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塩の利用方法は調味料だけではありません。実は馬の飼育に利用していたのです。馬を健康に飼育するには、ナトリウム不足を防ぐため塩を与えます。古墳時代にはこうした塩を土器で作っていました。
古墳時代の遺跡からパラパラと出てくるこの土器は塩を作るための土器(製塩土器)です(写真1)。この中に海水を入れ、加熱し水分を蒸発させることで塩を作ります。その特徴は土器の厚さが薄いことです。この薄さのせいか、遺跡からは割れた状態で出てくることがほとんどです。
塩を作るための石を敷いた炉も奈良井遺跡からみつかっています(写真2)。中からは石に混じって製塩土器の破片も出土しました。この炉に火を焚き、土器を据えて加熱します。
この土器は、四條畷市立歴史民俗資料館で令和8年10月10日(土曜日)から12月13日(日曜日)まで開催する第41回特別展「馬と人のあゆみ―人は馬とどう向き合ってきたか―」で展示します。
広報四條畷LIFE 令和8年10月号掲載

