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手話コラム11「ろう者と日常生活用具」

ろう者と日常生活用具

 新入生・新社会人など、春から新しい生活が始まった人も大勢いると思います。

 一人暮らしにあたって、気になることは何ですか?炊事・洗濯・寝坊・宅配の受け取り…?

 このような日ごろの生活のなかに、障がいによる「しづらさ」を感じる場面があります。

それらをカバーする道具の一部は福祉制度*で給付を受けられ、聴覚に障がいのある人向けには、次のようなものがあります。

 ●呼び鈴やファックスの着信、目覚まし時計の音などを光や振動でわかるようにする…「屋内信号装置」

 ●字幕・手話通訳付きの聴覚障がい者用番組などが見られる…「情報受信装置」

 ●音声のかわりに文字でやりとりするファックス…「通信装置」

 こうした制度ができる以前は、手作りでさまざまな工夫をしていたそうです。たとえば、扇風機とタイマーをつないだ目覚まし時計。時間になると風が当たって寒さで目を覚まします。夏にはストーブに接続して、熱さで起きたそうです。

 

*「日常生活用具給付事業」…身体障がい者手帳や療育手帳を持つ人、総合支援法に指定された難病の人が利用できる制度。給付条件や所得の制限があります。

 


~四條畷市では平成31年4月から「四條畷市心をつなぐ手話言語条例」を施行しました~