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市民:
いつもお世話になってます。2点ほどお聞きしたいのですが、まず、使ってない学校のソーラーパネルがあがっているのですが、南中それから東小のソーラーパネルがついたままなのですが、最終的にはどうされるのですかということと、それともう一つ、介護保険。
一応ここに書かれているように、僕も新聞で見たのですが、守口市、門真市が少し上がると新聞に載っているのですが、くすのき連合が解除になるということで一応は確認しました。7,159円ですか、それぐらいになると。それで、守口市が新聞に載っていたのは8,970円、門真市が8,749円。一応そういう感じで、僕も66歳になりまして、どういう感じで月々の支払いがどう。市長に言っても論外かもしれないですけれども、ちょっとお聞きしたいと思って。
その2点だけ。すみません。
市長:
ありがとうございます。まず、旧南中学校と旧東小学校の跡地につきましては、これからワークショップを行う予定としておりますので、現段階で断定的なことは申し上げづらいですが、畷小校区のエリアに多機能型体育館や一定の広さのある都市公園などを整備していくとを考えておりますが、校舎自体をどうしていくのかは議論の対象となっています。
ある程度の防災機能を整備した場合、国の制度の中でさまざまな有利な支援が受けれる制度がありますから、もしかしたらそういった制度が利用できる期間中に建物自体を除却したほうが財政的に有利になる可能性がある場合、そういったことも検討してまいります。
あるいは旧東小学校は土砂災害警戒区域になっておりますので、基本的には建物を建てるというよりかはグラウンドを整備するという考え方です。現在、北部に2か所あるグラウンドのうちの1か所を市の南側に整備するほうが、市全体として公平ではないかという考えがありますので、基本的には校舎は除却されていく方向性が高いかと思いますが、南中はこれからの話合いの中で結論を出していくというような考えです。
2点目の介護保険制度については、おっしゃるとおり、四條畷市は長い間、守口市、門真市、四條畷市の3市で運営をしてまいりました。当時は3市で運営するほうが効率化できる部分もあるのではないかという考えで、3市で運営してきました。その判断自体が間違っていたとは思わないですが、3市で運営する場合は保険料が3市同額になります。時間の経過により、地域によっては状況がかなり変化していく中で、このまま3市での運営を継続すべきかどうかということになり、協議した結果、それぞれ独立して運営することになりました。そうしたことで門真市さん、守口市さんは保険料が二、三割上がって、四條畷市は最小限の上昇にとどめられたかと思っています。
介護保険料自体は、厳密に決定方法が定まっておりまして、国が何%、大阪府が何%、市が何%、保険料は何%と定められております。今おっしゃった額は標準額で、差異が出るとすれば、申し上げづらいことではありますが、所得が下がると保険料が下がりますし、所得が上がれば払っていただく保険料が増えるという仕組みになっています。
例えば年収が1,000万円を超えてきますと一番高い保険料を払っていただいておりますし、所得が下がっていけば保険料は安くなっていきます。最低基準になりますと、保険料を払わないという形になる場合もあるわけです。保険料でも差がありますし、地域特性と、あとは市域ごとの介護施設の数や介護サービス量の需要にも差があります。要は介護を必要とされている方の割合、これが地域特性によって差がありますので、保険料に差が出てくるということです。
四條畷市としては単独の運営となりましたので、やはり独自のカラーを出していきたい。介護施設を充実させることももちろん重要ではありますが、皆さんにとって重要なことは、健康で長生きをしていくことかと思います。これまで3市で介護事業を担っていた時は、介護予防などに力を入れることができなかったのですが、四條畷市単独の運営となり、介護予防などにも力を入れていくというのが、現状、市の大きな考えです。今回、保険料が多少上がってしまいましたが、くすのき広域連合として運営を継続するよりも保険料の上昇が抑えられたかと思います。介護保険料については3年ごとに改定いたしますので、介護予防などに力を入れて、保険料の上げ幅をなるべく抑えていけたらと考えております。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。マイクをお持ちします。
市民:
以前にも会場から意見が出たのですが、塚米地区は2つに分かれていますよね、塚脇町と米崎町。それで、学校も2つに分かれていると。そのことについて市長としてどういう考えを持っておられるのか。
それと、地域のイベントについて。今年、南小が10月5日に運動会で、次の週が畷小運動会。そうなった場合、やはり地域のイベントを変更しないといけない。それもどうなのかなと。やはり一つにしたほうがいいのか、市長の考えを聞きたいと思います。
市長:
ありがとうございます。本件につきましては、当初から地域の皆さんのお声も聞かせていただきながら、決定してきたことかと思いますので、さまざまな論点、考える切り口があると思っています。
まず、当時は市全体として解消していくべき課題が幾つかあり、そのうちの1つに校区のねじれ解消という問題がありました。何かといいますと、同じ小学校に通学する子どもたちでありながら、住まいの場所により違う中学校に進学する子どもがいるということで、校区のねじれが発生しているということでした。
市教育委員会としましては、やはり小中学校でしっかり連携していくという考えのもと、同じ小学校に通学した児童たちは、私学などをのぞき同じ中学校に進学する。例えば、畷小の児童であれば畷中に進学するといった考え方で、何人かは違う中学校に進学するということをなくしていく方向で進めるのが教育上望ましい、それであれば小中学校でしっかりと連携できるだろうという思いから、校区のねじれを解消していくという議論がありました。
それ以外の論点としては、やはり通学路の安全性の確保があります。四條畷市は横に国道163号線と縦にJR学研都市線が通っているという特性があり、この塚米地域の特徴として線路が地域の中心部を走っているという状況にあります。なので、この線路の横断をどう考えるのか。
市民:
でも、南小の子どもたちも川崎地区からは。
市長:
行ってます。
市民:
行ってますよ。それは……。
市長:
ありがとうございます。ご説明いたします。これが論点になります。さまざまな論点がある中で、我々が一方的に決定するということではなく、地域の皆さんはどうお考えですか、どうされますかと各地域にお話を伺いました。
踏切の問題もある、ねじれの問題もある場合、A地区さん、B地区さん、どうされたいですかとお話をうかがった際に、いま名前をあげていただいた例えば川崎さんであれば、線路があっても南小を選びますと。さまざま地区ごとの選択があり、当時の塚米地域としては両方を選択されたというのがこれまでの経緯です。なので、後戸川踏切については通学路に当たりますので、国の予算もいただきながら拡幅工事をすすめている状況にあります。
まちづくりにおいて、国や大阪府の基準で非常に多く目にするのが、中学校区単位ごとの区切りです。地域という区域の次が中学校区の単位になります。その中学校単位という規模でまちづくりを考えていくと、四條畷市としても市全体で見ると大きいですし、東部と西部では人数の偏りがありますので、やはり3分割ほどでまちづくりを考えていくのが妥当かと思っています。なので、くすのき広域連合が解散し、介護保険事業が市単独になる際、包括支援センターを中学校区ごとに設置いたしました。今すぐ何かをという話ではないですが、今後のまちづくりを考えていく上では、小学校単位ごとでは規模が小さ過ぎますから、人口の数的に中学校単位ごとというのが市の大きな方向性です。
私の考えについてご質問がありましたが、地域の中でお話合いも必要になりますし、地域の中で校区が2つに分かれているとやはりさまざまな事情が重なり合うかと思います。ですから、一つの学校に通うという選択肢はあり得るのではないかと思います。ただ、このことに関しては、私からの意見を押し付けるのではなく、やはり皆さんとの話合いの中で決めていくべきものかと思います。
市民:
その話はもうずっと。
市長:
そうですね。
市民:
そうすると、もうこのままこの話はずっと平行線になるのですか。もう、一つの地区にはならないのでしょうか。塚脇と米崎地区みたいな。
介護保険も中学校区でしてくれるのはうれしいのですが、そうなると、ここは2つになって、あっちいったりこっちいったりになるから、地区で分けるという考えはなかったのでしょうか。線路、何て言ったらいいのか、難しいです。すみません。
市長:
これは非常に重要な話です。
市民:
今こういう形になっている、そのプロセスについては、当然我々も参加させていただきました。5年前、平成30年11月に案が出ているのだけれど、これについて当時はそれがベストだったと思う。それについてはもう何も言わない。ただ、それから5年たって今こういう具合に困ってますよという話をしているわけです。だから、そこにプロセスが最適であったかどうかは置いといて、5年たったわけだから、それで今、こういう具合に困ってますという話なのです。
去年お話しさせていただきましたら、地区でもってまず方向性みたいなものを出してくださいということなのですが、それは少し違うのではないかなと思うのです。やはり高所大所で見て市長が判断されて、畷小の老朽化の問題、南小の規模の問題、そういうものも踏まえてどうしたらいいかという解を出してほしいと思うのです。
だから、今おっしゃったように、ではどっちかだよねという、そういうふうな方法論じゃないと思う。だから、第3あるいは第4、第5の解があると思う。これは我々がトリガーとして何かするのではなくて、これは市でもって、最低限我々も一緒に参加させていただきますけれど、そういうふうな協議する場を再度設けていただきたいというように思います。
だから、完璧に投げるわけでもないのですが、我々も責任持って対応させていただきたいと思いますから、そういう場を設けていただいて解決していただきたいと思うのです。こんな感じでいいか。
市長:
ありがとうございます。おっしゃるとおり、当時のプロセスについては、私もつぶさに拝見しておりましたので、当時としての判断はおっしゃったとおりだと思います。
ただ、年数が経てば状況も変化します。これも当たり前のことかと思います。今回、対話会としては7回目となりますが、私の考えとしてこちらがいいのではないでしょうかとお答えさせていただいたのは実は初めてです。これまではあくまで、どうしていくか話し合いましょうとお伝えさせていただきました。今後、おそらくこの中学校単位に変化があるとは想定できないです。大所からとおっしゃいましたが、やはり国の方針もそのようになっています。なので、第3案、第4案とおっしゃいましたが、もしそれがあるのであれば我々も一緒になって考えていきたいと思います。
また、協議の場をとのお話でしたが、やはり校区のことですから、一番重要になってくるのは学校の問題で、協議の場にはもちろん教育委員会の参加も必要となってきます。
また、線路の問題もあります。後戸川踏切については、通学路でもあることから国からお金をいただいて拡幅工事をおこなっています。実際には、米崎踏切は線路の両脇にお住まいの方もおられますし、見通しが悪いといった構造的な問題もあります。ここを通学路にしていくということを改めて考え直す場合、市の都市整備部門が所管とはなりますが、さまざまな部門で同時に考えていく必要もある問題です。
自治会長として協議の場の設定を望まれているということで、それが地域としてのお声であるならば、何をしていくのが一番良い解決策になるのか。第3案、第4案があるのかと尋ねられましたら、現状としてはありません。現状維持、あるいは小学校区を一つとすると考えていく、これが行政として持ち得ている案にはなります。第3案、第4案が浮上してきた場合に協議の場を設定していくならば、我々としては皆さんと一緒に検討していきたいと思います。そうなると、地域にご意見を伺う場や、一緒に協力していただく場が必要になってきましたら、それは一緒になって考えるというのが重要かと思います。いかがでしょうか、よろしいですか。
市民:
うん。あんまり。はい。
市長:
分かりました。では後ほどマイクをお渡しします。
そのほかいかがでしょうか。
市民:
すみません。子育てと出産とかのことについてなのですが、つい先日、この2月ぐらいにうちも子どもが生まれ、保健師さんとお話をする中で、今、四條畷市で出産ができる病院が1つしかない、その病院も出産の取上げをやめてしまうということを伺いました。なので、四條畷市ではもうゼロ件になってしまいます。
今後、子育て世代とかを入れて人口を増やしていく中で、そういった産院というものを増やすということをしていったほうがいいのではないかと思いますが、そのことで市長のご意見を聞きたいというのがまず1つです。
もう一つが保育園についてです。うちが来年4月から入園をしたいというところで、認可と認可外、両方とも申込みをしている状態なのですが、もう4月。今5月ですよね。入園した人がいて2か月後なのですが、もうすでに各園に三、四人待機児童がいらっしゃるということをお伺いしてます。
あと正直、見学に行って、認可外、企業型さんの保育園というのもすごい魅力的なところもあるので、そういった企業とのコラボレーションというか、そういったものを四條畷市でもしていったほうがいいんじゃないかと思うのですが、どうお考えでしょうかというところの2点になります。
市長:
ありがとうございます。2つご意見をいただきました。
まず、分娩ができる病院ということで、このご意見は対話会のみならず、市長への意見箱にもご意見を複数いただいております。ということは多くの方が懸念されていることなのだろうと思います。
まず、そもそも病院というものがどのような経緯で建てられるかということなのですが、病院は民間企業のようでもあり公的な存在でもあります。これは、どのようなルールに基づいているのかといいますと、市町村単位ではなく二次医療圏という地域医療計画に基づく考え方に基づいています。
四條畷市が所属している医療圏は北河内の医療圏です。枚方市、守口市、門真市、寝屋川市、大東市、四條畷市、この7つの市で、救急医療を含み、手術の処置が必要な方の受け入れ数、入院で必要なベッド数などの目標を決めて、医療圏の中で医療施設を整備していくという考え方になっています。その考え方でいきますと、この北河内という地域は結構珍しく、それなりの人口で市町村が分かれていますので、一市一市で施設を整えていくとなると、医療圏としての数値をオーバーしてしまい認められないという仕組みになっています。
例えば、あまり個別施設名は出せないですが、脳外科に優れた病院が本市にはありますが、他市さんからすると、なぜうちの市にはないのかという話になってきます。要は7つの市の中でそれぞれに救急車が行ける範囲で分配しているという考えなのです。
私としてはもちろん、機会があるごとに分娩を取り扱う施設の話はするのですが、ルール上、非常に難しい。
例えば大東市さんや交野市さん、寝屋川市さんなどで、家の事情から廃院なさるといった場合に、すかさず四條畷市で整備するとなれば可能かもしれないですが、現状増やすということは難しいというのがお答えになってしまいます。ただ、事あるごとに課題としては認識しておりますので、機会をうかがって整備を訴えていきたいと考えています。
2点目の保育園についても、待機が発生していることについては本当に申し訳ないと思っています。本市で待機が発生しているということは、先ほどお話しました人口が、昔より転入者が増えているのが原因の一つということはあります。本市の特徴として、人口で一番増えている層は30代前半とゼロ歳から4歳なのです。転入としてはこの年代層が多いため、保育園児の待機が発生しております。
決して言い訳するわけではありませんが、お手元の冊子の子育て支援のページ、後半の19,20ページ。数字が小さく申し訳ないですが、上の行に「(サ)子育て支援」というタイトルがあります。右側の20ページの真ん中から少し上あたりに「保育士確保策」とありますが、施設に園児を受け入れる容量があっても、幼児を保育する保育士さんの数が不足しているので、待機が出てしまっているという状況なのです。
冊子の内容をご覧いただくとおわかりいただけるかと思いますが、かなりいろいろな支援策をおこなっておりまして、年間24万円の奨学金返済補助については、50%補助など設けず全額補助します。これは相当珍しい支援策です。その他は家賃補助、この8万2,000円も全国最高水準になってます。この勤続10年以上の常勤保育士さんへは、長く働くモチベーションを維持していただくためにお給料に上乗せをする、または年休、産休を取得しやすい環境を作るために施設に対しても補助をするなど、さまざま策を講じてはいるのですが、これだけ支援策を打ち出してもまだ保育士が不足しているという状況にあります。
やはり絶対数が足りてないという状況もありますが、我々の策も不足している部分もあるかと思いますので、そういったところは改善し、保育士確保については継続して注力していきます。近日中にもさらに新たな拡充策をおこなうことについて庁内でも検討しているところです。
同時に、いまおっしゃった企業主導型保育事業についてですが、こちらは縦割りのように聞こえるかもしれませんが、大阪府さんが府内全域を所管されており、府から補助を受ける関係性でもあります。企業さんの個別具体名は出せないですが、本市でも幾つか展開されている事業者さんがあるとは認識しております。本市としては、施設に受け入れる容量はございますので、施設を増やすよりも人材を確保するということに予算を割くという考えです。ただ、現に待機が発生していることについては本当に申し訳ないなと思ってます。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。はい、マイクをお持ちします。
市民:
駅周りについてなのですが、学園のほうが、ロータリーから来て、今すごく不便じゃないですか。車も行きにくいし。あと、商店街も、正直言ったらあまり魅力が少ないというか、せっかくサンダーを売りにしているのに、そういう魅力が少ないというか。もう少し何か魅力があって行きたくなるような商店街をつくってほしいと思います。
市長:
ありがとうございます。2つご意見をいただいたかと思います。
まず、四条畷駅についてのお話かと思いますが、現状、整備している場所については大東市域になります。大東市さんが整備事業を展開中のため、一見雑然とした状況に見えるかと思います。当初の計画より先延びしてはいるようですが、今後、学園さんの間を通っている道路、バスなどが走っている道路がなくなって、ロータリーが南側に整備されていきますので、時間がたてば整然とした状態になっていくと思います。
少し言いづらい話になりますが、四条畷駅周辺の開発計画は10年以上前の計画ではあります。ようやく買収が進んで工事が進んできておりますが、四条畷駅周辺には四條畷市域の部分もございますから、本当は大東市と一緒に駅周辺一帯を整備できることが理想ではありました。
ただ、先ほど少し触れましたが、平成20年前後は四條畷市にとって、財政状況が大変厳しい時期でした。駅前開発プロジェクトというのは、やはり大きな額のお金が動く取組みになります。大東市さんからお声がけいただいたときに、四條畷市は一緒にやりましょうとは言えない状況でした。当時のこの判断、私としてもおかしいとは思いません。やはり財政がとても厳しかったのだと思います。
今となってみれば大東市さんと一緒に開発や整備をしていたら、よりよくなっていたのではないかというお声があるかもしれないです。ですが、大東市さんとしては整備完了に近づいている中で、今になって四條畷市から一緒にやりたいと言われても、いまさら計画変更はできないというのが大東市さんの主張でして、それも理解できます。なので、一旦は道を広げてロータリーを造る、ここまでは大東市さんが整備されます。今後の両市域をまたいだまちづくりについては、協議会をつくって、よりにぎわいのあるまちづくりを一緒につくっていきましょうと話し合っている最中ですので、まずは大東市さんの整備が完了するのを待っている状況です。
商店街につきましては、五、六年前に大阪府内で2つの地域しかもらえない補助金を頂いて、商店街の活性化事業をおこないました。
昔の商店街をご存じの方であれば、以前よりは元気がなくなったと思われるかもしれないですが、府内全域で見ますと、いまだ人が集まる商店街ではあります。空き店舗が目立ち、空き商店街になっている場所は大阪府内でも多々あります。当時、市の職員や、商店街でお店をかまえる方々と一緒に話し合いを重ね、商店街を盛り上げる取組をおこなっておりました。なかなか機運が高まらなかったのですが、まだそれでも人は集まって来ているという状況でした。
ただ、やはりコロナ禍などを経て状況が一変しましたので、再度さまざまな取組をおこなう考えではおります。というのも、商店街を盛り上げる取組などは、行政だけで推し進めても良い結果を得られません。そこで働いておられる方、そこに住んでおられる方が行政と一緒になって意見を出してくださるからこそいいものが生まれると思います。市全体に呼びかけて、市内の商店街を盛り上げてくださる方、一緒に考えてくださる方を募集したところ、何人か手を挙げてくださっています。そういった方々と協議しながら、どういうことができるか、例えばイベントをやってみてもいいかもしれない、そうすることで店舗が埋まっていくかもしれないと、まさに動き始めているところですので、もし関心があるようでしたら、追加募集などがあった際にでもぜひご参加していただけたらと思います。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。どんなささいなことでも結構です。冊子など読んでいても分からない部分があるというご質問でもいいです。では、マイクをお持ちします。
市民:
簡単な話なのですが、大分変わってきたかとは思うのですが、田原地区に対して西部地区という言い方のことです。一回触れたのですが。冊子の16ページ辺りを見たら、また西部地域と書いてあるのですけど、ところが14ページは田原地区って書いてある。だから、呼称は統一していただきたいと思います。
今日もいろいろホームページを見てましたら、健康福祉部の資料はやっぱり西部地域とそれに対比して田原地域と書いていた。これはいけないと思う。だから、西部地区という地域あるいは地区と呼ぶのであれば、東部地区と呼んでほしいし、田原地区と言うのであれば畷地区と呼んでほしい。これは1年前に話をしたのだけれど、まだ徹底されていないところがあるから、これは改善をお願いしたいと思う。すごく奇異な感じがしますよね。
それで、今回の介護保険制度のところはちゃんと平仮名で「にし」、「なわて」、「たわら」となったのだけど、これはマルかとは思います。ピンポイントな話をしますが、東部地域と言うのであれば西部地域、田原地区と言うのであれば畷地区という具合にお願いします。
市長:
以前にもご意見をいただきました。ありがとうございます。
畷地区という表現はなかなか難しく、畷となると、やはり市全域にあたるかと思ってます。
四條畷市の中央部に逢阪という地区がございますが、あのあたりは東西で言いますと中部となるわけです。西部地域と言いますと、JRが走っているエリア。市の真ん中あたりを中部地域として逢阪地区があって、東部地域として田原地域があります。
冊子の13ページの「おでかけサポートタクシー」で西部地域と逢阪と記載しておりますが、逢阪地域までを含めておでかけサポートタクシーの実証運行をおこなっておりますため、区域がわかりやすいだろうということで14ページには田原地区という表現を用いております。
ただ、まちを大きく2分した際は、どちらかというと西部、東部という使い方をいたします。場面によって統一されてない部分はあるかと思いますが、大きな考え方として、そのような使い分けがあるということはご理解いただければ幸いです。いつもありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。どのようなことでもかまいません。マイクをお持ちします。
市民:
市長が今おっしゃっていたので、時間つなぎで発言させていただきます。今日もこの公民館に7時ぐらいから来ておりますが、西へ渡るときには自宅から線路の踏切、2往復4台。1台目が北側から南へ、ずっと待っていましたら、途中四条畷駅から北へと。行ったかと思うとまた北から合計4台。
常々思うのですが、いわゆる塚脇と米崎を分けているあの踏切のカンカン鳴るのが、飛行機公園の西側の踏切よりもこちら側の方が早いのです。北から南へ行くときにあの踏切、私が待っていた踏切はずっと鳴り始めてじっと飛行機公園の西側を見ていると、2分ぐらいたってからフラッシュしているんです。
で、今度は何かのときに見ていたのですが、四条畷駅発北へ行くのが同時に鳴るのです。多分、中野の旧のいわゆる総合センターから駐在所を経てのところの踏切と北から南へ来るのは一緒ぐらいの間隔で鳴ってます。
だから、これは四條畷市長様に申し上げるべきことではないのは重々分かっているのですが、あと四、五分あったので時間つなぎと考えていただきたいのですが、何かこれ、いい方法はないのかなと。
それで私、1年ほど前に枚方市の病院に勤めていたのですが、そこの業者さんが知ってました。あなたはどこに住んでるのかと四條畷。どの辺りと言うからこうこうで田中医院の。あ、あの開かずの踏切の近くかっておっしゃいました。これ、大阪市内の医療機器関係の業者さん、市内に住んでる方です。それが知ってるのです。あの開かずの踏切のところですかっておっしゃったので。
昔、門真市駅の向こう側辺りに京阪の開かずの駅というのもありました。もう十何分あれするようなこともあったのですが、今日私4本、右左右左見とって。これ、四條畷市のほうからJRのほうに何か言っていただけないかなと。ちょっと考えてほしいと。
踏切の重要性は分かるのですが、あまりにも早く鳴り過ぎて、通過するまで時間がこれだけ待たないといけないのかと。で、踏切の鳴る時間帯があまりにも何か不公平というか、塚米市民にとっては不公平になっているような気がいたします。
本当に申し訳ないです。四條畷市の市政に対してのあれでは全くございませんけれども、お願いします。
市長:
ありがとうございます。様々な歴史的経緯の中で現在の状況に至っているかと思いますが、今おっしゃられたのは踏切が閉まるのが早く、長時間閉じているということなのかと思います。
確かにいろいろな踏切がありまして、あまり聞いたことないかと思いますが、最近であればスマート踏切と呼ばれる踏切があり、電車が通過する直前に遮断機が下り、遮断している時間を短くするという踏切があるにはあるのですが、問題は、おっしゃるとおり危険なのです。
なので、推察にはなりますが、スマート踏切があるということは、JRさんのほうで踏切の形状や状況により、遮断機の下り始める時間に差をつけているということです。ということは、見通しのよさなどを踏まえて、遮断機が下り始めるタイミングを調整されているのかと思います。
塚米の踏切が「開かずの踏切」で、なかなか通過できないということは、ここで生まれ育った人間なら私も含めて皆さんがご存知なことではありますが、JRさんにお話を伺うと、事故のリスクなども踏まえた上で遮断の時間を調整しているということはおっしゃっていたのは事実です。
なので、根本的な解決策は高架化なのです。忍ヶ丘駅と住道駅はすでに高架上に駅がありますが、野崎駅と四条畷駅は地面に接しています。
163号線の整備当時の選択で、道路が線路の上をまたぐ形になりましたが、次に線路を高架化しようとすると、道路の上のさらに高い位置に線路を走らせることになります。技術的には可能ではあるのですが、莫大な費用が必要となってきます。JRさんも民間企業さんですから、住環境などが変化して人が増え、電車利用の増加が見込める、コストに見合う乗車数の変化があるのであれば高架化も検討していただけるかと思います。
この3年、四条畷駅と野崎駅が高架化した場合に、どの程度の経済効果があるのかという検証を大東市と協力しあい続けております。その検証もそろそろ結論を出すべき時期ではありますが、まだ最終的な結果は出ていません。現状のままであれば投資額に見合う高架化の整備は難しいという結論が出て、動き出すとしてもかなり先の未来の話になってしまう可能性も高いというような状況ではあります。
なので、今後でき得ることは、踏切を渡り切るのに不安がある方などがおられる場合に、地域としてどう考えていくか。早めに警報音を鳴らすのかどうかということも非常に繊細な問題なのですが、おそらくJRさんへは市の総意としてお願いすれば相談には乗ってくださると思います。総意ではなくとも踏切の利用に危険を感じる方がおられるとなれば、市も一緒に考えていく必要はあるかと思いますが、踏切の両サイドの住宅については、その住宅の敷地をどうこうするということは現実的ではありません。住宅がない状態であれば、線路を通行する道路の幅を広げてといったような考え方もできるかと思いますが、やはりそこで生活されている方がおられますので非常に難しいことかと思います。
なので、この問題は本当に難しい問題ですので、さっきおっしゃってたように校区など改めて考え直していく際には、地域の皆さん、市、JRさんとみんなで一緒に知恵を絞って考えていければと思っています。ありがとうございます。
そのほかいかがでしょうか。よろしいでしょうか。
市長:
この対話会自体、130回目になるのですが、いままでにたくさんのご意見をいただいておりますが、そういったご意見やご要望などの回答や進捗などをこの資料冊子にまとめております。コロナ禍前にもお配りしておりましたが、さまざま改善されてきておるかとは思います。今後、私が市長の職を続けさせていただけるのであれば、対話会は継続していきたいと考えておりますので、ぜひアンケートにご意見等のご記入をいただきまして、次回の改善につなげていけたらと思っておりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
改めまして、お忙しい中、足元が悪い中、ご参加いただきまして誠にありがとうございました。これで終了とさせていただきます。