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#01 新型コロナウイルス予防接種が始まる!東市長が語る、今の想いとは

新型コロナウイルス感染症が日本で初めて検出されて1年と少し…。徐々にではありますが、新型コロナウイルス予防接種(以下、ワクチン接種)が始まっています。

四條畷市では、令和3年2月1日付で「新型コロナウイルス予防接種プロジェクトチーム」が設置され、ワクチン接種に向けた取組を進めています。

市民の皆さまにわかりやすく、正確な情報をお伝えするため、最前線で取り組んでいる市役所の人たちにお話を伺い、私たち長期インターン生の視点で情報を発信していきます!

今回は、そんな情報発信の第1弾。東修平市長の現在の想いと市の取組を、インターン生の楠本理香が伺ってきました。

では、さっそくインタビューをご覧ください!

東市長が語る想い、市役所の役割とは

※2月22日(月)に取材

―――まず、現在に至るまでの市の取組、プロジェクトチームの設置について教えてください。

東市長:この度のワクチン接種に至るまでは、市民の命を守るため、医療現場の崩壊を防ぐことが第一の目的でした。感染者の急激な増加を防ぐため、外出の自粛要請や、公共施設の閉館など、市民の皆さまに大きな負担をお願いしてきました。皆さまのご協力のおかげで、本市では感染拡大を比較的抑えることができており、市長として感謝の気持ちで一杯です。

そして、国として、ワクチン確保のめどが立ち、いよいよワクチン接種が日本で始まるとなった以前からプロジェクトチームの設置は考えていました。そのため、国からの通知をもって、適切なタイミングで発令を行うことができました。

「新型コロナウイルス予防接種プロジェクトチーム」発令式の様子

〈「新型コロナウイルス予防接種プロジェクトチーム」発令式の様子〉

―――では、ワクチン接種に関する取組、そして、プロジェクトチームの設置に対する想いをお聞かせください。

東市長:新型コロナウイルス感染症を収束に向かわせるうえで、ワクチン接種による集団免疫の獲得は、今できる唯一の対抗策です。これまでは、外出自粛などによる「守り」しかできませんでしたが、ようやく「攻め」に転じることができるようになったということです。

また、地方自治体の役割は市民福祉の向上ですが、現時点において、新型コロナウイルス感染症の収束以上に市民の皆さまが望んでいることはないと考えています。つまり、ワクチン接種は現状、本市における最重要施策であるということです。そういった姿勢で、この施策に取り組んでいきます。

加えて、プロジェクトチームについては、国から伝達される情報が日々変わるなか、暗中模索しながらでも円滑なワクチン接種体制の構築を進めていくことができるメンバーで、チームを立ち上げることができたと考えています。また、今後も必要に応じてチームを柔軟に増強していく予定です。

インタビューの様子

〈インタビューの様子〉

―――力強いお言葉、ありがとうございます。では、今後の市の取組として考えていることを教えてください。

東市長:ワクチンが届けば、確実に市民の皆さまが接種できる環境を整えておくことが重要であると考えています。そのためには、医師会をはじめとする関係者の方々と、事前の丁寧な調整が不可欠です。

加えて、情報発信も極めて重要です。本市が実施している「市長への意見箱」には、年間数百件のご意見をいただいており、私もすべて拝見し、回答をしています。多くの場合、大きな施策が行われる際には、さまざまなご意見をいただきます。その中には、応援のご意見もあれば、お叱りのご意見もあります。

しかし、現状、ワクチン接種に関するお叱りのご意見は届いておりません。これは、「四條畷市役所の職員に任せていれば、ちゃんとしてくれるだろう」という、市民の市役所に対する信頼の証だと感じており、嬉しく思っています。この信頼に応えるべく、「今、本市が何をしているのか」を聞かれてから答えるのではなく、聞かれる前に発信していく姿勢を心がけていきたいと考えています。

市民の皆さまへメッセージ

―――最後に、たくさんの不安があるなか、ご協力いただいている市民の皆さまにメッセージをお願いします。

東市長:テレビを見れば、毎日違う情報が流れ、「実際どうなるのだろう…」と不安に感じられている方が多いと思います。そして、市民の皆さまと同様に、本市もすべてを把握できません。これが実情です。しかし、そのような状況であっても、ワクチンが我々のもとに届いたとき、接種できる体制を確実に整えていきます。そして、皆さまの不安な気持ちが少しでも和らぐように、丁寧に情報を発信していきます

同時に、本市としてはワクチン接種が最重要施策ではありますが、この状況下で、さまざまなご事情で苦しんでおられる市民の皆さまへの対応も、全力で取り組んでいきたいと考えています。ワクチン接種のことでも、そのほかのことでも、皆さまの声をぜひ市に届けてください。我々はそれをしっかりと受け止めて、対応に当たっていきます。市民の皆さま、どうかよろしくお願いします。

東修平市長

〈市長への意見箱〉 https://www.city.shijonawate.lg.jp/site/ikenbako/

―――確実かつ円滑な接種体制の構築と丁寧な情報発信、この2つが軸ですね。このインタビュー記事も、市民の皆さまの不安を取り除くことのできる発信となれるよう、精一杯取り組んでいきます。東市長、本日はありがとうございました。

ワクチン接種に関する最新情報は、広報誌や市ホームページで随時更新していますので、ご確認ください。