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こんにちは!インターン生の中原です。
9月を迎え、季節が夏から秋へと、少しづつ変化しているように感じます。
突然ですが、皆さんは、四條畷青年団と畷祭保存会が行う「畷祭」はご存じでしょうか。
「畷祭」とは、年に1度、丸太神輿(みこし)を担ぎ、四條畷を練り歩くという独自の祭です!
(今年は9月18日に開催される予定です。)
今回は「畷祭」に関することを、4代目団長の角田正樹(すみだまさき)さんと四條畷青年団の方々へインタビューをしてまいりましたので、記事を通して四條畷青年団の畷祭への思いを伝えたいと思います。
中原:畷祭と四條畷青年団はどのように誕生したのですか?
角田さん:
18年前の2004年に、初代団長の木又誠次(きまたせいじ)さんと同級生を中心に、四條畷市は若者が盛り上がっているものがないなあということで、木又団長の「祭をやろうぜ」という言葉をきっかけに誕生した祭です。
また、「四條畷市を盛り上げる」、「市外に出てしまっている仲間も、祭のある9月に四條畷市に集まろう」この二つの意味合いが込められています。
(ちなみに、祭の際に神輿を担ぎに来る四條畷青年団の人数は、50人から100人を超える時もあるそうです。)
中原:木又さんの発案によって、畷祭が誕生したのですね。3年前に開催された畷祭を拝見しましたが、沢山の方が参加されており四條畷市が大きく盛り上がっていたと思います。
次に、「畷祭」ならではの特徴や魅力を教えてください!
角田さん:
畷祭は20代から30代の方々を中心として行われており、若さが特徴の1つになります。
また、市内各地区には地車が多いですが、畷祭では神輿(重さ約1トン)を使用しており、市の西部地域を中心に駆け回るのが魅力です。
さらに、JR忍ケ丘駅ロータリーと四條畷神社の2ヶ所では、日本に古くから伝わってきた縁起の良い行事である「餅まき」が行われますが、そちらも魅力の1つです。
中原:神輿を担がれるのですね。重さ約1トンの神輿を担ぐのは、大変力がいるものだと思います。また、名物となっている四條畷神社までの険しい坂をダッシュして神輿を運ぶ姿はとてもかっこいいのではないかと思います。
次に3年ぶりの開催にあたって畷祭に対する反響はどのようなものでしたか?
角田さん:
四條畷市のお店や協賛店、各地区の区長さんなどへ挨拶に行った際に、「今まで通り頑張ってや」や「今年は頑張ってや」などの温かいお言葉をいただくことができました。
中原:新型コロナウイルス感染症の影響で、開催できなかった年にアルコールの配布を行ったり、7月に開催された日本伝統芸能「夏祭」など、地域イベントに積極的に参加されたりしてきたからこそなのかなと思います。
最後に、今後の展望と意気込みをお願いいたします!
角田さん:
今後の展望としては、畷祭を5年、10年だけでなく、100年以上世代交代を行い、継続していきたいです。
また、今年は3年ぶりとなるため、最後に開催した2019年の第15回畷祭のような人数、盛り上がりで一日神輿を担ぎたいです!そして、多くの子ども達に見に来ていただきたいです。
中原:お忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
・今回のインタビューを通して
角田団長や四條畷青年団の方々のインタビューを通して、畷祭が地域から愛されている理由や、角田団長や四條畷青年団の方々の畷祭に対する熱い思いが伝わってきました。
(実際に、私も四條畷青年団の方々と神輿を担ぎたいと感じました。)
また、一昨年と昨年は新型コロナウイルス感染症の影響によって開催することができず、今回は、3年ぶりの開催ということもあり、地域が大きく盛り上がるのではないかと思います。
皆さんで、畷祭を盛り上げていきましょう!
例年、春に行われる楠公まつりにも神輿を出していますが、今年は中止となってしまったため、来年は2回神輿を担いでいる姿を見れるといいなと感じます。
「畷祭をもっと知りたい」、畷祭を見て「神輿を自分も担いでみたい」と感じた方は、四條畷青年団のホームページやSnsアカウントの検索方法を記載しておりますのでご確認ください!(市外の方も参加可能のようです。)