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受付日:令和7年3月28日
保健センターの赤ちゃん訪問にて産後ケアというものがある事を知りました。
今回、四條畷市で里帰り出産をしましたが、里帰りと言っても両親は仕事をしている為、赤ちゃんのお世話を頼めるほどの余裕はなく、日中や夜間も1人でお世話をしていた為、寝不足や体力の限界・精神的な疲労を感じて産後ケアを利用することになったのですが、四條畷市で契約してる産後ケア施設が2軒しかなく、1軒は交野市の助産院、もう1軒は大阪市天王寺区の助産院。
交野市の助産院は、赤ちゃんの預かりは無いので、実質家でお世話しているのとあまり変わりがないこと。
そして天王寺区の助産院は、遠くて、とても産後すぐの状態で小さな赤ちゃんを連れて行ける場所ではありません。
選択肢がこの2つしかないこと、さらにどちらを選択しても思っているように休めないこと、また、四條畷市で産後ケアを利用するには条件があり、実家で同居となると 両親の援助が受けられると見なされ 審査が厳しいことを知りました。
これでは、利用したくてもできない人が多いのではないでしょうか?
誰の為に、何の為に、産後ケア事業をやっているのか分かりません。
近隣の市の産後ケア事業は充実しており、助産院や産婦人科など選択肢も多く、利用条件もここまで厳しくないです。
子育て支援 の一環として、出産後の母親のサポートやケア といった意味で もう少し産後ケアの契約施設を積極的に増やしたり、誰でも気軽に利用できるようにして頂きたいです。
この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
いただきましたご意見について、回答いたします。
産後ケア事業は、出産後1年以内の母子に対して心身のケアや育児のサポート等を行い、 産後も安心して子育てができる支援体制の確保を行う事業となっております。
産後ケア事業において利用者に提供するサービスとしては、滞在期間中は母子同室によりサービスを提供することを基本としておりますが、産婦さんの状況や施設の状況に合わせて母子分離が可能な場合はこの限りではありません。
●●様のご意見のとおり、本市の現状としましては、市内に産後ケア施設がなく、また、契約している施設も少ない状況であります。
先般、国において、支援を必要とする全ての方が利用できるようにするため、受け皿拡大に当たり、市町村の管内では委託先が確保できない場合に、市町村の区域を超えた広域的な調整を都道府県が担う必要があると示されていることから、大阪府と連携して利用できる施設の拡充に取り組んでまいります。
今後とも市政へのご理解、ご協力をお願いいたします。