年度は、市公式インスタグラムをリニューアルし、楠正行をはじめとする歴史上の人物や史跡などに興味がない方にも本市に「行ってみたい」と思っていただけるような発信に努めてまいりました。
さらに、楠正行とわがまち四條畷を全国にPRすべく、本市は「楠公さん」大河ドラマ誘致協議会に加盟しており、楠正行ゆかりの自治体等と連携をはかり、大河ドラマの誘致を行っているところでございます。
宝塚歌劇団の公演につきましては、市が協力等を行っている事業ではないため、広報誌やホームページで周知することは難しいですが、この公演を機に、多くの人に情報をキャッチしていただけるよう、今後もSNS等を活用しながら楠正行をはじめとした歴史に関する情報発信に努め、四條畷市のPRにつなげてまいります。
この度は貴重なご意見をありがとうございました。