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受付日:令和2年8月11日
田原地区に住む保護者です。
今年度はコロナ感染の影響で学校生活が一変し、誰もが大変な年だと思います。
その中でも学校行事の一環である、林間や修学旅行がありますが、臨時休校で延期になり、参加、不参加という選択肢も出ている事もありますが、正直、今年度は中止という選択肢はなかったのでしょうか。
生徒達にとっては一度きりの事かもしれません。
それは保護者自身の私も、子ども達の気持ちも、重々分かっているつもりでいます。
しかし現在も、減少するどころか増加の一方なのが現実です。
保護者の方で医療・福祉関連で勤務されてる職場によっては、施設利用者や職員の感染防止策として、その家族の旅行の自粛も言われています。
勤務先で感染者が出た場合は給与補償があるが、勤務先外での感染(家族など)が分かった場合は補償がないとも聞きます。
家庭の誰かがコロナ感染の接触者が出れば、確実に仕事に行く事は出来ません。
そうなった場合、外出も禁止になり、それこそ生活出来なくなります。
ただでさえ、現在のコロナ感染は無症状が殆どの様です。
もし泊まり行事で生徒達が感染してしまえば、その間は市などで生活補償は考えてらっしゃるのでしょうか。
この度は、市長への意見箱にご意見をくださり、ありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
四條畷市長 東 修平
日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解いただくとともに、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、ご意見いただきました小中学校の泊をともなう行事につきましては、令和2年8月19日開催の教育委員会定例会のなか、児童生徒の安心安全を第一に考え、令和2年度の市立小中学校の宿泊行事を中止することにいたしました。
引き続き、本市の教育行政に対しまして、ご理解、ご協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
四條畷市教育委員会教育長 植田 篤司