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10. 忍ヶ丘駅前遺跡出土 琴を弾く人物埴輪

【考古資料第10号】

平成3年度に銀行建設工事に伴う発掘調査において、一辺約30メートルの方墳(ほうふん・四角い形の古墳)の溝から発見しました。同時に発見した土器などから古墳時代後期のものと考えています。
この埴輪は、椅子に座り、長さ約9センチメートルの板作りの5本の弦を張った琴を膝にのせています。
琴の埴輪は、全国で30数例発見されており、近畿地方では天理市森本寺山12号墳出土の5世紀末頃の5弦線刻(せんこく)埴輪と堺市野々井古墳群出土の膝上に5弦線刻の琴を置いた5世紀末の埴輪が知られています。
市内から出土した人物埴輪のうち、唯一全体像が復元できた貴重な資料です。

忍ヶ丘駅前遺跡出土 琴を弾く人物埴輪・写真と地図