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16.防空演習

ページID:0113183 更新日:2025年9月16日更新 印刷ページ表示

戦時中は、国内各地で空襲に備えて防空演習が行われていました。四條畷市内も例外ではありません。
昭和9年(1934)7月26日から28日に近畿防空大演習が行われ、それ以降も地域単位での防空演習(いわゆるバケツリレー)が重ねられました。

写真は昭和10年代に撮影された田原村での防空演習の様子です。田原村には焼夷弾による被害はなかったことから、子どもの疎開先でもありました。とはいえ、警報はよく鳴り響きました。そして、遠くで落とされた焼夷弾の光が、田原村の家々の壁を赤く染めたといいます。

 

田原村の防空演習

 

この写真は、四條畷市立歴史民俗資料館で令和7年10月7日(火曜日)から12月14日(日曜日)まで開催する第40回特別展「暗雲の彼方に光あり」―戦争の記憶をたどって―で展示しています。

 

広報四條畷LIFE 令和7年9月号掲載