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市民:
意見ということで、今、市長のほうからマクロ的な大きな話をされたのに、非常にミクロの小さい住環境の話をするのは非常におこがましいのですが、住環境を少しでも安全・快適にしたいということで、公共の道路の前に石垣を積んだ山があります。
緑風台の地域的なものとして、山頂とはいいませんが丘の非常に上にありまして、過去に造成された際の地盤固めのための植林だと思います。それが年とともに相当大きくなってきまして、平面地であれば大きくなってもそれはそれでいいのでしょうけど、たまたま私の住居の近辺、山地というのか傾斜地で、傾斜地から斜めに大きな大木が出ているという状況です。過去にも非常に大きくなったときに、何度かお願いをしまして、伐採してもらったことがあります。それからでも数年たてば、相当大きく枝が広がって、今は道路を覆っているような状況ですし、少し風が吹けば古い枝が折れたり落ちたりを繰り返しております。その丘の上が山かというと山ではなくて、北谷の池でしょうか。直接大きな土砂崩れはないかと思いますがよく分かりません。
なので、予防保全の観点で、地主が違うという問題は過去から聞いてはおりますが、そこは少し公共性を優先しまして、道路敷あたりまでの部分は伐採していただいても、全く税金の無駄遣いではなく、住環境の維持という意味で非常に有効ではないかということでお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。
市長:
ありがとうございます。過去からご意見をいただいております大きな課題の一つかと思います。
四條畷市は、中央部に山がありますので、緑風台さんだけに限らず、樹木が道路などにせり出してくるという状況は多々あります。
今おっしゃられたように、基本的には民間さんの私有地になります。最近起こった事例をお伝えしますと、民地や私有地の樹木を行政が伐採したことにより裁判を起こされ、私有物を損害させたということで裁判に負けるという事例がありました。やはり解決が大変難しい事案かと思います。個人の所有物を行政が傷つけるということが、どこまで公共の安全性と認められるのか、最後は司法に判断を委ねることになりますので、そのバランスは非常に難しい問題だと思っています。
行政としては、我々のもち得るさまざまな情報から、まずは所有者を特定し、所有者に対して、公共の安全を損なう可能性があるので対応してほしいと働きかけます。それらがきっかけで何らか損害が発生した場合は所有者の責任になりますから、そういったことも含めて、事故や損害が発生しないようにしっかりと対応してくださいとお願いするのがまずは基本的な考え方です。
そこで所有者と意思疎通せず、行政が対応して裁判となるようなことになれば、それこそ税負担として、皆さんの税で損害賠償を支払わなければなりませんので、そういったことは避けたいと思っています。
ただ、道路を管理しているのは市ですから、緊急時に道路管理者として安全が確保されないという場合は、たとえ訴訟を起こされるリスクがあっても、公共の安全性を優先するという意味でやむをえず伐採する場合はあります。ただ、そういった対応ばかりしていると、行政としては非常につらい立場に立たされる可能性もありますので、最終手段として行政が対応するという選択肢は持ちつつも、基本的には所有者へ継続的に働きかけていくことになります。
幸いなことに、おっしゃられたエリアについては、所有者の方と連絡が取れております。所有者と連絡が取れない、大阪府外にお住いの方で所有者である場合などは、対応が非常に難しくなりますが、所有者が明確で連絡が取れる場合は、粘り強く継続的なアプローチを行い、対応していただく、もしくは緊急時には行政でしっかり対応する、この2本立てで引き続き対応させていただければと思っております。ありがとうございます。
市民:
日々、行政、ありがとうございます。私、緑風台で防災のほうをいろいろ考えているだけなのですが。会長さんにいろいろお願いしてやっているのですが、なかなか難しいところがあるのですが、今年のお正月、ご存じのように能登半島で大きな地震がありました。 それで、先日も知っている方がボランティアに行かれて、帰ってこられたときにお話を聞いたのですが、まず言われたのが、思っているよりすごいことになっていたと。まだ5月、6月前だったので6か月近く経っていますがが、思っていたよりもまだまだひどいですよという話を聞きました。何がひどいのですかとたずねると、やっぱり水。水の復旧がすごく大変みたいで、まだ全然。テレビでも6か月たっても水の工事は終わりましたというのが聞けませんので、それくらいひどいという話を聞きました。
それを四條畷、緑風台に当てはめるとどうなのかと思って今考えているのですが、まず1点お聞きしたいのは、四條畷に給水車というのはあるのでしょうか。それは見たこともないです。
それと、これは私の思い違いかもしれないですが、田原支所に水を貯めるところがあったような気がするのですが、そこへ水をもらいに行ったらいいのではないかという話が出てくるかもしれないです。ここから水をもらいに行きましたと、行きはいいのですよ、下りなので。重たい水を持って、誰が上がってこれますかという話なのです。9丁目のバス停からここへ上がってくるだけでもしんどいという方とさっきもお話ししていたのですが、そういう方が多いのです。そういう状態なので、まず給水車と水の確保が災害時にできるのかどうか、それをお聞きしたいのですが。よろしくお願いします。
市長:
ありがとうございます。まず、大きな話からいたしますと、今から7年前、平成29年4月から、大阪広域水道企業団が四條畷市のみなさんに水道水をお届けするようになりました。大阪広域水道企業団は大阪府下、大阪市を除く堺市以下42市町村が組んで広域処理を行っています。
これはなぜかというと、上下水道の技術職職員が全国的に大変不足しており、一つ一つの市役所や町役場で技術職員を確保するのが大阪府下全体でも大変難しくなっております。各市町村に1施設として整備いたしますと、似たような施設が近い距離で整備され、近隣施設でありながら効率化されていないといった部分が多々ありました。全体の効率化をはかるという考えの下、現状は大阪広域水道企業団に四條畷市の上水道事業をお任せしている状況です。市役所のお隣に水道センターがあるではないかとおっしゃるかもしれませんが、水道センターは大阪広域水道企業団の四條畷センターとなっています。
まず、1点目のご質問ですが、今お話しした理論ですと、四條畷センター自体では給水車は持っていないということになります。各市で1台ずつ給水車を所有するということではなく、広域水道企業団として一括して本部で所有しており、それを必要に応じて派遣する形になります。能登半島での震災時も企業団本部から給水車を出動させ、能登での支援をおこないました。
例えば、大阪東部の我々が被災した場合、大阪南部や北部からさまざま職員や給水車などが支援にきてくださるという考え方になります。なので、簡単なお答えとしては、市として給水車を所有してはおりませんが、支援体制が担保されている状況になります。
2点目の水の確保について。四條畷市は能登の震災に際し、相当数の職員を災害対策支援として派遣いたしましたが、派遣された職員から聞いた話をお伝えしますと、水について大変困っておられるという報道については、確かに震災直後は困っていたとのことですが、これはどちらかというと、水の管、水道の復旧について時間がかかっていたようです。飲料水自体は、全国からの支援で大量のペットボトルが届き、むしろ処理しきれない状況であったと聞いています。なので、被災直後は一時的に枯渇状態に陥ると思いますが、被災地の現状としては、能登ですら飲料水の不足はなかったと聞いています。もちろんご自宅で生活されている場合は大変だと思いますが、避難所では大量に飲料水が確保されていますし、ボランティアの皆さんが各世帯に水の配布などされております。
ですので、事前にお配りしております冊子や、広報誌でもお伝えしておりますが、被災直後の数日から1週間ほどを過ごすための最低限の水というのは、各自の防災バッグにご準備いただきたいですし、市としても、水については確保しておりますので、今のところ過度には心配しておりません。
あわせて、四條畷市の水道の状況でいきますと、水道管は大きく3種類ほどに分類されます。水を貯めている部分、貯水地から水を引いてくる最初の管、それを1番とすると、2番目として病院や避難所などに接続している水道管、3番目に一般家庭に接続する水道管と、大きく3つに分かれます。
最初の管、1番目の管についての耐震化は完了しておりまして、基本的には安全性が担保されております。ここが潰れてしまうと全て意味をなさなくなってしまいますので、やはり一番目の管が最優先となります。現在は、病院や避難所などの重要施設に接続する部分の耐震化進めている状況です。
この耐震化を市単独でやるとなるとかなり大変な事業となりますが、やはり広域水道企業団としての取り組みとなりますので、確実に事業が進んでおります。現状、50%ほど耐震化が進んでおりますが、着実に進めて100%としていきます。1番目の管と2番目の管がつながっているのであれば、必ず避難所等に水というのが確保されていきますので、着実に耐震化を進めております。
あわせて備蓄用の水の確保にも努めており、こういった2系統で、水の確保について取り組んでおります。
市民:
また少し今の続きみたいな形になるのですが、田原地区は、今、下からポンプで2段、2つのポンプで押してもらってこっちへ来ていると思うのですが、以前、道が崩れて、途中で水が止まりそうなったことがあったかと思います。そのときに、生駒市と提携したのではないかという話があったのですが、それは継続しているのかどうかお聞きしたいのです。というのは、市の防災計画を見ると、そういうことは一切書いていなのです。だから、もう終わったのかなということがあるので、そこら辺お願いできますか。
市長:
ありがとうございます。平成20年の半ば、当時は四條畷市上下水道局と生駒市という関係性で協定を締結しておりましたが、平成29年から上水道事業は広域水道企業団の事業となりましたので、市の防災計画には記載されておりません。ですが、大阪広域水道企業団と生駒市が協定を結んでおられますので契約自体は継続されています。そこは安心していただければと思います。ありがとうございます。
市民:
今の段階で何かありますか。なかったら私のほうから。あまり対策を取られていたので、あるのであればそちらを優先したいのですが。ほかの方も初めてので、何かないですか、ありませんか。 それであれば、私のほうから。
4番と5番、ほぼ同じ内容。1つは、公園が2つあるのですが、その公園の中の砂場の砂の質が悪いというか、これを本来の砂場の砂に替えてほしいということと、公園の草刈りをできたら。9丁目さんは1回刈っているので、その段階でできたら刈ってほしい。
いつも夏休みはラジオ体操をしていますので、その前にうちのほうから連絡して刈ってもらっています。ですから、こちらから言わないとあかんというのが何かね。それまで当然、草がぼうぼうなので。今日、車を止めるところだけ刈っているみたいですが、そういった形が常態化してくれたら、こちらも小さなお子さんが安心して遊べるのかなということです。
市長:
ありがとうございます。公園の件ですが、今回ご意見いただいて、担当ともいろいろ話をしていたのですが、四條畷市内に公園は88カ所あり、砂場があるところは何十とありますが、全て同じ砂質です。公園の場所によって砂の種類を変えてはおりませんので、特段、緑風台さんだけ違う砂質ということはありません。砂場の砂を入れ替えるタイミングは砂の量が減った時ですから、子どもたちが遊んで、砂の量が減ってくると新しい砂を補充しております。可能性として考えられるのは、砂の減りが少ない分、同じ砂を長く使っていただいているのかもしれないのではないかとは思っています。砂場の管理としては、砂が減れば補充しており品質について市内では差がないと考えております。
加えて、どうしても猫やその他ペットなどの動物がおトイレとして用を足してしまう場合もありますので、定期的に殺菌処理をおこなっております。これはエリアに差はなく、全ての砂場で同じ対応をさせていただいております。一度、入替の年数などを確認させていただいて、前回の入替からかなりの年数が経っているということであれば検討いたしますが、砂の質自体に差があるということではないかと思います。
2点目の件は、これは皆さんからご意見をいただきたいのですが、公園の草刈り作業は、基本的にシルバー人材センターさんに業務委託をさせていただいております。やはり高齢者の皆さんの働く場所を確保するという意味合いもございます。
ただ、市内の公園は88カ所もございますので、全ての公園の草刈りを委託しているわけではございません。季節的に、どの公園も同じ時期に雑草等が繁茂しますが、シルバー人材センターさんの人員も多くはありませんので、雑草等が特に繁茂する夏の時期に一斉に草刈り作業を行いたいところですが、マンパワーが足りておりません。民間事業者さんに委託して、同時期に草刈り作業をおこなえば、一気に片付くかと思います。しかし、シルバー人材センターさんであれば、年間数百万円で草刈りをお願いできておりますが、さらに民間事業者さんに同時期に草刈りをお願いするとなると、おそらく費用として1,000万円を超えてくるかと思います。これが本当に難しいと思っています。できるかできないかというと、全ての公園の草刈りを同時期に一斉に行うことはできますが、ご負担いただく税負担はかなりの金額になります。
今のシルバー人材センターさんの人数では、申し訳ないですが、夏に草刈りができない地域もあるかと思います。秋や冬になってしまう地域もあると思います。ですが、シルバー人材センターさんで処理していただける範囲内で草刈り作業をお願いしますと、その分、費用はぐっと抑えられますので、どちらが良いのかどうかは大変悩ましい問題だと私自身は思っています。
なので、草刈り作業の費用は税負担になりますから、皆さんにご負担さえいただけるのであれば、雑草が繁茂する時期に一気に刈り取ってしまうことも可能ですが、毎年の1,000万円ほどの予算があれば他の事業をおこなうことも可能ですから、どちらを優先していくのかということは非常に難しい選択となります。なので、草刈り時期についてご要望がある地域については、ご連絡いただいた場合、順番を早めるなど柔軟に対応させていただいているというのが実情です。ただ、ご要望いただいたすべての地区を一度に対応できるわけではありませんので、なかなか難しい判断にはなります。
とはいえ、難しいとばかり言ってられません。公園については、主に建設管理課が担当しておりますが、季節によっては公園に限らず、さまざまなところに草が生えてきて、道路を曲がる際に見づらくなるなど、さまざまな影響があります。これまでは、草が生える、刈り取る、生える、刈り取るという作業を繰り返しておりましたが、これは毎年毎年、同じ作業が発生しますが、令和5年から未来への投資期間を5年間と定め、その期間中の事業について担当課である建設管理課も検討を重ねておりました。その中で、防草シートに着目いたしました。みなさんは防草シートというものをご覧になったことがあるでしょうか。地面に敷いておく緑色のシート状のものです。防草シートを敷いておきますと雑草等が生えづらくなるようですが、8年ほどで取替えが必要になります。防草シート自体に費用はかかりますが、毎年毎年多くのエリアで草刈りをするのは大変ですので、防草シートなどで雑草が生えにくいエリアを増やしていけば、人の手で作業しなければならない部分や頻度を減らせるわけです。なので、そういったエリアを増やしていきながら、少しずつ直営でできる部分を増やしていこうという工夫はさせていただいている状況です。
なので、直ちに88カ所ある公園全てを、夏の同時期に草刈りしますということはなかなかお約束できないというお答えにはなってしまうのですが、今後もシルバー人材センターさんにお仕事をお願いさせていただきながら、どうしてもこの地域はこのタイミングで雑草を除去する必要があるというお声があれば、臨機応変に対応させていただくという形を続けさせていただくことにはなるかと思います。
ただ、おっしゃることは理解できます。現状の対応としては、防草シートのエリアを増やしているというのがお答えにはなってしまいます。ありがとうございます。
市民:
あと、ほかの方。
市民:
すみません。何度も。
市長:
いえいえ、ご意見を伺います。
市民:
少しルール違反かもしれないのですが、田原中の生徒の環境使用率というのは分からないですよね、今、急に言われても。これはルール違反なのですが、何が言いたいかというと、実は私スポーツをしておりまして、夜間に田原中学校、田原小学校、市の体育館を利用させてもらっています。2年ほど前にも言ったのですが、田原中のLED、体育館のライト、それが1か所全然点いていないのです。あとほか12か所ぐらい、LED1つにつき4つあるのですが、半分ずつ全部消えているのです、十何か所。そのことについて先生方は何も言わないのかと思うのですが、消えているけれどと、市に。これは教育委員会かもしれないのですが、生徒はやっぱり目が悪くなるのではないかと思うのです。ふだんでも私たちが練習しているときに、子どもたちが来て、遊んだり勉強したりゲームしたり暗いところでしています。それで、僕らが活動していたら、電気がついたり消えたりするので少し困っています。
それでで、田原中だけであって、田原小学校はそれが一切ないです。それはどういう差があるのでしょうか。先生方の対応なのか、それはお聞きしたいと思うのです。
市長:
ありがとうございます。まず、学校施設に関しては、基本的には校長先生が学校全体の管理をされています。そうした中で、修繕が必要な部分については教育委員会でとりまとめて、予算措置をしていくという流れになっています。
市全体では6小3中、9校の学校施設がありますが、大きく小学校6校ごとの予算と中学校3校ごとの予算に分かれています。
先に申し上げておきたいのは、四條畷市ではここ5年ほど、学校施設についてかなりの予算措置をおこなっております。
例えば空調設備の設置。現在、体育館や教室、全ての学校で空調設備が整っておりますが、おそらく、特別教室にも設置されているのは、府内でも四條畷市ぐらいではないかと思います。これは相当整備が進んでいる市になります。
また、トイレの洋式化率についても、大阪府内の平均では5割を下回っておりますが、四條畷市は9割ほどです。中には接触を苦手とし、和式を希望する子どももおりますので、全てを洋式化することはできません。和式を一定数残す形で、できる限り洋式化させていただいております。
あと、子どもたち1人に1台配布しているパソコン端末も、正直なところ、他市と比べるとかなり質のいいパソコンであったり、良いソフトを導入させていただいたり、学校整備にはかなりの予算を計上しております。
というのも、四條畷市の未来を担っていくのは今の子どもたちなので、やはり良い環境で勉強してほしいという思いで予算を上げてきています。
話を元に戻しますと、照明などの設備や備品についての考え方はさまざまございます。防火装置、火事を防いだり、火事が起こった際に被害を最小限にとどめられる装置や備品などです。あとは水回り、それから照明関係。これはそれぞれの学校ごと、方針、優先順位などがあるかと思います。LEDの話は私もよく耳にしますし、卒業式には田原中に行かせていただきましたが、照明が点滅しておるような状況だったかと思います。
冒頭の話から何を申し上げたいかといいますと、予算が足りず、電灯の取替ができない状況というわけではありません。ただ、先ほど別の地域でもお話ししたのですが、例えば学校という施設があって、この箇所が傷んでいます、ライトが点きませんという依頼を個々に細々と受けおりますと、消耗品等1回ずつの発注になり割高になるのです。おわかりでしょうか、複数の修繕を併せて依頼しますと、当たり前ですが、1回の発注で済み、割安となります。市民の皆さんの税で修繕等をおこなうわけですから、同じ修繕をするにしても、なるべく安く済ませるというのは市役所のあるべき姿なのです。なので、中学校について予算を出してもらう際は、一ヶ所傷んでいるから直す、そのための予算をつけてというのは、税の使い方としては、良いとは言えません。
例えば田原中学校全体として、この部分とこの部分、あわせてこの部分が傷んでいるので一括で修繕などの発注する、そうすることで安価になりますので予算措置しようという考えになり、財政課としても承認しやすくなるのですが、各学校で1つ1つ壊れたら直してとという対応をしていたら、それこそとんでもない費用がかかりますから、現状はおそらく田原中学校としてどの部分のどういう修繕を出すのかをまとめてくださってるのだと思います。なので、次の予算になるのかどうかは、田原中学校から予算を上げてもらわなければ何とも言えない状況です。
それとは別に突発的に起こる事象があります。どうしても予測できない故障などは常にありますよね。なので、校長先生が一定の裁量で迅速に対応、修繕できる予算というのも重要だと思っていますから、そういった予算も今年度から増加させてもらっています。しかし、それをどう使うか、設備に回すのか別のことに回すのかは校長先生の裁量になります。突発的な事象に迅速に対応できる予算や、修繕計画をしっかり立てていくことなどは学校によって差が出ているかと思います。ただ、教育委員会もこの問題については認識しておりますので、近いうちに対応がなされるものだろうとは思っています。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。どのようなことでもご発言いただければと思います。
市民:
このすぐ近くに、大阪府がやっている緑の園地、これは非常に近くにああいった緑地があって、我々は非常にいいところに住んでいるなという気持ちは持っていますが、その中で、四條畷市が管轄している水生花園でしょうか、範囲が分からないですが、四條畷が管轄しているところがあります。もう大昔になりますが、あの辺りに行ったときは、きれいに整備されて、サギソウも咲きますよ、ほかの植物も咲きますよと説明板があったりしていたのですが、いつでしょうか、二、三年前ごろに行ったときは、もう全くの荒れ地になっていました。というのも、おそらくイノシシが出るのでしょう、地面を掘り返していたみたいで。せっかくいいところがあるのになと。皆さん、あんまりよくご存じないかもしれませんが、もう一回、サギソウを見たいという気持ちがありますので、市としてはどういう対応を取られているのかと思いまして。
市長:
基本的には、緑の文化園さんは大阪府で管理されておりますので、文化園全体の中で四條畷市のハイキング道の一部分のことをおっしゃられているのでしょうか。
市民:
境目は分からないです。
市長:
難しいですよね。
市民:
その湿性花園というのは、四條畷市が管理してるのは間違いないです。
市長:
水生花園。私の認識が不足しており申し訳ないのですが、確認させてください。私も緑の文化園には何度も訪れて、お話もよく伺うのですが、どのあたりでしょうか、湿性花園。
市民:
どなたか、知らんか。
市長:
湿性花園でしょうか。
市民:
板の渡り廊下みたいなものがあって、菖蒲などがある。
市民:
それはたぶん大阪府の部分で、一部分だけかと思うのですが、四條畷市が管理してる場所があるのです。
市長:
ありがとうございます。私も間違ったことを申し上げられませんので、担当に一度確認させていただきます。どの部分までお手入れさせていただいているのかと、緑の文化園をより良く保っていくことについては、大阪府であろうと四條畷市であろうとどちらであってもおこなっていくいくべきことかと思いますので、管轄が違うからということではなく、ご意見としてしっかり聞かせていただきたいと思っています。
いずれにしましても、緑の文化園自体は、四條畷市の持つ魅力の一つであることは間違いありません。ただ、皆さんも記憶に新しいと思いますが、平成30年の西日本豪雨や毎年の台風の被害により、かなりの数の倒木などが発生し、その撤去費用にかなりの予算を費やしております。行政としては、新たな魅力づくりというよりかはまずは危険を避けることを優先してしまいます。山間部には重機もなかなか入っていけませんので人力で対応するしかなく、対応が不十分であることは否めません。私も倒木などの被害状況の報告はよく受けますが、通常の状態や魅力ある草花も含め、環境をどう考えているのかはしっかり確認させてもらえたらと思います。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。どのようなことでもかまいませんし、お渡しいたしました冊子に記載してあることでもかまいません。よく分からないなと思われることでも結構です、なにかご質問などございますでしょうか。予定時間を超過しておりますが、せっかくの機会ですので、挙手いただければマイクをお持ちいたします。
市民:
全然無理筋の話かもしれませが、大東市にある四条畷駅と忍ケ丘駅がありますよね。やはり最寄り駅としては四条畷駅というのが一般の人は皆、感じているところですが、あそこは市としての意見がどこら辺までつながるのか。例えばバスが基本といいながら、車で行ったときに、少しの待機場所もほとんどないし、そういったことは少しどこかで改善していただけることは可能なのかという話です。
市長:
ありがとうございます。過去の経緯からお話しますと、四条畷駅は大東市域にありますが、平成20年ごろでしょうか、今から十数年前に、大東市さんから、四条畷駅の所在地としては大東市だが、四条畷駅という駅名でもあり、多くの四條畷市民も利用されるので、駅周辺を一緒に整備していかないかというお話があったのですが、冒頭にご説明したとおり、当時は財政的に大変厳しい時期でしたので、費用の捻出も難しく、当時の判断としてはお断りするという判断をされた。それが良い悪いということではなく当時の判断だと思います。
大東市とすれば、では大東市で整備しますということで、現在までに少しずつ整備を進められており、最終的には四条畷駅にロータリーをつくる段階となっております。現在は四條畷学園さんの高校と小学校の間に道路があって、コミュニティバスなどが駅の方へ通り抜けてきているかと思いますが、用地買収などをされて、この道路の土地と、学園さんの幼稚園や小学校の北側の用地とを交換して、現在の道路はなくなり、学園さんの北側に大きな道路ができ、四条畷駅とつながる部分にロータリーができるということです。そういった整備計画が進んでいます。この部分だけであれば、いいように聞こえるかもしれないですが、このロータリーはバスが転回できるスペースが取れません。というのも、大東市はバスを走らせてはいないので、大東市が設計する分にはバス幅が必要ないのです。
過去を責めるわけではないですし、今さらどうこう言えませんが、私の考えとしては大東市さんと一緒になってバスロータリーを造る取組を進めたほうがよかったのではないかなとは思います。その考えで申し入れをいたしましたが、大東市さんの事業がもうすでに計画半ばほど進んでいる状況ですので、今から事業変更するのではさらにかなりの時間を要してしまい、その申し入れを受けることはできない、一旦は現在進んでいる事業を完了させると言われております。
一般車両が待機できる部分は設置されるようですし、道幅も広くなり利便性も向上しますが、バスの運行ルートにあまり変化はありません。次期の四條畷市側も含めたまちづくりの際は、四條畷市から大東市さんに一緒に事業をやらせてくださいとお願いをしていくとうい少し息の長い話になってしまうかと思います。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
市長:
もしよければ、最後にこの対話会についてのアンケートにぜひご回答いただければと思います。はじめに説明させていただきました冊子の内容も、いままでの対話会の中でいただいたご意見をきっかけに進めているような取組も複数ございます。やはり実際に皆様のお声を聞かせていただきながら、一緒にまちづくりをしていけたらいいなというのが私の考えですので、アンケートにも、ぜひさまざまなご意見を書いていただけたらうれしいです。
改めまして、休日の出づらい時間帯にご参加をいただきまして、ありがとうございました。これで対話会を終わらせていただきます。
ありがとうございました。