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麻しん(はしか)の感染事例が報告されています。

ページID:0081640 更新日:2024年12月20日更新 印刷ページ表示

日本では、麻しん患者数は減少が続いていましたが、2023年以降、海外からの持ち込みにより感染がひろがる事例が報告されています。今後、同様の事例の増加や国内での感染者が増加することが心配されます。

麻しん(はしか)とは

麻しんは、麻しんウィルスによって引き起こされる急性の感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。

詳しくはこちら 麻しん(はしか)について(大阪府ホームページ)<外部リンク>

予防するには

予防接種が有効です。
麻しんの予防接種歴を確認し、2回接種していない場合は予防接種を検討しましょう。
また、MR(麻しん・風しん混合)ワクチン定期予防接種対象者は対象年齢になり次第、早めに接種しましょう。

  第1期:生後1歳~2歳未満
  第2期:次年度小学生になる満5歳以上7歳未満の年長児

麻しんの患者さんに接触した時期がはっきりしている場合、72時間以内にMR(麻しん風しん混合)ワクチンもしくは麻しん(はしか)ワクチンの予防接種を受けることで、麻しんの発症を防御できる可能性があります。

こんな人は麻しん(はしか)の疑いがあります。

症状(発熱、咳、鼻水、眼球結膜の充血、発疹等)がある人で

  1. 麻しん患者と接触していた場合
  2. 麻しんの流行地域(アジアの国々)への最近の渡航歴がある場合

麻しん(はしか)かな?と思ったら

必ず、受診前に電話で医療機関に連絡し、麻しんを疑う旨を伝えたうえで、医療機関の指示に従い、早急に受診してください。また、受診の際には、周囲の人への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り控えてください。

麻しんについて(厚労省)<外部リンク>