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8. 岡山南遺跡(おかやまみなみいせき)出土 家形埴輪

【考古資料第8号】

昭和51年度に府道枚方・富田林・泉佐野線建設工事に伴う発掘調査において、S字状の大きな溝(長さ約35メートル・幅約2.5メートル・深さ約1.2メートル)から発見しました。同時に発見した土器などから古墳時代中期のものと考えています。
この埴輪は、高床式(たかゆかしき)の建物を表現しています。また棟(むね)には5本の堅魚木(かつおぎ・屋根の上につけた棒状のもの)が着けられています。これは、その家の住人の地位の高さを示すものです。死後の世界でも生前に住んでいた家に似せた家形埴輪を作りその権威を示そうとしたのでしょう。当時の様子を考える上で貴重な資料のひとつです。
なお、大阪市中央区の玉造稲荷神社の玉造資料館は、この埴輪を参考にして建てられたものです。

岡山南遺跡出土 家形埴輪・写真と地図