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手話コラム 3
聞こえない子どものこと
手話言語条例の策定にあたり、当事者や家族をはじめとする、いろいろな人の参加する意見聴取会を開きました。
引き続き、その時の意見の一部を紹介します。
〇家族の声から
・出産後の検査(新生児聴覚スクリーニング)で子どもが聞こえないと分かったとき、相談できる場所や専門家がすぐにはわからず、孤独な育児だった。
・他市にある聴覚支援学校に通うので、社会見学なども市外になり、地域のことを知る機会がない。
・病院などで職員がマスクを外して対応してくれると、表情や口形が見えて、小さな子どもも安心。