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受付日:令和7年4月14日
お世話になっております。小学生の保護者を持つ者です。以前、関西地方で、部活動中に落雷による事故があり、子どもを持つ保護者としては、雷は相当危険だと感じております。
要望としましては、雷注意報が出ているときや、雲行きが怪しいとき等、子どもたちを学校で待機させる対応は、していただけるのでしょうか?
また、下校途中、身に感じるような雷にあったとき、どうしたら良いのかという指導は、していただいてるのでしょうか。(親からは、雷鳴ってるときは木のそばに行っちゃだめとは言っております)
この度は、市長への意見箱にご意見をくださりありがとうございます。
学校教育については、市長部局でなく、教育委員会が担う業務ですので、教育委員会から、お答えさせていただきます。
日頃より、本市教育行政並びに学校の教育活動にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
お問合せいただきました内容「小学校での雷が近付いてきたときの対応」について回答いたします。
市教育委員会では、毎年市内小中学校に対しまして、落雷の危険を感知した際には、屋外での体育活動等とあわせて、登下校の対応についても留意するよう指示しているところでございます。
また、学校においては、下校時の急な雷に対しては、下校をさせず校舎内で待機させる、待機させていることをメールシステムを使って保護者に周知する、小学校においては可能であればお迎えをお願いする、校長間で連携を取りながら情報収集を行い、タイミングを見て一斉下校させる、その際には教員による巡回見守りを行うなど、細心の注意を払いながら対応しています。
併せて、平時においては学級指導や災害時を想定した避難訓練などを利用し、落雷の危険を感じたときには、可能な限り、すぐに大きな建物の中に入るなど、安全な場所に避難するよう指導していると聞き及んでいます。
しかし、先般、他府県でも学校活動中の落雷事故が発生したとの報道もあったことから、市教育委員会でも再度、下校指導や部活動を含む各学校での活動に対する備えを改めて確認するとともに、事故の防止について適切な対応をするように各学校へ指導してまいります。
ご理解とご協力の程、よろしくお願いいたします。