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都庁から四條畷市に、そして経験を活かし民間へ

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四條畷市では、一般的な採用であるメンバーシップ型採用(主に常勤職員)を基本としつつ、行政の需要に応じて専門知識を持つ人を対象とする採用、ジョブ型採用(主に任期付職員)を適時に取り入れています。​今回はジョブ型採用により、総務部主幹(ファシリティマネジメント担当)として活躍され、任期後は民間へ転職する桃井 誠さんをインタビューしました。

地元へ還元するため、東京都庁から四條畷市へ

四條市職員へ転職した桃井さん、前職と四條畷市への転職について伺いました。

桃井さん:前職は東京都庁で、6年4ヶ月の間、勤めておりました。都庁では、財政関係や新型コロナウイルス感染症対策の業務を担当しました。その間、さまざまな部署での勤務経験を積みました。転職のきっかけは、いずれ、積み重ねた経験を、出身地である大阪に還元したいという思いを持っていたからです。その中で、四條畷市の全国最年少市長(当時)と全国初の取組みに挑む姿勢に魅了され、応募の結果、課長代理級の任期付職員(ファシリティマネジメント担当)として採用されました。

公共施設経営のDXを通じて職員の生産性を上げたい

四條畷市のジョブ型として採用された当時に与えられた業務・ミッションについて伺いました。

桃井さん:四條畷市では、管理職として公共施設マネジメントシステム(なわてFMシステム)の要件定義、DX化の企画・立案にあたりました。このシステムは、市の公共施設の情報を一元管理し、施設間での情報共有を促進することで、連携を強化し、施設の客観的な改善をめざすものです。なわてFMシステムは私が採用された令和3年度内に企画・立案し、翌年度内に実装しました。実装後は、なわてFMシステムの活用を推し進めることに努め、ユースケース(活用事例)を創り出すことに注力しました。また、このシステムの導入後、デジタル田園都市国家構想、問い合わせの新サービス、電子契約サービス、書かない窓口など、他のDXにも取り組んでいます。

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〇職場でよく笑う桃井さん

初めての管理職での苦労と達成

四條畷市で初めて管理職を経験し、大変だった事を伺いました。

桃井さん:前職が行政職員だったので、市に入る前と後でイメージの違いはありませんでしたが​、管理職を務めるにあたって、簡単ではない部分もありました。四條畷市に入庁し、初めて管理職を経験することになりましたが、自分の判断で周囲と共に、推し進めていくことの大変さを感じました。しかし、だからこそ、市民の視点に立って判断をすることや、職員との意見交換と市の理想像の共有を行い、推し進めました。その結果、乗り越えた時のやりがい・達成感はとても大きく感じることができました。特に、市に貢献できたという市職員としての達成感に加え、自分のチームが成功できたという管理職としての達成感も感じたのが印象的でした。

今後はもっと地元に貢献したい

ジョブ型採用としての任期を終え、次は民間の会社へ進まれる桃井さんが思い描く自分の今後について伺いました。

桃井さん:任期満了後は、コンサルティング業界に進むことが決まりました。コンサルタントとしては、これまでの経験を生かし、中央省庁・地方公共団体の戦略・業務改善・ITの分野に携わり、地域課題の解決をすることに注力していきます。

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