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小中学校の熱中症対策をしっかりやってほしい

ページID:0102461 更新日:2025年8月28日更新 印刷ページ表示

受付日:令和7年6月30日

意見・提言内容

市内公立小学校で子どもがお世話になっていますが、市内公立小中学校における熱中症対策、特に以下の点についておうかがいとおねがいです。
1、 市内公立小中学校、教室および特別教室での空調の使用、運用について
先日、暑くなり始めたころ市内小学校に通う子どもが「教室が暑い、エアコンが入ってない」と家で言いました。
数日後には「エアコン入るようになった」と言いましたが、子どもの話なので、いい加減であること前提ですが、「運用開始が遅い」と親として感じました。
(1)教室、特別教室の空調の運用ルールを詳しくお教え願えますか。
2、 学校への冷蔵庫、冷凍庫の設置について
登下校中の子どもたちを見ていると、ネッククーラーをつけている子どもたちが増えたように感じています。
我が子も持っており、通学前に冷蔵庫から取り出して、首に下げて飛び出していきます。
当然この暑さのことですので、1時間程度でぬるくなり、本来1番暑い時間である帰りには意味の無いものになっています。
報道等でご存じかと思いますが、そのネッククーラーや水筒を子どもたちが自由に冷やせる冷蔵庫、冷凍庫を設置している市町村、公立校があるとのことです。
(1)四條畷市内公立校内には、子どもたちが自由に使える冷蔵庫、冷凍庫の設置はありますか。
(2)設置が無いということであれば、これら設置についての可能性についてお考えをお聞かせください。
早急に検討願います。
3、 給水、給茶等ができる機器類の設置状況と運用について
先日、家に帰ってきた子どもの水筒が空だったことがあり、翌日から慌てて大きいものを持たせるようにしました。
お友達の親御さんに聞くと、水筒2本持って行っているご家庭もあるとのことでした。
この暑さですので、親としてしっかり持たせるのは当たり前ですが、
(1)校内における給水、給茶が可能な機器の設置状況、台数とそれらの運用についてお教えください。
6月はじめの公式Xのポストは拝見しましたが、子どもにきくと「そんなモノ無い」とのことです。
これまた頼りない子どものことなので、いい加減な話かもしれません。
しかし、「在籍児童が知らない、理解していない」ということは「子どもたちへのアナウンスが足りない」ことの証明ともいえます。
少し話がずれますが、ご家庭の事情とご都合で、大きい水筒が用意できない、1本しか持たせられないご家庭もあるかもしれません。
また、子どもたちのことですから、家に忘れた、持ってきたけどどこかに置いてきた、と言うこともあるでしょう。
(2)そのウォーターサーバーには使いすてのコップなどが置いてあるのでしょうか。
コップ類の設置がないなら「水筒を忘れた」子どもたちは我慢するしかないのでしょうか。
(3)そのウォーターサーバーは、1年生をはじめとする、小さな子どもたちの手と力で、1リットルサイズの大きな水筒に給水できる機器の形をしているのでしょうか。
(4)まさか数百人規模の学校で、ウォーターサーバー1台や2台程度で賄えるとお考えではないと思いますが、クラスごとに置く、学年ごとに置くなど、台数を増やす計画等について詳しくお教えください。
仮に上記(2)、(3)、(4)がNO回答であれば、それは「アナウンスが足りない」を通り越し、「現場、現状をまったく理解していない大人の自己満足」であり、何のためにおいたのかと指摘、疑わざるを得ません。
最後に、書く必要のないことかもしれませんが、先日市役所庁舎を訪れました。
・窓口部署が涼しいのは来訪者のため当然でしょうけども、窓口のない部署も涼しい、寒がりと思われる職員さんは、羽織るものまでご用意されていました。
・物陰やみなさんのお机の奥には冷蔵庫があり、それぞれの水筒や弁当類を冷やしておられるご様子。
何百人働いておられるのか知りませんが、冷蔵庫何台あるんでしょうか。
・自動販売機で冷たいものを購入し、飲みながらお仕事をされている職員さんもおられました。
大人の職場と子どもの学校の差、違い、区別はあると思いますし、休み時間まで否定するつもりはありません。
しかしこの扱いの違いはなんでしょうか。
学校は子どもたちに我慢を強い、修行させる場とお考えでしょうか。
私たち親は、学校に子どもたちを通わせる義務を負っています。
私たちに義務がある以上、学校に関わる、教育に携わるみなさんには子どもたちの安全を最優先に考え、無事に家に帰るところまで責任を持ち、子どもたち命を100%守る責任があるのではないでしょうか。
エアコンについては、電気代の予算がどうのこうの、冷蔵庫については購入予算が、場所がどうのこうの、ウォーターサーバーも予算が・・・電気代が・・・、設置場所が・・・というありがちな回答が返ってきそうです。
無い袖は振れません、当然このありがちな回答に対しついつい一定の理解をしてしまいそうになりますが、理解をしてしまうと熱中症で子どもが亡くなるなどの事故があった際に「それもまたやむをえない」という理解をしなければならないことになると感じています。
私はそんな態度、姿勢、考えで子どもたちの命が守れるとは思いません。
市役所の職員さんに無理を強いるつもりはありません。
どこでもだれでも、職場環境は快適であるべきでしょう。
ただ、「誰かがどこかで我慢をしなければならないなら、大人が我慢をするべき」です。
1日だけでも良いので、職場のエアコン切って、冷たいものが飲めない1日を過ごしてください。
子どもたちが置かれている環境がご理解いただけると思います。
電気代が足りないなら、庁内の冷蔵庫の線を全部抜いて、浮いた電気代を学校に回せばいいと思います。
冷蔵庫買うお金が無いなら、庁内、出先その他関係機関の冷蔵庫全部集めて持っていけばいい。
いよいよ何も無いなら、熱中症対策費用として、保護者から500円ずつでも、1,000円ずつでも、お金をあつめればいいと思います。
「そんなこと、とてもできません」というお返事が返ってきそうです。
きっとこのメールも涼しいお部屋で読んでおられるでしょう。
一方で子どもたちは毎日必死で、本当に命がけです。
現金も無い、自販機もない、知恵も能力もまだまだで、自力でどうしようも無いんです。
暑い中でほったらかしくらっています。
授業中とか休み時間とか、関係ありません。
こどもたちが置かれている状況を舐めないでください。
この暑い中、本当に命がけで学校に毎日通っています。
ちゃんと考えて、すぐ対応してください。
あちこちで熱中症で子どもが亡くなった、救急車で搬送された、毎日報道されているにも関わらず、四條畷市内で、子どもが死なないとわからないんでしょうか。
暑い日に、登下校を体験してみてください。
外の体育の授業を経験してみてください。
暑い校内を見て回ってみてください。
私が論点としたいのは、単なる熱中症対策としてどうかということではなく、子どもたちの命を守るための姿勢、行動、対応としてどうか、ということを論点としたいことをご理解いただければ幸いです。
長文失礼しました。​​​​

回答内容

この度は、市長への意見箱に意見をくださり、ありがとうございます。
いただきましたご意見につきましては、教育委員会の専決事項でありますので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、誠にありがとうございます。お問い合わせ頂いた内容について順次お答え申し上げます。
「1」について回答いたします。
各校にて作成された冷暖房使用規定に基づく運用を原則としておりますが、児童生徒の様子をはじめ、温度、湿度、熱中症計など注視しながら、柔軟にかつ効果的な空調の利用に努めております。
なお、規定の詳細につきましては、各校までお問い合わせください。
「2」について回答いたします。
・学校の冷蔵庫について
子どもたちが自由に使える冷蔵庫は学校には設置しておりません。
給食用の冷蔵庫がありますが、衛生上の観点から食べ物以外での使用は禁じています。
・冷蔵庫の設置について
現時点では冷蔵庫の設置は検討しておりません。
なお、下校時の熱中症対策としては、教科書等を学校に置いて帰ることで荷物の軽量化を図ったり、下校中の水分補給を促す声かけを行ったりするなど、各校においてできる取組を進めております。
「3」について回答いたします。
(1)給水機の機能について
アレルギー対策のため給茶機能のない給水のみ(冷水・常温水)の機種としたうえで、各家庭で子どもに応じて準備された飲料が不足してしまった場合の補充用として、各校校舎内に1台設置しています。
なお、使用上のルールは学校ごとに決めて運用していますので、あらためて児童・生徒への周知に努めるよう学校長に伝えさせていただきました。
・水筒を忘れた際の対応について
教職員に相談するよう児童生徒に伝えています。
また、教職員からも水筒を忘れた際にどのようにしたらいいかを伝えるなどの発信を心がけるようあらためて学校へ伝えます。
・給水機の形状について
低学年の児童であっても大きな水筒への補充が可能な給水口の高さで、簡単に操作のできる機器を設置しています。
また、支援が必要な場合は教職員が随時対応しています。
・設置台数の増設について
現状、学校からの情報では1台の運用で対応可能と聞いているものの、今後の使用状況や学校への聞き取りなどを踏まえ必要に応じて検討します。
本市においては、特別教室を含むすべての学校の教室と体育館の冷暖房をいち早く設置するなど、安全な学校と、子ども、保護者の安心を最優先に考えております。
今後も、学校現場においては、子どもそれぞれの体調管理への配慮や水分補給の声かけ、屋外活動前の暑さ指数の測定徹底など、児童生徒の安全確保に努めてまいりますので、ご理解のほど何卒よろしくお願い申し上げます。