ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップ > 組織でさがす > 学校教育課 > 身近にいる動植物について

本文

身近にいる動植物について

身近にいる動植物について

 自然が豊かである場所には、多くの種類の生き物が住んでいます。その中には、嚙んだり、刺したりする動物や、触れたり、口に含んだりすると危険な植物もいます。本来、それらの動物の行動や、植物が持つ特性は、生き物自身が敵から守るためのものです。人の血を吸う蚊やアブなどの仲間をのぞけば、人間が捕まえようとしたり近づいたりしたりすることがないかぎり、生き物の方から近づいてきておそわれることはありません。ただし、観察している時や遊んでいる時に、偶然それらの生き物に近づいてしまうことがあります。その場合はあわてずゆっくりとその場からはなれるようにしてください。

 例えば、スイセンに触れると、触れた部位が炎症を起こすことがあります。また、誤って口に含んでしまうと、嘔吐、下痢、発熱、頭痛などの症状を起こすことがあります。また、シキミやアジサイ、キョウチクトウなども同じように、口に含んだりすると危険です。
 
 キョウチクトウに関しては、平和の象徴、防砂、車の排気ガスや大気汚染に強い緑化樹として、公園や一部学校敷地内に植栽されています。学校においては、見かけても触らないよう、看板を設置して注意喚起をしたり、剪定作業したりする等、子どもたちの安全に留意しています。

 このように、危険な生き物かどうかを見分けるためには種類を覚えておく必要がありますが、種類は大変多く全ては覚えられません。知らない生き物を見つけた場合は、直接さわらないようにしましょう。