ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 健康・医療・福祉 > 医療 > 予防接種 > 高齢者の肺炎球菌の予防接種について

本文

高齢者の肺炎球菌の予防接種について

ページID:0081646 更新日:2025年9月29日更新 印刷ページ表示

1.高齢者肺炎球菌感染症について

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。日本人の約3~5%の高齢者では鼻やのどの奥に菌が常在しているとされており、これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、肺血症などの重い合併症を起こすことがあります。

2.高齢者肺炎球菌ワクチンの定期予防接種について

高齢者の肺炎を起こす原因として最も多いのが肺炎球菌による感染です。肺炎球菌は、約90種類以上ありますが、高齢者肺炎球菌ワクチンには、このうち頻度の高い23種類の成分が含まれており、約80%の肺炎球菌感染症に効果があると言われています。​

高齢者肺炎球菌ワクチン予防接種ポスター [PDFファイル/173KB]

接種期間

65歳になった日から66歳の誕生日前日まで

※接種には事前予約が必要な場合があります。予防接種の予約については、各医療機関へお問い合わせください。
※接種期間以外の接種につきましては、全額自己負担になりますのでご注意ください。

接種対象者

(1)接種当日満65歳の人(65歳になった日から66歳の誕生日前日まで)

(2)接種日当日、満60歳以上65歳未満の人で、心臓・腎臓・呼吸器・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に障がいを有する人で、身体障がい者手帳1級所持者

下記の(1)の人へは、65歳になる誕生月の翌月初めに順次『接種券(ふじ色のはがき)』を発送しています。

(2)の人は、『接種券(ふじ色のはがき)』の発行申請が必要となりますので、保健センターまでお問合せください。​

ご注意

  • 1、2に該当される人でも過去に高齢者肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン【ニューモバックスNP】)を接種したことがある場合(自費での接種も含む)は対象外です。
  • 過去5年以内にこのワクチンを接種したことのある人は、再接種した場合には副反応が起こる頻度が高く、かつ程度が強く発現すると報告されていますので、2回目の接種を検討される場合はかかりつけ医にご相談ください。
  • 66歳の誕生日以降に接種されると、接種費用は全額自己負担となります。

四條畷市に転入された人で接種対象にあたる人、また紛失などで『接種券(ふじ色のはがき)』が見当たらない人は、発行・再発行の手続きができます。

高齢者の定期予防接種の接種券(発行・再発行)について

高齢者肺炎球菌ワクチンについて

  • 一生に1回
  • 皮下または筋肉注射

接種医療機関

高齢者の定期予防接種の詳細は、「高齢者の定期予防接種の実施医療機関一覧」をご確認ください。

3.接種費用(自己負担額)

接種費用(自己負担額)を医療機関の窓口でお支払いください。

接種費用:2,000円

当日は『接種券(ふじ色のはがき)』、マイナ保険証・資格確認書、健康保険証等、下記に該当する人は無料接種券、各種手帳の提示をお願いします。

接種費用の免除について(必ず接種前に申請が必要)

下記(1)~(4)に該当する人は、事前に保健センターに無料接種券の発行申請を行うことで、無料で接種を受けていただけます。

(1) 生活保護受給者
(2) 身体障がい者手帳1級・2級
(3) 精神障がい者保健福祉手帳1級
(4) 療育手帳A

詳しくは、高齢者定期予防接種の無料接種券の発行のページをご覧ください。

4.接種実施医療機関

医療機関によっては、事前予約制の場合や実施曜日を限定している場合がありますので、必ず事前にご連絡のうえ、医療機関へ出向いてください

(1)北河内5市(四條畷市、大東市、守口市、門真市、寝屋川市)の医療機関で接種する人

【高齢者の定期予防接種の実施医療機関一覧】をご確認ください。

(2)上記以外(北河内5市以外)の市町村の医療機関で接種する人

事前に、予防接種実施依頼書の発行申請が必要です。

詳しくは、《四條畷市(北河内5市)以外で予防接種を受けたい人》をご覧ください。

(3)施設(特別養護老人ホーム、軽費老人ホーム、介護老人保健施設、養護老人ホーム)で接種する人

接種の際に予防接種実施依頼書が必要な場合があります。保健センターにお問合せください。

5.よくある質問

質問内容

Q1  過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかったことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?

Q2 定期接種の対象でないと高齢者肺炎球菌ワクチンを接種してはいけませんか?

Q3 接種券を失くしました。どうすればいいですか?

Q4 高齢者肺炎球菌の定期接種はどこで受けることができますか?

Q5 高齢者肺炎球菌ワクチンの副反応は大丈夫ですか?​

Q6 「接種は一度しかできない」と言われたことがあるのですが、再接種はできますか?

Q1 過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかったりしたことがあるのですが、定期接種の対象者になりますか?

肺炎は様々な原因でおこり、また、肺炎球菌には90種以上の型がありますので、過去に肺炎や肺炎球菌感染症にかかっていても、定期接種の対象になります。

Q2 定期接種の対象でないと高齢者肺炎球菌ワクチンを接種してはいけませんか?

接種できないということではありません。定期接種の対象者でなくても、基礎疾患(慢性心不全・慢性呼吸器疾患・糖尿病・腎不全など)をお持ちで、感染のリスクが高い人には、公費負担ではありませんが、任意での接種がすすめられています。

Q3 接種券を失くしました。どうすればいいですか?

再発行いたします。保健センターまでお問い合わせください。

高齢者の定期予防接種の接種券(発行・再発行)について

Q4 高齢者肺炎球菌の定期接種はどこで受けることができますか?

実施医療機関一覧表のページでご確認ください。

Q5 高齢者肺炎球菌ワクチンの副反応は大丈夫ですか?​

ワクチン接種の反応で、免疫ができる以外のものを副反応といいます。接種部位の痛み・赤み・腫れ・筋肉痛・だるさ・発熱・頭痛などの副反応を認めることがあります。過去に予防接種で強い副反応が出たことがある人、肺炎球菌ワクチン接種歴がある人は、接種前に医師に相談しましょう。接種後気になる症状が出た場合は、接種した医療機関に連絡をしてください。

Q6 「接種は一度しかできない」と言われたことがあるのですが、再接種はできますか?

2009年に厚生労働省が再接種を認可し、それらは2回目以降の接種が可能となりました。ただし、5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みなどが強く出る恐れがありますので、1回目の接種から5年以上の間隔をあけてください。再接種の場合は任意での接種となりますので、医療機関にご相談ください。

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)