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中野新町での意見交換全文(第7回地域と市長の対話会)

ページID:0098094 更新日:2025年3月31日更新 印刷ページ表示

企業誘致

市民:

今後の四條畷のために、イオンさんができたように、企業誘致などをされる考えはお持ちでしょうか。

 

市長:

ありがとうございます。

イオンさんのような施設ができると、おっしゃっていただいたとおり市の税収は大きく増えます。基本的に四條畷市は土地があまり余っていない状況で、大企業を誘致できる可能性があるとすると、イオンさんの南側の土地ぐらいしか残っていません。ご存じのとおり、あの場所は箱物(建物)が建っていないエリアです。

ただ、全て民間さんがお持ちの土地であり、公共用地であれば幾らでも方法はありますが、やはり所有者の皆さんの意向が非常に重要です。第二京阪ができたため、高速道路にもすぐ乗ることができる便利なエリアです。企業を誘致すると土地の価格は上がるため、土地所有者さんからすると、今の状態より企業誘致をして土地の価格が上がるほうが財産としては有利なはずですが、実は今の状態でもとても状況が良いようで高いお金で借手がいるそうです。

土地所有者さんに意向調査をしたところ、現時点でも十分な賃料をもらえているため、企業誘致などにあまり積極的に取り組む必要はないという回答でした。なるほどと思いました。逆に、イオンもできて第二京阪もできた結果、その場所は市街化調整区域という建物を建てられないエリアですが、価値がある土地になっているそうです。

そこで、毎年アンケートをしていると怒られるため、何年かに一回アンケートなどの調査をしながら、土地所有者さんの意向もあり機運が高まってきた際には、我々としても合意を得て何かの誘致を考えたいと思います。あのイオンは、週によっては国内でも上位の売上げになるようで、集客力があることは間違いなく、常にそのようなチャンスは見計らっていきます。

一方で、イオンの外環状線を挟んで向かい側の交野支援学校さんなどがあるエリアはまだ市街化調整区域というエリアです。市街化調整区域に対して、市街化区域というところは建物が建てられるエリアです。まちづくりをするときは、事前に住居エリアや工場エリアというように色分けをします。突然、住宅街に工場などが建っても困るため、エリアによって建ててよいものと建ててはいけないものを最初に区割りをしています。区割りされたエリアを市街化区域といい建物が建てられるエリアである一方、残りは市街化調整区域といい建物が建てられないエリアという区分けします。なぜかイオンさんの向かいのエリアは市街化調整区域のまま残っております。その分、市街化エリアには全て都市計画税が課されますが、都市計画税が課されていない状況です。そこを市街化するには様々な条件があり、道路の整備が適正になされているなど、様々な条件があります。

当該学校は大阪府の所管であり、これまでは交野支援学校さんが暫定利用であったため、まちづくりとしてあまり調整できておりませんでしたが、昨年度末に大阪府として、永続的に支援学校として使っていく方針を決定されたため、今後あのエリアのまちづくりを考え、市街化区域にするということで市民の皆さんのご理解がいただければ、税収については年間何千万と上がるということになっています。そのため、企業誘致というよりは、市街化区域を作るということが一つの可能性としてありますが、もちろん土地所有者さんの意向が一番大事であるため、土地所有者さんと意見交換していく必要があります。西部地域に関しては、今そのような状況になっています。ありがとうございます。

 

魅力発信

市民:

先ほどの人口の話でありましたように、最近立て続けに、四條畷は住みやすいという話を聞きました。私は還暦を過ぎて何年かになる年齢ですが、先日同窓会に出席したところ、いまだに四條畷に住んでいる人が多いです。それも女の人が四條畷に住んでいるケースも多いようです。私自身は住みやすいか住みにくいかよく分かっていませんが、そのような話を聞くことと、この年になってもまだ四條畷に住んでいるという人が多いように感じます。

つまり、確かに四條畷市は住みやすいのだろうとは思いますが、アピールが足りていないのではないかと思います。例えば、明石市であれば子育てがしやすいということを皆が知っていますが、四條畷市はあまりそのように知られていないと感じます。他市も自分のところをアピールしているので、突出して目立つことがないのかと思いますが、市としてのお考えを教えてください。

 

市長:

ありがとうございます。実は少しアピール不足ではないかというご意見は、対話会の場でよくいただくご意見の一つです。実際、市民意識調査でも、住み続けたい方はコンスタントに7割近くおられます。ただ、住むことを他市の人にもお勧めしたいですかという質問に対しては、一気にその割合が下がり、少し前は2割程度しかおらず、最近やっと4割弱にまでなったところです。住んでいる人は居心地いいと思っているが、他の人に勧めたいほどではないということが、市民の皆さんにご協力いただいた意識調査の結果で、今おっしゃっていただいたことにすごく近いのではないかと思います。

最近であれば子育て施策などがよく注目されている中、直近で未来への投資ということを始めています。実は医療費も18歳まで助成制度がありますし、給食も第2子以降を全員無償化しています。これも実は近隣市でも多くありません。加えて、保育料も第2子以降完全無償化をしているため、明石市さんとそれほど遜色があるかというと、別にそんなことはないかと思っています。

今お話ししたことは子育て施策に関することだけですが、それ以外にも様々な取組みをさせていただいております。おっしゃるとおり、本市の特徴なのか、あまり四條畷市がすごいだろうということにはなりません。職員の特徴として、淡々とよりよくしていっているというイメージが強いのかなと思います。ただ、良いものは良いと言えるほうがいいと思っています。今日、後ろに広報の部署の者もいる中で、よくご意見をいただいて、広報紙などでも積極的に取り組んではいるところですが、まだまだもっとアピールしたほうが良いということだと思うので、積極的な広報を頑張りたいと思います。駅の近さや、まち自体がコンパクトであること、各種子育て施策もどちらかというと充実しているということなど、アピールポイントはあると思っているため、それを市民の方に知っていただき、他市に在住の方にも勧めてもらえるような取組みを頑張っていきたいと思っております。ありがとうございます。

 

 

市民:

先ほど下水の話がありましたが、時々水道管が破裂したというニュースもある中で、上水道はいかがでしょうか。

 

市長:

今から約7年前に、四條畷の水道事業というのは市の手から離れ、大阪広域水道企業団と言われる大阪府内の複数の市で構成される組織に事務移管しているため、直接四條畷市は上水道を所管していない状態です。

ただ、もちろん状況を分かっていないというわけではなく、基本的に上水道のほうが経営としては良い状況にあります。それは、広域化しているため何をするにしてもスケールメリットが働くことと、広域化を国が支援しているため、広域化したことにより国からの補助金のようなものをいただいています。そのため、上水道についてはしばらく料金の値上げをしなくても安全性の担保ができる状況です。下水道もそうですが、特に上水道管の種類は幾つか分かれており、大元から給水している管、避難所や病院などにつなぐ重要な管と、一般家庭の配管などと種類を分けています。最も重要なものから順に、耐震化を完了させており、重要管の耐震化も着実に進めているという状況です。先ほど申し述べたとおり、大阪府内複数自治体で統合したこともあり、こちらは経営状況が比較的良い状況です。年々、安全対策が進んでいるものと理解いただけたらと思います。しばらく値上げの想定はないです。ありがとうございます。

 

公共施設再編(8施設統合)

市民:

総合センターの敷地が思ったより小さかったということを謝っておられましたが、私に言わせれば、あれは市長のせいではないというのが私の考えです。なぜなら、総合センターに8つの施設を統合しようという話を持ってきたのはある議員さんです。その議員さんが市議会を説得して、8つの施設を総合センターに全部入れるということを、1人の反対を除いて議決してしまいました。議会が言うからと、市長は仕方なく8つの施設を統合するという案を提案しておられました。市長の考えとも違う、そのような案だと私は思っております。

それ以前に検討会をつくるにあたり、様々な分野の代表者を集めるべく、まず利用者の代表、市民の代表、それから専門家の代表を集められ、8回にわたり審議会を開催し答申を出したといういきさつがあります。市役所は現在の場所に、総合センターは現在の場所にという案でした。そのほかにも歴史民俗資料館やすてっぷ★なわて、あるいは田原支所などはそのまま置いとくというような内容だったと思います。

しかしながら、それとは異なる案が議会で議決され、市長のお考えとも違うことが議決されて、そして提案せざるを得なくなったといういきさつがあると思います。そして、敷地面積が足りないため、8施設統合を2施設にして誤魔化すことをされずに、面積が足りず大変な事態になっているということを公表されたことは、私、勇気のある決断と思っております。

そこで私が考えるには、検討会案をベースにこれからの配置などを考えていただければと思います。市長は見直さなければならないと言われていますが、どこをベースに考えておられるか話していただければ幸いです。

 

市長:

ありがとうございます。

この公共施設の取組みは本当に長いことしているもので、大きな計画がつくられたのが平成二十七、八年度のため、本当に10年前ぐらいから続く取組みです。私が市長に就任させていただいてからはワークショップを開催したり、このような対話形式で公共施設の意見交換をさせていただいたりしています。一度、我々が考える案を出させていただきましたが、議会からもう少し考えたほうが良いのではないかとご意見をいただき、市民の方からも同様にお声をいただいたため、今おっしゃっていただいたように、改めて様々な分野の専門家や住民の方が入る検討会をつくって、そこで出た意見を尊重して次の案に進むべく検討会で議論いただき、答申をいただいたという流れがコロナ禍を挟んでありました。

今おっしゃっていただきましたように、現在の案は最終的には市として決定したものです。私も選挙で選んでいただいた市長として、市役所の長として仕事をさせていただいておりますが、議会も皆さん選挙で選ばれた12名であり、市議会も住民の意見を代表する組織だと思っています。そのため、どちらが良い、どちらが良くないということではなく、お互いがそれぞれ市民の皆さんから選んでいただいた者として、意見をしっかりとぶつけ合わせながらよりよいものをつくっていくのが大事ではないかと考えております。確かに議会の皆さんとして出していただいた案は、市民の代表の皆さんの集まりからいただいたお声であるため、それを受け止めることは大事な行政の役割の一つだろうと思っています。

そのため、現在は8施設集約ということになりましたが、これが現実的には難しいとなった場合に、我々が立ち返るべきところとして、市が設置して住民の皆さんに入っていただいた検討会の答申の案は、尊重すべきものと認識しています。その案では、総合センターだけではなく市役所エリアや南中など、3つの大きい市所有の土地を中核地として、分散しながらまちづくりをする案で、立ち返るべきはそこかと考えております。

本市の公共施設再編が難しい一番の理由は、余っている土地がないことです。大きい公共用地があれば、先にそこに何かを造ってから既存施設を取り壊すことができますが、何をするにも先に施設を閉鎖するところからしないと建てる土地がないということが課題です。例えば、市民総合センターを何か変えようと思っても、完全になくして、2、3年も活動を止めることは難しいです。図書館でも本を借りられないというとあり得ない状況だと思います。そのため、一歩目を踏み出すことが、今は非常に難しいということが、公共施設再編の一番の問題です。

いただいたご質問にお答えしますと、やはり積み重ねてきた経過があることから、最終的にワークショップで対話をしていただいた答申を基本として、市はもう一度案を練り直すということがあるべき姿と私は考えています。ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょうか。せっかくなので。マイクをお持ちします。

 

公園・緑地等里親会

市民:

中野新町にあるワンピースタウン公園のことについてです。私は普段、公園の植栽管理をさせていただいているのですが、簡単な立て看板のようなものか、フェンスに貼れるような注意書きを貼るように毎年お願いしています。返事はいただくのですが、何年経っても何も貼りだされていません。公園ができた当時はポスターを貼っていただいていました。

今年はお願いに行ったところで、少し前に行ったばかりなのでまだ待っているのですが、対策をしていただければと思います。子どもが植え込みの中に入り、そこで遊ばれています。せっかく市から頂いているお花が、全部踏まれたり、抜かれたりしてまた植え替えが必要になったりしています。小さい表示でもよいので、貼りだしていただきたいと思います。公園の担当課の人も一生懸命忙しいところされていると思いますが、些細なことで文句を言うような形になってしまいますが、対応していただけたらありがたいと思います。

 

市長:

ありがとうございます。

まず、今冒頭おっしゃっていただいたように、地域の公園として、地域の皆さんで見ていただいており、本当にありがたいと思っております。担当の職員がやりますと言ったということですが、恐らく公園の啓発看板は年間で枠で予算を幾つか持っているはずなので、できるものだと思っています。どのような事情があって止まっているのかは分かりませんが、至急確認させていただいて……。

 

市民:

ずっと何年も対応いただいていません。

 

市長:

そうですか。分かりました。それは申し訳ないです。

 

市民:

1年で担当が替わられるため、連絡事項が届いていないのではないかと思います。

 

市長:

本来そういうことはあってはならなくて、いただいたご意見は課内で共有されていないといけないと考えています。本当はこのような場ではなく、窓口でおっしゃっていただいた者が実現する市役所のほうが良いと思いますので、申し訳ないです。今、聞かせていただいたので、これは必ず確認させていただければと思います。ありがとうございます。

 

国道163号沿いの側溝の地域清掃

市民:

最近、この対話会に参加させてもらって、すごく行政を身近に感じられてすばらしいなと思っています。自治会としても、回覧や会議で案内をしていて、このような良い話合いの機会にも関わらず、参加者が少ないことはすごく僕自身も残念ですが、頑張って続けていただけたらと思っています。

ところで、今日、自治会では溝掃除をしました。地域の溝掃除をしているときに気になりまして、詳しい事情は分からないのですが、自治会の若手が多かった頃は、国道163号とこのニュータウンの間のところにある溝の掃除をしていたのですが、前の役員さんぐらいから市か国かが清掃してくださるということで、清掃をしなくなっています。今日も確認にも行かなかったのですが、現在はどのようになっているのでしょうか。

 

市長:

確認のためですが、目の前で地図を出して申し訳ないです。せっかくなので、場所はどちらでしょうか。本当に道沿いの、国道163号の南側のほう。

 

市民:

枚方の土木か国がするということに。

 

市民:

前は清掃していましたが、今はしていないです。

 

市民:

以前、ずっとしていて、うちらの役員の成り手も……。

 

市民:

何でしなくていいようになったか分からないです。

 

市長:

そうですか。

 

市民:

国か市かでお世話していただけるということで、こちらも撤退したとのことです。

 

市民:

国道なので建設省という話だそうです。

 

市長:

そうですね。国道なので市ではなくて国が管理するところで、それを大阪府に移管していたら大阪府になると思います。国か府のどちらかで管理されていると思います。

 

市民:

状況が良ければ良いですが、確認もしていません。

 

市長:

それは私も正確に把握できていないため、確認をさせていただければと思います。

 

市民:

以前は、掃除をするための道具も置かせていただいていました。出してくださいと言われたので、それも全部引き揚げて持って来ました。

 

市長:

では、もともと本当に掃除してくださっていたものを、市のほうから……。

 

市民:

いやいや、こちらから大変ということをお伝えした経緯があったと思います。

 

市長:

そうですよね。恐らく大変だと思います。

 

市民:

それで何年も自治会では清掃をしていません。

 

市長:

分かりました。状況を確認させていただきたいと思います。ありがとうございます。今私も見させていただきまして、地域清掃という形で取り組んでいただけることは本当にありがたいことだと思っております。感謝申し上げます。ありがとうございます。

そのほか、いかがでしょうか。マイクをお持ちします。

 

道路の雑草

市民:

市役所の裏の細い川があり、それの横に道がついています。歩道は半分ぐらいしかないので……。

 

市民:

市役所の裏というのは、方角でいうと北側でしょうか。

 

市民:

北側ですね。

 

市長:

道があって、川があってということでしょうか。

 

市民:

そうです。川沿いに向こうの通りまで歩くだけの道がありまして、たまたま雨の日に通りました。そうすると草がすごくありました。

 

市長:

コンビニのほうに向かって行く道ですね。

 

市民:

そうです。コンビニのほうに向かって歩いていて、いつもは反対側を歩いているのであまりあの道は通らないのですが、たまたま、雨も降っており車も通っていたので、その道路を通りました。道路には雑草が生い茂っており、雨に濡れていましたのでズボンが濡れてしまい、この道路は誰が草刈りをするのかと思いました。ちょうど来週、中野新町は溝掃除と思いながらその道を通っていました。本当に草が繁茂しており、せっかくここに道があるのに通りにくいと思いながら帰りました。

 

市長:

あの川自体が大阪府さんのもののため、大阪府にお願いすることになります。市役所の真北に流れている川は、一級河川にあたり、市から枚方土木事務所さんにお願いをすることになります。実は、私もコンビニに行くためにあの道をよく通ります。夏になると雑草が繁茂してくるので、そのたびに職員にもそろそろ何とかならないかと話をしています。ただ、どうしても大阪府にお願いをして対応していただくことになってしまうということはあります。

 

市民:

一つアザミのような棘のある雑草があります。棘がすごく、少し触るだけでも刺さってしまうものですし、それが背丈ほど大きくなっているために気になりました。これを誰に言ったらきれいになるかなと思いましたので、本日お伺いしました。

 

市長:

いずれにしても、また大阪府さんに伝えさせていただきます。根本的には、当該場所もそうですし、蔀屋の方に行くと木のようになってしまっているところもあります。基本的にはコンクリートになっているのですが、一部分だけ土になっており、そこから木が生い茂ってしまっているため、恐らくコンクリートに埋まっていたら木のようになるまでにはならないだろうと話しています。

おっしゃっていただいたところも同様に、油断すると木々が成長してしまい、根本的な対策を取れたらいいですが、大阪府さんも府内全域に川を持っており、全長777キロメートルを管理しているということですので、なかなか工事までは難しいようです。また我々が気づいたタイミングで大阪府に依頼をして、処分していただくなど対応をお願いすることになると思います。ありがとうございます。

 

道路の舗装整備

市民: 

それともう一点、なわて幼稚園の前のトンネルの舗装も大阪府さんですか。

 

市長:

普通に国道163号沿いの道のことでしょうか。なわて幼稚園の前を市役所に向かっていく道でしょうか。

 

市民:

国道163号の下を通るトンネルです。

 

市長:

間違ったことを言えないので確認させていただきたいと思いますが、用地買収をかけて国道にしているため、基本的に土地は国が持っていると思います。ただ、物によって、国が持っているままのものもあればそうではないものもあります。例えば国道163号の直下で、市が物を置いたりしているところがあり、そこは国が持っていて、市が借りています。一方で、維持管理も含めて市に移管してもらっているものもあり、2種類あります。そこがどちらの方法かは、私も全て把握できていません。ただ、そこの舗装が荒れているということですね。

 

市民:

すごく荒れています。ごみが多くあったので掃除をしていたことがあるのですが、その時に幼稚園の小さい子供たちがあのトンネルを抜けて通園されているのを見かけました。駐車場があるため、みなさんあそこを通られています。ただ、自転車も通れば車もすごくたくさん通るので危ないなと思っていて、半分だけきれいになっているけれども、半分は舗装がはがれています。

市長:

分かりました。様々な管理形態がありますので、まずはどのような管理になっているかを確認させていただきたいと思います。市の管理しているものの場合、市全体のマップで危険な場所などに色づけして、年間の予算の中で優先順位をつけて対応しているため、応急対応などはできますが、本格的に傷んでる場合は工事を発注しなければいけません。

国が管理している場合であれば、国のほうに予算などの余りがあるようであれば対応していただけることもあるため、それはまた確認をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。そのほか、いかがでしょうか。

 

河川の浚渫

市民:

河川対策はこれからであれば急がなければいけませんが、台風シーズンの前、あるいは梅雨シーズンの前にしていただくようにお願いいたします。

 

市長:

この河川対策は大きく分けて2種類あります。今おっしゃっていただいたように、大雨が降って水が流れるときにあまりにも堆積物があると氾濫してしまうため、そのようなことがないように浚渫と言う底の砂を払うものと、もう一つは、砂などが残っている場合にそこから木々が生い茂って景観を損ねることや、虫が発生することで生活環境を悪くしてしまうことへの対策と2つあります。基本的に四條畷市の川はほぼ大阪府の川で、市の川は新川ぐらいしかありません。

基本的に大阪府さんは、土砂や水が大量に流れてきたときの危険度マップというものを持っており、この川はどの程度の雨量の場合に氾濫してしまうかということや、堆積物に応じた危険箇所を把握されています。その順に河川対策をされています。多少砂があって危ないのではないかと思っていても、実は意外とそんなことはないこともあります。大阪府さんの危険度マップからすると、あれぐらい堆積していても氾濫するおそれはありません。そのため、大阪府さんの河川対策の優先順位としては、まず氾濫しそうなところから対応されます。

しかし市としては、市民の皆さんからしたらそこを通るときに不便であることや、生活環境を悪くしているという観点から河川対策をお願いしますが、府としては、基本、まず安全管理から対応するというスタンスのため、どうしても草が生えているということは後回しになってしまいがちではあります。ただ、我々も大阪府さんに直接言える機会があるため、そのような場を通じてしっかりお願いしていくものはお願いしていかないといけないと思っております。

ただ、大阪府内全域を台風シーズンの前にとなると、全部時期が重なってしまい、さすがに大阪さんもすべてに対応することは難しいため、大阪府も優先順位をつけながら、場合によっては冬に回すということは、これは一定仕方がない部分もあるとは思います。ただ、重要な部分は大阪府に伝えていけたらと思います。ありがとうございます。

 

最後に

市長:

時間になってしまいましたが、せっかくですので何かございましたらいただきたいと思いますがいかがでしょうか。大丈夫でしょうか。よろしいですか。

本当に休日の出づらい時間帯にご参加をいただきまして、誠にありがとうございます。この対話会でいただいた意見を基に新しく始まった取組みも多々ございます。このような対話会の場を通じて様々な意見をいただきながら、行政が気づいていない視点、できていない点、しっかりと改善をして、よりよい市政につなげていけたらと思っておりますの。また機会があれば、ご参加いただけるとうれしく思っております。ぜひアンケートにもご協力いただけますと幸いです。

改めまして、第7回地域と市長の対話会、ご参加いただきましてありがとうございました。