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古墳時代前期(約1700年前)の前方後円墳で、全長約87メートル、高さ約6メートル、後円部の直径約45メートルあります。昭和9年9月の室戸台風で忍陵神社(しのぶがおかじんじゃ)の一部が倒壊し、その復旧作業中に竪穴式石室が見つかり古墳であることが分かりました。
その際に京都大学が発掘調査した結果、碧玉製の腕輪や鉄製の刀剣類など、副葬品の一部が見つかりました。
現在は後円部の墳丘上に式内社の忍陵神社が鎮座しています。
竪穴式石室は地元の熱意により覆い屋が建てられており、北河内地方で唯一竪穴式石室が見学できる貴重な古墳です。
交通:JR学研都市線忍ケ丘駅下車西へ徒歩10分
なお、石室の見学は、普段は保存のため覆い屋の格子越しの見学となります。
覆い屋内部の見学を希望される場合は、一か月前までに下記問い合わせ先へお申し込みください。
ただし、石室内部へ入ることはできません。
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