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インターンブログ7th#08「大人が自然と子どもにチロる?『まほうのだがしやチロル堂四條畷店』についてインタビューを行いました」(中原希望)

大人が自然と子どもにチロる?『まほうのだがしやチロル堂四條畷店』についてインタビューを行いました

こんにちは!インターン生の中原です。

みなさんは「まほうのだがしやチロル堂」というお店を知っていますか?
このお店は、他と比べて少しだけ変わったところがあります。それは、うれしくて楽しい「まほう」がかかっているところです。
先月、四條畷にもこの「まほう」がかかったお店「まほうのだがしやチロル堂四條畷店」(以下、チロル堂四條畷店)ができました!

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(栄通り商店街の脇道を進むと、まばたきサンタが入り口に立っています)

今回のインターンブログでは、このお店の仕組みや「まほう」の正体を伝えたいと思います。

「チロル堂四條畷店」の仕組みと「まほう」の正体

おしゃれなのれんをくぐると、左側にカプセル自販機が設置されています。
「まほうのだがしや」たる理由は、ここからがポイント!

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こちらがカプセル自販機。1日1回子ども(18歳以下)だけが100円で回すことができます。
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カプセルには「チロル堂」だけで使える通貨「チロル札」が1枚入っています。
時に、2枚、3枚と入っていることも!

子どもたちは1チロルで100円分の駄菓子を買うことができるだけでなく、230円するアジフライも600円するカレーも1チロルで買うことができます。

つまり、子どもたちの100円に「まほう」がかかり、100円以上の価値になります。
駄菓子を買えるだけでなく、ジュースやカレー、運が良ければケーキや定食も食べることができるかもしれない。そんなうれしい「まほう」がかかるのです。
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​オーナーの島田丁花さんにインタビュー形式でお話を伺いました。

中原:どうしてこのような「まほう」がかかっているのでしょうか?

島田さん:これは、大人が自然と「まほう」をかけているからです。

ここでは、大人が寄付や支援をすることを「チロる」と言います。
店では駄菓子だけでなく、スイーツやドリンク、定食などのメニューも販売しています。
これらの代金を大人が支払うことで、一部を「チロる」(寄付する)ことができ、子どもたちがワクワクする「まほう」に変わります。
つまり、大人が食事を楽しみながら「チロる」だけで、子どもは100円以上の価値のものを食べることができ、地域の子どもにおごってあげるようなサイクルができます。

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Q.元々こちらは「食堂まばたき」でしたよね?「チロル堂四條畷店」に店名を変えたのですか?

島田さん:そうなんです。チロル堂本店のオーナー(吉田田タカシさん)がInstagramのライブ配信で「今度駄菓子屋やるねん」とコンセプトや内容の話をしていて「私もやりたい」と感じ、お願いをしに行こうと思いました。本店が奈良県生駒市と近かったので、すぐに向かって、オーナーに「私もしたいです!」と伝えると、二つ返事で「いいよ!」と言ってくれました。とても驚きました。

中原:島田さんの行動力も、オーナーの心の広さもすごいと思います。少しさかのぼってお話を伺いたいのですが、どうして島田さんは「食堂まばたき」を開こうと思ったのですか?

島田さん:小さい頃から「食堂をやりたい」「自分のお店を持ちたい」という夢があって、以前は大阪市の森之宮で食堂をしていました。そんな時に、四條畷市商工会の方からJAPAN  CHALLENGER AWARD in 四條畷のビジネスプランコンテストの案内が届いて、「地元食材を使った地球と人に優しい食堂」というビジネスプランで参加しました。その結果、グランプリをいただいて、審査員や市役所の方々、農家さんの協力のもと「食堂まばたき」を開店したんです。

中原:YouTubeでプレゼンテーションの動画を見たことがあります。無添加や食材にこだわっているお店はあまり見たことがなかったので「面白いビジネスプランだなぁ」と感じました。最後に、島田さんの今後の展望を教えてください。

島田さん:最近では、商店街近くの空き家をお借りして、子どもから高齢者までだれでも楽しめる空間を作っています。いつか規模を大きくして、市内の廃校でやりたいと考えています。

中原:とても面白そうですね。貴重なお話をありがとうございました!

幅広い世代の方が訪れやすい、温かい雰囲気を感じる「まほうのだがしやチロル堂四條畷店」
興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください!