公共施設再編整備の検討状況等について

令和5年4月に改訂した個別施設計画【公共施設】では、市民総合センター用地及び保健センター用地（以下、総合センター等用地）に8施設（市庁舎、市民総合センター、保健センター、教育文化センター、市民活動センターの一部、老人福祉センター楠風荘、シルバー人材センター、福祉コミュニティーセンター）を集約する方針としています。これに基づいて、今年度、予備調査業務に取り組むなか、施設の高層化による近隣住宅の日照や駐車場台数の確保、周辺道路の渋滞など様々な課題が明確になりました。

それらを踏まえて検討した結果、複合8施設の建設は不可能ではないものの、様々な課題の解決策が見いだせないことから、整備方針を見直し、代替案を作成しました。

現在、この代替案をもとに議会が設置された調査研究特別委員会で議論いただくなど、施設再編整備の方向性を再度検討しています。

今後、様々な意見を踏まえ、見直した整備案を反映した個別施設計画【公共施設】の改訂を進めていく予定です。

その他の検討内容

• 旧耐震基準(※)の施設は、取り壊しのうえ、他施設との集約、複合化を図ります。ただし、一部施設は将来的な動きを見据え耐震化を実施のうえ維持することとします。
• その他の施設については、親和性のある施設は集約、複合化を実施し、施設総量（総延床面積）の最適化をめざします。

※旧耐震基準…建築基準法に定める耐震基準が強化される前の昭和56年以前に適用されていた基準のこと。この基準で建築された建物は、耐震性が不十分なものが多く存在するため、本計画では早期の解消を図ることとしています。

　リンク

• 四條畷市公共施設等総合管理計画の策定について
• 四條畷市個別施設計画【公共施設】の策定について
• 四條畷南中学校跡地整備に係るワークショップの開催について