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5. 明治時代の鉄道と四條畷

 現在のJR学研都市線四条畷駅は、明治28(1895)年8月22日、現京橋駅西方の片町と四條畷を結ぶ浪速(なにわ)鉄道の四條畷駅として開業しました。下の図は、絵図に描かれた当時のようすで、線路は神社参道手前で止まっていました。明治30(1897)年には関西鉄道に買収され、同社は四條畷を経由し名古屋までの直通急行列車を運転しました。このころ大和田健樹(おおわだたけき)が「鉄道唱歌」を作詞し、四條畷が唄い込まれています。その関西鉄道も明治40(1907)年には国有化されました。
 これら関係資料は、歴史民俗資料館で令和4年12月11日(日曜日)まで開催の特別展「シデウナハテ 関西の軽井沢・日本的フィヨルド ―明治~昭和期の四條畷観光と鉄道―」で展示中です。

浪速鉄道時代の四條畷駅

浪速鉄道時代の四條畷駅(明治29年・四條畷神社絵図より) 個人蔵寄託品

 

広報四條畷LIFE 令和4年10月号掲載