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#04 ワクチン接種ってどんなもの?

市町村での新型コロナウイルス予防接種(以下、ワクチン接種)開始に向けて、最前線で取り組んでいる市役所の人たちにお話を伺い、⻑期インターン⽣の視点で情報を発信するブログ記事・第4弾︕

今回は、「予防接種ってそもそも何なの?」「新型コロナワクチンは絶対に接種しないといけないの?」という素朴な疑問や、4月から順次接種が開始される新型コロナワクチンについて伺ってきました。

※このブログ記事は3月23日時点で公開されている情報をもとに作成しています。

予防接種って?

インフルエンザやおたふくかぜを始めとして、日本ではさまざまな予防接種が実施されていますね。では、そもそも予防接種の役割って皆さんご存じですか。「病気にかからないようにするためじゃないの?」と思った人もいるのではないでしょうか。これは、私もこの記事を書くにあたり、初めて感じた疑問でした。実は、予防接種には(1) 個人を守る (2) 社会を守るという2つの役割があります。

(1) 予防接種を受けるとその病気に対する免疫(抵抗力)がつくられ、その人の感染症の発症あるいは重症化を予防することができます。

(2) 多くの人が予防接種を受けることで免疫を獲得していると、集団の中に感染患者が出ても流行を阻止することができる「集団免疫効果」が発揮されます。さらに、ワクチンを接種することができない人を守ることにもつながります。

こうして調べてみると、病気にかからないようにするためだけではないことがよくわかりますね。

新型コロナワクチンは任意接種?

そうは言っても、今回の新型コロナワクチンはまだわかっていないことも多く、「自分や家族に接種の順番が回ってきたとしても接種するかどうかは悩んでいる…」という方もいらっしゃると思います。以下は、厚生労働省の公式ホームページより引用です。

新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意がある場合に限り接種が行われます。予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われることはありません。

〇厚生労働省の公式ホームページより引用https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html<外部リンク>

記載のとおり、ワクチン接種はあくまで任意であり、接種の順番が回ってきた皆さん一人一人に接種するかどうかを選択していただくことができます。接種券が届いても、「絶対に接種してください」という意味ではありません。国や大阪府、本市などが提供する情報をもとに、接種を受ける人が(1) 感染症の予防効果と副反応について理解し、(2) 同意がある場合に限り、接種が行われます。

3社のワクチン!それぞれの特徴は?

次に、現在日本で接種予定の3社の新型コロナワクチンについてです。それぞれの情報を表にまとめたものがこちら!

〈3社の新型コロナワクチン〉
  ファイザー社 アストラゼネカ社 モデルナ社
注射の種類・回数 筋肉注射・2回目接種

1回目接種→2回目接種の期間

21日間 28日間 28日間
薬事承認 承認済 承認申請中 承認申請中

当面はファイザー社のワクチンのみが使用されます。現在、薬事承認申請中の2社が承認されたのち、3社のワクチンが使われることになります。

加えて、接種を受ける時期に供給されているワクチンを接種することになるため、ご自身が接種するワクチンの種類を選択することはできません

最新スケジュール

以上、今回は予防接種の役割や、新型コロナワクチンの任意接種・3社それぞれの特徴についてご紹介しました。

最後に、ワクチン接種に関する最新スケジュールを公開!

最新スケジュール

このブログ記事では、今後も図表や写真を⽤いながら、新型コロナウイルス予防接種に関するさまざまなことをご紹介していきます。

ワクチン接種に関する最新情報は、広報誌や市ホームページで随時更新していますので、ご確認ください。