スズメバチにご注意！

スズメバチは危険だと思われがちですが、通常、巣を刺激しなければ人を襲うことはありません。また、スズメバチは毛虫などの害虫を捕まえて食べるなど、私たちの生活にも役立っています。ただし、9月～10月はハチの数も増え、活動のピークをむかえ攻撃性も高くなりますので注意が必要です。

巣を作る場所

　生垣や軒下、天井裏などに多くみられます。

　また、山の中では土手や木の洞などにも営巣します。

巣の特徴

　種類によって多少違いはありますが、マーブル模様で、巣の下側に小さい出入口が1か所あるものが一般的です。

巣の駆除

　市では蜂の駆除は行っておりませんので、土地の所有者か管理者が自らの責任で行ってください。駆除が困難であると判断された場合は専門の駆除業者（有料）にご依頼下さい。

業者のご紹介は下記の団体で行っております。

社団法人大阪府ペストコントロール協会

電話番号　06-6942-1891

スズメバチが飛んできたら

　通常、エサを探しているスズメバチが攻撃してくることはありません。手を振り回すなどの派手な動きはせず、その場からまっすぐ走って遠ざかりましょう。部屋に入ってきた場合でも、なるべく高いところの窓を開け、部屋を暗くすると、明るいほうへ飛んでいきます。

スズメバチに刺されたら

　応急処置としては、傷口から毒を絞り出し、水道水でよく洗った後、氷などで冷やしましょう。数か所刺された場合、アレルギー体質の方、過去にハチに刺されたことのある方は特に注意が必要です。人によってはまれに、呼吸困難、めまい、失神、視野が狭くなるなどの重篤なショック症状を起こす場合がありますので、早めに医療機関を受診してください。

刺されないために

　巣を刺激しないことが大切です。また、スズメバチは黒い色に反応し、人の衣服等にとまってから刺します。白い化繊等のなめらかな素材の衣服を着用することをおすすめします。

　また、ハチは匂いに敏感なので、ハイキング等に出かける際には香水や整髪剤等の使用は注意しましょう。