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皆さん、こんにちは。四條畷市マーケティング監の西垣内渉と申します。
2017年9月から、四條畷市役所では全国でも類を見ない数か月単位の長期インターンシップ生を現役大学生、大学院生から受け入れ、まちづくりの実践に参画してもらっています。これまでの活躍の様子はインターンブログとして残っていますので、ぜひご覧ください。
さて、2020年7月に新たなインターンシップ生6期生として植野凪沙(うえのなぎさ)さん、楠本理香(くすもとりか)さんの2人が加入しましたので、今回ご紹介します。
マーケティング監(以下、マーケ監):
植野さんは同志社女子大学で現代社会学部社会システム学科に所属しているそうですね。今回四條畷市役所のインターンシップに参加した理由は何ですか?
植野凪沙(以下、植野):
私は大学生の間アルバイトをしてきましたが、大学3年生になり自分自身を振り返ったときにマニュアル通りに仕事をすることが多く、自分から主体的にアイデアを出し働いた経験がほとんどないことに気づきました。そこで、今からでも主体的に行動できる環境に身を置き、自分の発想力を高め自分自身を成長させたいと考え、今回の長期インターンシップに興味をもちました。また、大学で観光学を学ぶなかで、人々が訪れたいと考え、最終的に定住したくなる魅力を生み出すことに興味をもっていたので、実際に今回のインターンシップで四條畷市の魅力を多くの人に伝えたいと考えました。
マーケ監:
近年注目されている「関係人口」にフィットする考え方ですね。今回長期インターンシップに参加する意気込みを聞かせてください。
植野:
今回のインターンシップでは、四條畷市の魅力を市内の人々だけでなく市外の人々にも伝えることができる取り組みをしたいと考えています。とくに私と同世代の若い人たちに伝えることができるようにSNS等を活発に利用していきたいです。また新型コロナウイルスの影響で活動制限がなされているなかで、オンラインを利用するなど工夫し最大限できる取り組みを行っていきたいです。そして、多くの人たちに取材することで新たな発見に気づき自分自身の知識を深め成長させたいと思います。
マーケ監:
発信力をさらに高めるための戦力として期待しています!そんな植野さんが好きなことは何ですか?
植野:
私は韓国のアイドルが大好きで去年は2か月に1回のペースでライブに行きました。私がアイドルにハマったのは、大学受験で疲労しているときにたまたまYouTubeでパフォーマンスを見て一目惚れしたことがきっかけです。自分がどんなにつらくても、彼らの頑張っている姿を見ると自分も頑張ろうと思い前向きに行動することができます。またアイドルにハマったことがきっかけで、イベントスタッフとしても働いています。多くのお客様の楽しそうな姿を生で見てエンターテインメントの素晴らしさを実感しました。早くコロナウイルスが終息しイベントが開催できることを願っています。
マーケ監:
好きなことを起点に行動していく姿勢、素晴らしいですね!市の発信にもそのアクティブさを発揮してもらえればうれしいです。
マーケ監:
楠本さんは大阪府立大学で生命環境科学域自然科学類分子科学専攻に所属しているんですね。一見、市役所の仕事とは縁遠く感じますが、なぜインターンシップに参加しようと考えたのですか?
楠本理香(以下、楠本):
私の学部は9割以上の学生が大学院に進学し、化学メーカーなどに就職、もしくは博士課程へ進学するといった進路に進みます。しかし、予備校でのアルバイトの経験から自身がやりがいを感じることは何なのか、これからどんな人になりたいのか、どんなことがしたいのかということを見つめ直した時、このままなし崩し的に大学院に進学しても得られるものは少ないのではないかと感じて1年間の休学を決め、この1年をどのように過ごすか考えていた時に見つけたのがこの四條畷市のインターンシップでした。
市役所の長期インターンシップというのをそもそも聞いたことがなく、これまであまり深く考えたことがなかった市役所の業務内容に興味を惹かれました。また、多くの長期インターンシップが職種を制限し応募をかけておられるなか、このインターンシップでは企画から運営まで一貫して携わることができるというのが自身のなかで大きな魅力でした。
マーケ監:
あえて考えたことのなかった世界へ飛び込むチャレンジャー精神が感じられますね。今回長期インターンシップに参加する意気込みを聞かせてください。
楠本:
四條畷市の再発見をテーマに、主に子育て世代の方に向け様々な発信していきたいと考えています。交通の便が良いことから市外に出てしまう地元の子育て世代や学生に四條畷市内での新しい過ごし方を、InstagramやYouTubeといった若者向けのコンテンツを利用して伝えていきたいです。また、そのようなコンテンツを通じて、市外の方が一度行ってみようと思うきっかけにもしてもらいたいと考えています。加えて、新型コロナウイルス感染症拡大防止で活動が制限されているからこそオンラインを利用したイベントや、遠出ができず運動不足になりがちだからこそ市内でのウォーキングやサイクリングを推進するような企画を作っていければと考えています。
市民の方々全員に楽しんでいただける企画作りはとても難しいと思いますが、民間企業では知ることのできない視点を学びたいと思っています。また、これまでは既存のものの効率や質の向上といった観点で物事に取り組むことが多かったので、このインターンシップでは0から1を創ることを意識して業務に取り組んでいきたいと考えています。
マーケ監:
新時代のイベント開催に向けた立案と発信、楽しみです!そんな楠本さんが好きなことは何ですか?
楠本:
レコード収集を趣味にしている父がきっかけで、音楽は小さい頃からよく聴いていました。高校生からベースを始め、最近はコピーだけでなく好きなフレーズを思うままに弾いたりもしています。
音楽は本当に幅広くいろいろなジャンルを聴いているのですが、ぜひおすすめしたいバンドが台湾のInstrumentalバンドのElephant Gymです。ベースがメロディラインを弾いている少し変わったバンドなのですが、不思議な世界観に引き込まれます。
在宅時間が増えた分これまで聴いてこなかった音楽にも触れる時間が増えて、またライブハウスに足を運べるようになる日が待ち遠しいです。
マーケ監:
好きなことを起点に行動していく姿勢、素晴らしいですね!市の発信にもそのアクティブさを発揮してもらえればうれしいです。
新戦力となる2人のインタビュー、いかがでしたでしょうか?これから市内を取材させていただく機会も増えると思うので、ぜひ名前と顔を覚えてくださればと思います。そして5期から継続して「アンジー」ことチェリーアンジェラー未来も活動中です。6期インターン生は3人体制でよろしくお願いします。
今後も四條畷市では長期インターンシップ生を募集していきますので、関心を抱かれた大学生・大学院生の方はぜひ応募ください!応募にあたっては勤務条件などもよく確認してくださいね。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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