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2023年10月20日~23日にドイツ・メアブッシュ市から代表団が来市されました
ドイツ・メアブッシュ市代表団来市!
〜ようこそ 四條畷へ Willkommen in Japan〜
10月20日(金曜日)から23日(月曜日)の間、本市の国際友好都市であるドイツ・メアブッシュ市から、ボマース市長をはじめとする代表団が、本市のまちづくりや自治体の仕組み、歴史や日本文化等への理解を深めることを目的に、本市及び近隣都市を訪問されました。
20日(金曜日)は、大阪・神戸ドイツ総領事館へ表敬訪問を行い、両市の友好都市に係るこれまでの経緯等のご報告を行った後、総領事もお招きし歓迎交流会を行い、賑やかな雰囲気の中、両市長は初めての対面を互いに喜びました。
21日(土曜日)には、グリーンホール田原にて和太鼓の演奏や体験、茶道のお点前の見学や実践といった日本文化の体験を通して市民団体の皆さんと交流を深められた後、田原の街並みや田原地域活性へ向けた実証実験イベントを視察されました。その後、メアブッシュ交流サポーターと懇談会を行い、メアブッシュ交流サポーターの皆さんによるこれまでの活動状況等のご説明に熱心に耳を傾けておられました。夕方には本市の街並みを見学いただき、4年ぶりの開催となる、なわてオクトーバーフェストを市長とともに視察され、集まった市民の皆さんに向けて乾杯のご挨拶をいただいたほか、ボマース市長自らインタビューにお答えいただく等、メアブッシュ市代表団と市民の皆さんとで秋の夜長をともに過ごしました。
22日(日曜日)は京都を視察され、同日に実施されていた時代祭の賑わいや独特な雰囲気を感じられたり、ドイツとは異なる古き良き京都の街並みや世界遺産である二条城等の見学を通し、過去から現代、そして未来に引き継いでいくべき我が国の歴史について見聞を深められました。23日(月曜日)には、本市幹部職員だけでなく学校関係者も含めた行政意見交換会を実施し、両市のまちづくりにおける現状と取組み、行政の仕組み、学校教育制度、今後の市民交流の在り方や深化の方向性等について活発な意見交換がなされました。意見交換の中では、今後の市民交流の在り方を含めた国際交流の意義を見直す必要性について本市から問題提起を行いました。また、互いの行政施策や教育制度の違い等についても言及される中、とりわけドイツの教育制度では、教員のほか臨床心理士や相談員等、様々な専門家による多角的なアプローチを通じた支援がなされており、学びの環境確保の重要性についても見識を深めることができました。そのほか、まちづくりに関しては税制措置や法律の観点等、日独間で様々な違いはあるものの、消防や公共交通等の在り方についてはやはり行政だけで取り組んでいくことは両者ともに難しいという見解のもと、地域や民間の力も借りながら地域全体が一丸となり、課題解決に向けた解決策を確率させていくことが必要であると感じました。今回の意見交換を通して本市の今後の施策における気付きにも繋がり、有意義な時間を過ごすことができました。その後、メアブッシュ交流サポーターによる案内のもと大阪視察を行い、大阪の食文化や賑やかな雰囲気を体験されたほか、長い食文化の歴史の中で築き上げた伝統や技術を受け継ぐ職人の情熱に触れ、大阪のものづくりをはじめとする歴史や文化を学ばれる等、日本への理解を深められ、同日に帰国の途に就かれました。
限られた期間でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により制限されていた両市の交流が再び活気付き、今回の来市により両市の友好関係がより一層深まりました。今後も少しずつ相互理解を図りながら、国際交流の発展及び市民交流の活性化に向けた取組の促進に努めてまいりますのでご理解、ご協力をよろしくお願いします。