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ナワテチャレンジャーたちの魂の叫び!JAPAN CHALLENGER AWARDin四條畷1か月前に勝手な大予想!(マーケ監ブログ#024)

 皆さん、こんにちは。四條畷市マーケティング監の西垣内渉です。

 8月にお伝えしたこのブログ第7回にて、11月30日に「JAPAN CHALLENGER AWARD in 四條畷」が開催されることをご紹介しました。いよいよ開催1か月前ということで、その見どころ聞きどころをお伝えします。

 JAPAN CHALLENGER AWARDは昨年「みんなの夢AWARD」の名で開催され、今回は実質2回目となります。このイベントは、四條畷市の課題をビジネスで解決する社会起業家の発掘と育成を目的に、いわゆるソーシャルビジネスのアイデアを持った社会起業家たちによるプレゼンテーションと、その夢を応援したい企業のビジネスマッチングを行うもので、地方版の開催としては昨年の四條畷が西日本初だったんです!

 このイベントで「夢の発表」としてプレゼンをするのはナワテチャレンジャー(ファイナリスト)6名で、そこからグランプリと準グランプリが選ばれます。私は実は前職でオープンイノベーション(自社だけでなくベンチャー企業など異業種、異分野の他社や他主体が持つ技術やアイデア、サービス、ノウハウ、データ、知識などを組み合わせ、革新的なビジネスモデルを見出すこと)を社内に提案し、関わったことがあり、現在までにいくつもの企業や法人から相談を受け、提言してきた経緯があることから、今回のファイナリストそれぞれのポイントをご紹介します。

 まず、今回のファイナリスト6名のお名前と発表テーマはこちらです!

 
名前 テーマ
勝山 浩二 Co-working/Co-learning space
働くと学ぶが交差する場所
白井 莉奈 キッチンカーおにぎり屋さんで”ごはん”から”幸福”を@四條畷
島田 丁花 地元食材を使った、地球と人に優しい食堂
兵頭 昴樹 四條畷を食のテーマパークへ
寺下 繁子 我等青春、元気で楽しく百歳へ!!
橘 美沙 畷ブランドの構築について
~四條畷を日本一PR力のある街にするために~

 今回の特徴は、プレゼンを聞く側にもわかりやすい、イメージしやすいビジネスモデルが多そうだということです。市民の皆さんからすれば、「これは四條畷に合いそうだ」とか「もっとこうすれば四條畷の人々に愛されそう」といったプロデューサー視点でお話を聞いていただけるものと思います。そのうえで、私の考える見どころ聞きどころをいくつかご紹介します。

その1:橘さんvs.兵頭さんの情報発信対決!

 橘美沙さんは市内商店街をはじめとしたお店の発信力を高め、人が集いやすい地域にしていこうと考えています。一方、兵頭昴樹さんは自らがYouTuber(ユーチューバー)となり、市内のお店を彼ならではの工夫で発信していこうとしています。兵頭さんにはいち早くYouTuberデビューしてほしいと思いますし、橘さんとは今回のファイナルにあってはライバル関係ですが、実際は連携できる部分が多いはずなのでぜひナワテチャレンジャーコンビとして、四條畷を盛り上げる主体になってほしいと思います。市のインターネットテレビ「なわチャン!」とのコラボレーションもぜひ実現したいところです。

その2:島田さんvs.白井さんの「食」に対するアプローチ対決!

 島田丁花さんは地球と人に優しい食材、すなわち無農薬や有機で作られた野菜などを提供する場を考えられています。お店で買う食材もどこでどのように作られたかはわからないことも多く、家で調理するとしても食材が農薬に汚染されていれば意味がない。この点を課題ととらえ、食材をしっかり選んでおいしく調理して提供することを考えているようですね。昨今、食の「トレーサビリティ」(流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡が可能な状態)が求められており、生活のあらゆる面から安全安心が求められている中、とても時勢をとらえたアプローチと言えます。

 一方、白井莉奈さんは自身が料理を作ることが大好きで、キッチンカーを拠点として食の喜びを多くの人に伝えたい、食事を通じてコミュニケーションの機会を増やしたいという理念を持っています。

 食事という人類共通の営みに対して、それぞれの視点から幸せをもたらそうというアイデアは聞きどころ満載です。島田さんのアイデアは、突出した特産物がない本市にあってどれだけ地産地消に向けたビジョンを構築するか、白井さんはすでに市内に開店している料理店やキッチンカーとの差別化をどのように示して関わりたい人を増やせるか、といった点に注目したいと思います。

その3:(私は)今すぐに欲しい!勝山さんの考えるサードプレイス

 最近ニュースやテレビの情報番組でも取り上げられる機会が増えている、サードプレイスという考え方。これは、家でも職場でもない場所で、副業・「複業」に取組む人が増えている中、職場ではできないし家では集中できない、スペースがないという人の居場所として注目されています。勝山浩二さんのアイデアは、ただの居場所ではなく「学べる」という要素も取り入れてさらに発展させようと考えています。確かに、副業や起業をしたくても、何をしたらいいか、どうしたらいいかわからないという人も多いと思います。サードプレイスにいることで学べる、スキルを得られるとすれば一石二鳥であり、その場所にさらに価値が生まれます。私も個人的にこのような場所が市内にあると良いなと思いますし、これを本市でどのように展開したいと考えているのか、その具体的な見通しもプレゼンで披露してくれるのではないかと想像します。

その4:最年長85歳の挑戦!生きがい・喜びは自分で作る!

 最後は最年長85歳の寺下繁子さんが提案する「我等青春、元気で楽しく百歳へ!!」です。平均寿命が延び、今後健康寿命も長くなるとすれば、仕事や子育てに占められていた時間が減り、自分の好きなことに打ち込める時間は増えるはずです。しかし、仕事や子育てに忙しくしていると老後にしたいことを考える余裕もなかなかなく、実際時間ができても何をして過ごしたらいいものか、となる人は今後増えていくかもしれません。寺下さんは自らそうした人々を含めてコミュニティを形成し、戦争を経験したという立場から若い世代に知らせたいことをつなぐ機会を創造しようと考えています。他世代交流は若い人、人生のベテラン双方にとって良いことであり、これをAWARDに向けてどう「寺下さんカラー」にして見せてくださるのか、とても楽しみです。

 

 以上、私の独断と偏見で6名のナワテチャレンジャーに期待することをご紹介してしまいました。どのアイデアがグランプリをとってもおかしくない大混戦であり、グランプリには選ばれなかったチャレンジャーでも、地元事業者とのマッチング等をきっかけに事業が進むことも大いにあります!11月30日にはこの6名を応援しに、四條畷市市民総合センターにいらしてください!

司会は「坂道グループ」メンバーのアノ人!

 昨年は千原せいじさんが務めてくださったJAPAN CHALLENGER AWARD in 四條畷の司会ですが、今回は「R-1ぐらんぷり」2007年・2008年の王者で最近では「吉本坂46」のメンバーとして活躍するなだぎ武さんです!これまでさまざまな番組に出演されてきた経験から、切れ味あふれるコメント、ツッコミが聞けること間違いなし!こちらもぜひお楽しみに!
なだぎ武さん

 他にも、昨年展示ホールで開催された、市内の店が提供してくださった親孝行メニューの試食会のように、来場者を楽しませる仕掛けをいろいろと考えているようですので、どんな企画に出会えるか楽しみにして11月30日は市民総合センターにいらしてくださいね。
JCA

 今回も、お読みいただき、ありがとうございました。


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