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令和4年3月、『四條畷市史』第六巻として「民俗編」が完成しました。この本は、四條畷を知る多くの人へ聞き取り調査をした内容や提供いただいた資料がもとになりました。
大正~昭和時代については、今も記憶しているさまざまな人から、詳細な話を聴くことができました。
他方、もはやほとんどの人の記憶が及ばない江戸~明治時代についての記述では、代々の聞き伝えに加え、たくさんの人から古文書や写真資料、古い道具などが提供され、たいへん役に立ちました。
建てた年代が古い家の押し入れや蔵などには、今もこういった古文書や道具、写真などの資料が眠っていることがあります。今からおおむね50年を経た資料(現在では昭和時代も含む)は、世界でそれ1点しかない大切な歴史資料です。どんなに傷んで状態が悪いものでも良いので、みつかった際は文化財課にぜひ連絡してください。
完成した、『四條畷市史』第六巻(民俗編)は、歴史民俗資料館などで販売しています。
広報四條畷LIFE 令和4年4月号掲載
みつかったばかりの古文書
状態が悪くても市の歴史を解明する大切な資料